日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

海を渡って沖縄へ 2018 - hinode

2018-10-30 23:46:34 | 居酒屋
那覇の呑み屋がはしごに向かない理由として、泡盛が一合売り、つまり水で割れば実質二合に相当し、酒の消費に時間が要るという事実を挙げたことがあります。しかしよくよく考えると、本質的な理由は違うところにありそうな気がしてきました。一旦店に入った以上、酒一合で出ることは滅多になく、少なくとも二合はいただくのが常だからです。
ならば真の理由は何かと考えてみるに、一品の量がいずれも多いという事実を挙げることができます。一人でいただけないことはないものの、二、三人で分けても十分な量があるため、わずかな品数で腹が満ち、さらに呑み直そうという気になりにくいのです。今夜もそうして腹が満たされ、あとはソーメンでもいただけば一丁上がりという状況になりました。しかし、今夜で最後ということになると、もう一軒という心情が勝ります。喉元まで出かけた注文を飲み込み、余力で次へ行くことにしました。大トリを飾るのはhinodeです。

中一日で舞い戻るのも芸のない話ではあります。しかるに馬鹿の一つ覚えに走ったのは、有終の美を追い求めたからに他なりません。那覇で呑み歩くとき、最も愛用してきたのが一銀通りの周辺です。宿から一本道を行き来するのが常だったこともあり、最後もそうして終わりたいと考えたのでした。
そろそろ看板という時間帯ながら、カウンターには二組、合わせて五名の先客が。仮にもう一組残っていれば空きがなく、さりとて彼等が帰ってしまえば早仕舞いもあり得たでしょう。昨夜も今夜も、先客に振り回されはしたものの、最後はむしろ救われました。よい形で終われたことに感謝します。

hinode
那覇市牧志1-6-13 グリーンヒルハイツ1F
098-863-2332
1800PM-2400PM(LO)
年末年始休業

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