日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

居酒屋聖地巡礼 2013

2013-10-19 14:49:39 | 東海
ほどよい時間になったところで散策は終了。この後は犬山経由で名古屋へ向かいます。上小田井から鶴舞線に乗り継げば、大甚のある伏見まで直行できるという寸法です。

それにしても、岐阜とはつまらない街だと改めて思います。そして、今回多少なりとも時間をかけて歩いたことにより、何がつまらないかがようやく分かりかけてきました。一言でいうなら個性がないということであり、これは三重県の津市についても同じことがいえます。
たとえば近畿の県庁所在地についていえば、京阪神の三大都市はもちろんのこと、東海道の宿場と琵琶湖のある大津、古都である奈良、城と中華そばがある和歌山など、それぞれに明確な個性があるものです。これに対して関東では、さいたま、千葉、前橋など無個性な県庁所在地がいくつかあります。岐阜と津は紛れもなく後者の部類に属するということが、今回訪ねたことによって明確になりました。これではつまらないもの当然だと納得している次第です。
もっとも、往年の名曲にも歌われた柳ヶ瀬の商店街が、やはり津と同様いい具合に古びており、これだけは一見の価値ありというのが実感です。酒屋に丸窓電車に中華そばなど、少ないながらネタがあることも分かりました。どんな街にも一つや二つ見所があると分かったのが、二時間半にわたる岐阜滞在の収穫といえそうです。

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