腹具合に余裕がある午前中の利点を活かして、鍋焼うどんのはしごを決行することにしました。二軒目はもちろん、双璧の一角である「アサヒ」を再訪します。小さなテーブルと小上がりからなる店内は同じながら、こちらの造りは若干簡素で、あくまでうどんをいただく場所といった雰囲気です。うどんはお盆なしで供され、「ことり」のなるとがここではちくわに変わって、揚げと青ネギの刻み方もこちらの方が若干大ぶりです。そして、最も明確に違うのが味付けです。西日本ならではの上品な薄い出汁を使った「ことり」のうどんに対して、こちらの出汁は淡口ながらもかなり甘めに味付けされ、飲み干すと水がほしくなってきます。裏路地に建つ古びた日本家屋の店舗と、鍋焼うどん、いなりずし、瓶ジュースのみという簡素な品書きは「ことり」と全く同様で、それならどちらか一方で十分だろうと、自分自身若干の躊躇はありました。しかし、この違いは間を置かずに訪ねてこそ分かるものだったのですから、はしごをした甲斐はあったというものでしょう。
★アサヒ
松山市湊町3-10-11
089-921-6470
1000AM-1800PM(売切御免)水曜定休
鍋焼うどん500円
★アサヒ
松山市湊町3-10-11
089-921-6470
1000AM-1800PM(売切御免)水曜定休
鍋焼うどん500円
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