「籠太」が古くから推してきた県外の酒に群馬泉の「初しぼり」と「淡緑」があります。しかし、定番の山廃本醸造、山廃純米、超特撰純米に比べて、酒屋で見かけたことがほぼありません。「初しぼり」については植木屋商店で手に入りますが、「淡緑」については去年の暮れに宇都宮で手に入れたのが初でした。
恥ずかしながら、自分の味覚嗅覚では的確に表現することができません。マスカット、あるいはメロンなどと評する向きはあるものの、同じ言葉で形容される流行の酒とは一味違う味わいです。「初しぼり」の澱を除いたようなものと思えなくもありませんが、一年近くも前の記憶に照らしても確たることはいえません。語弊を恐れず大胆にたとえるならば、「王祿」のようとでもいえばよいでしょうか。味わい云々というよりも、丁寧に造られているのが窺われ、ありがちな流行の酒とも一線を画するところが相通ずるのです。意外と燗に向くところも同様で、冷酒ではさほど感じられない山廃の持ち味が引き出されます。
★群馬泉 純米吟醸「淡緑」
島岡酒造(群馬県太田市)
原料米 群馬若水
精米歩合 50%
日本酒度 +3
酸度 1.6
栃木県宇都宮市 淀川酒店にて購入
恥ずかしながら、自分の味覚嗅覚では的確に表現することができません。マスカット、あるいはメロンなどと評する向きはあるものの、同じ言葉で形容される流行の酒とは一味違う味わいです。「初しぼり」の澱を除いたようなものと思えなくもありませんが、一年近くも前の記憶に照らしても確たることはいえません。語弊を恐れず大胆にたとえるならば、「王祿」のようとでもいえばよいでしょうか。味わい云々というよりも、丁寧に造られているのが窺われ、ありがちな流行の酒とも一線を画するところが相通ずるのです。意外と燗に向くところも同様で、冷酒ではさほど感じられない山廃の持ち味が引き出されます。
★群馬泉 純米吟醸「淡緑」
島岡酒造(群馬県太田市)
原料米 群馬若水
精米歩合 50%
日本酒度 +3
酸度 1.6
栃木県宇都宮市 淀川酒店にて購入
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