日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

東北縦断花見の旅 2021完結編 - 前言撤回

2021-04-25 19:05:16 | 東北
舌の根も乾かぬうちに前言撤回です。帰りを一晩延ばします。
一晩延ばすということは、朝帰りするということを意味します。会津編ではその日のうちに帰れるところをあえて延泊しましたが、今回は有り体にいうと帰れなくなったのが原因です。一旦帰京する場合、まず新青森と盛岡のいずれにするかという問題がありました。今朝の時点ではまだ決めかねていたものの、新青森から帰るということで一旦結論を下しました。すぐ戻る予定の場合はともかくとして、今回はいつ戻れるかが流動的です。そうなると、新青森の屋内駐車場の効用が大きいという判断です。もう一度弘前市街に寄った後、国道7号線を下って、八時前に出る終列車で帰ろうという算段でした。しかし、名残を惜しんでいるうちに時間が押し始め、今日中に帰京するのが次第に厳しくなってきました。そうなるに至って考えたのは、青森に泊まって朝帰りする強行軍です。弘前から青森まで、一般道なら一時間は下りません。六時過ぎの始発列車に乗る前提なら、遅くとも五時には出ておく必要があります。それはさすがに厳しいため、青森に泊まった方が無難だろうという判断です。しかしよくよく考えると、青森に泊まったところで新青森までの移動はどのみち要ります。実質的に小一時間しか違わないなら、もう一晩夜桜を見ていけばよかろうと閃きました。「はすや」が臨時営業しているのを確かめたことにより、腹は決まった次第です。
そのようなわけで、もう一晩滞在できることになりました。有終の美を飾ったはずが、土壇場の一悶着で延長戦にもつれ込むという展開は、長旅においてしばしばあることです。おまけの一夜も楽しんでから帰ります。
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