日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

決断

2020-10-13 21:30:55 | 旅日記
能登から帰京して以来、北海道の天候を注視してきましたが、決断を下す時が訪れました。明日から活動を再開します。
注目すべき点は二つありました。好天かになるかどうかと、気温がどれだけ下がるかです。どこへ行くにも、好天であってくれるに越したことはないものの、北海道ではその傾向がなおさら強いものとなります。去年の再現までは望まないとしても、関東のように来る日も来る日も曇か雨なら仕方ないという考えがありました。しかし幸い、そのような事態は今のところなさそうです。去年より一週遅れたにもかかわらず、気温についても去年並みかそれ以上と見込まれ、道北、道東の寒冷地さえ、最高気温はおおむね15度以上と予想されます。少なくとも日中なら峠も越えられそうな見通しが立ったことを、行けという思し召しと受け取った次第です。
明日の昼過ぎに出発し、帰着は来週末の予定です。二転三転したものの、結果としては願ったり叶ったりともいえます。この日程となったことで、東北を縦断して帰るというさらなる拡大策を採れるからです。北海道を出た後、青森に車を置いて一旦帰り、直後に控える飛び石の四連休に再開すれば、頓挫した花見の旅の埋め合わせもできます。筋書き通りに運んでくれれば、北信越から北海道、東北を股にかける壮大な旅が実現するという寸法です。
東北と北海道、北海道と北信越の掛け持ちは既に経験してきたものの、全てを股にかけるのは初めてです。旅する範囲の広大さという点では、自身にとって空前の規模となります。そうなると俄然高揚してくるのが人情というものでしょう。とはいえ、天候か社会情勢のいずれか一方でも急変すれば、壮大な旅も取らぬ狸の皮算用になりかねません。無事乗り切れることを切に願います。
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