日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

2010年離島の旅(4)

2010-06-05 13:33:25 | 甲信越
新潟港に着きました。船は出てしまいましたがorz
イタリアンの後は特にどこへ寄ったというわけでもないのに、給油などを済ませて悠長にしているうちに時間は刻々と過ぎて、気がつけはいつものように時間との闘いになっていました。港に着いたのが出航5分前ではさすがにどうしようもなく、自分の乗るはずだった船が出るのを指をくわえて港で見送るという屈辱を味わう結果となってしまいました。「ちょっと寄り道」という悪い癖が出た時点でこうなる危険は常に付きまとうわけですが、これほど見事に失敗するのも久しぶりです。交通機関に乗り遅れて一日を棒に振ったということになると、飛行機を寝飛ばした三年前の北海道以来記憶にありません。ま、同じことを帰りの便でやらかしてしまったら洒落にならないわけで、行きのフェリーだったのが不幸中の幸いと考えるしかないでしょう。
過ぎたことはどうしようもないわけで、問題はこれからどうするかということです。次の便で出ても佐渡に着く頃には暗くなってしまうので、今日の便で渡る意味は事実上なくなってしまいました。よって新潟に一泊して翌朝の始発のフェリーに乗るのが次善の策になります。しかし、それでは佐渡の滞在時間がわずか10時間程度となってしまい、わざわざ高い航送料を払って渡航したのにもったいないことになってしまいます。それならいっそのこと来週に出直すという選択も考えられるものの、梅雨の時期だけに天候がどうなるかは未知数です。そもそも予定の便に乗れたところで、佐渡へ着いた時点で三時を過ぎており、活動に使えるのは日没までの実質三、四時間ですから、その点では今日出ようと明日出ようとそれほどの違いはありません。そう考えると明日決行のプランに傾いてしまい、何とも悩ましい状況です。一つだけいえることは、このまま港にいても何も始まらないということで、ともかく頭を切り換えて次へ進むしかありません。ただ、そうはいっても、このショックから立ち直るにはしばらく時間が要りそうですorz

コメント    この記事についてブログを書く
« 2010年離島の旅(3) | トップ | 2010年離島の旅(5) »

コメントを投稿