青天の霹靂というべき大地震と大津波に日本列島が振り回された金曜日、この二月少々で被災地のほとんど全てを訪ねただけに、他人事ならぬ感情はあるものの、五年前の新潟など、訪ねた直後に地震が起きたというのは一度や二度ではありません。幸いにしてこちらはさしたる被害もなく、どさくさに紛れて職場も早く退け、パニック状態となった都心の道を自転車で悠然と駆け抜けて、グリーン車を一人で借り切った一月以来の優越感に浸りながらの帰宅となりました。明日からは何事もなかったかのように旅へ出たいと思います。
余震に怯える都会を離れて遠くへ行きたいということもあり、明日は予告とは何の関係もなく信州へ向かうつもりです。往路は久方ぶりの中央道を走り、甲府から八ヶ岳と南アルプスを望みつつ松本まで走って一泊、翌日は野沢、飯山で名残の雪景色を眺め、そこから峠を越えて日本海側へ抜け、最後は赤倉あたりで一風呂浴びて帰れば、今日のことなど思い出す間もないでしょう。この地震で人々が出控えてくれれば、帰りの関越も格段に走りやすくなると予想されます。
唯一の問題は道路状況が全く読めないことで、どこへ行くにも高速道路が軒並み通行止となってしまい、いつになったら復旧するのか見当もつきません。大型連休の渋滞でさえ、一晩明ければどうにかなるのが常とはいえ、今回はただごとではないだけに何ともいえません。せめて一般道だけでもまともに使える状況になってくれればよいのですが。中央道が使えなければ、吉野梅郷に寄ってから青梅街道で峠を越えるという選択も考える必要がありそうです。
それにしても、このところ予告とは何の関係もなく、前日の晩、下手をすれば当日の朝になって目的地を変えることが多くなりました。これも気楽な一人旅ならではのことです。「あずさ2号」のヒロインのごとく、春まだ浅い信濃路へ旅立ちます。もちろん道路が復旧してくれればの話ですが…
余震に怯える都会を離れて遠くへ行きたいということもあり、明日は予告とは何の関係もなく信州へ向かうつもりです。往路は久方ぶりの中央道を走り、甲府から八ヶ岳と南アルプスを望みつつ松本まで走って一泊、翌日は野沢、飯山で名残の雪景色を眺め、そこから峠を越えて日本海側へ抜け、最後は赤倉あたりで一風呂浴びて帰れば、今日のことなど思い出す間もないでしょう。この地震で人々が出控えてくれれば、帰りの関越も格段に走りやすくなると予想されます。
唯一の問題は道路状況が全く読めないことで、どこへ行くにも高速道路が軒並み通行止となってしまい、いつになったら復旧するのか見当もつきません。大型連休の渋滞でさえ、一晩明ければどうにかなるのが常とはいえ、今回はただごとではないだけに何ともいえません。せめて一般道だけでもまともに使える状況になってくれればよいのですが。中央道が使えなければ、吉野梅郷に寄ってから青梅街道で峠を越えるという選択も考える必要がありそうです。
それにしても、このところ予告とは何の関係もなく、前日の晩、下手をすれば当日の朝になって目的地を変えることが多くなりました。これも気楽な一人旅ならではのことです。「あずさ2号」のヒロインのごとく、春まだ浅い信濃路へ旅立ちます。もちろん道路が復旧してくれればの話ですが…
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