日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

花見の旅in四国 2020 - 113系

2020-03-22 19:23:57 | 中国
元々は長崎へ行くつもりでした。土壇場で高知に振り替えることにはなったものの、岡山以西へ行く旅程は維持されました。これは「サンライズ」で帰るのが前提ということでもあります。しかし、今回についていえば新幹線で帰るのも一案ではありました。高知に終日滞在するならともかく、そうでない場合は時間を持て余すからです。
岡山に着いたのが六時前、最終の新幹線は八時半です。つまり、一杯やってから銭湯で一風呂浴びても、最終列車には間に合います。昨日も今日も疲れがとれないことについては既報の通りです。それだけに、我が家で一晩休むという選択も、今回に関する限りはあながち捨てがたかったのです。しかし、結論としては拡大策をとることにしました。福山まで往復してから「サンライズ」で帰ります。
乗継割引のからくりにより、帰りの特急料金はただ当然で済みます。実質的に往復の運賃だけで国鉄型の普通列車と500系に両方乗れ、その上「自由軒」にも寄れるという寸法です。さらにそれだけ楽しめるなら、「迷ったら買え」の原則に従うまでと思い至ったのでした。

比較的近年まで長距離の普通列車が残っていた山陽本線も、時代の波には抗えず分断されてしまいました。広島地区は全て新車に置き換えられ、国鉄型は岡山と下関に残るのみです。世知辛い経費節減策により黄一色に塗り替えられ、遠目にはどちらも同じに見えるものの、下関では風前の灯となった115系の1000番台と2000番台がこちらには残ります。しかし、岡山から乗った列車はそのどちらでもなく、意表を突く113系による運用でした。二段上昇式の窓をそのまま保った編成です。

★岡山1922/1761M/2020福山
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