福山で降りたのはここで一献傾けたかったからに他なりません。駅前の「自由軒」を再訪します。
より正確にいえば、一杯やりたかったというよりカレーをいただきたかったということになるでしょうか。暑からず寒からずほどよい気候で、本来ならば昼から酒など食らっている場合ではありません。しかし、腹ごしらえをどこでするかと考えたとき、尾道のラーメンにも先んじて浮かんだのがここのカレーだった次第です。
以前訪ねたときは、昼時が迫るにつれて店内が慌ただしくなったという経験をしています。それだけに、正午が迫ろうとする時間帯にはどうなるのかという不確定要素がありました。しかし、暖簾の向こうの店内にはいくつか空席があるのが見えました。前回着席したとのほぼ同じ、玄関から見て右側の長いカウンターに首尾良く着席という経過です。
店内は常時八割から九割方が埋まってはいるものの、回転が早いこともあって二、三の空席はあり、誰かが立つとその後に次のお客が入ってきます。皆昼食だけかというとそうでもなく、過半数のお客が最初に一杯注文している一方で、長時間居座る客もこの時間には見られません。おでんと肴で一、二杯やってから定食かご飯もので締めくくるのが、この時間帯の作法ということなのでしょう。郷に入りては郷に従えの諺通り、こちらもその作法に倣うとしましょう。
おでん、刺身と小鉢で酒を二合空け、満を持して注文したカレーは、記憶に違わぬ逸品です。果物の風味を生かした甘くて辛い独特の味わいは、しいていうなら「籠太」に近いものの、ウスターソースを煮詰めたような風味に他店にはない唯一無二の個性があります。一年半待ちわびたカレーの味は健在でした。
★自由軒
福山市元町6-3
084-925-0749
1100AM-2200PM
火曜定休
酒二合
小いわし刺身
ロールキャベツ
里芋
カツカレー
より正確にいえば、一杯やりたかったというよりカレーをいただきたかったということになるでしょうか。暑からず寒からずほどよい気候で、本来ならば昼から酒など食らっている場合ではありません。しかし、腹ごしらえをどこでするかと考えたとき、尾道のラーメンにも先んじて浮かんだのがここのカレーだった次第です。
以前訪ねたときは、昼時が迫るにつれて店内が慌ただしくなったという経験をしています。それだけに、正午が迫ろうとする時間帯にはどうなるのかという不確定要素がありました。しかし、暖簾の向こうの店内にはいくつか空席があるのが見えました。前回着席したとのほぼ同じ、玄関から見て右側の長いカウンターに首尾良く着席という経過です。
店内は常時八割から九割方が埋まってはいるものの、回転が早いこともあって二、三の空席はあり、誰かが立つとその後に次のお客が入ってきます。皆昼食だけかというとそうでもなく、過半数のお客が最初に一杯注文している一方で、長時間居座る客もこの時間には見られません。おでんと肴で一、二杯やってから定食かご飯もので締めくくるのが、この時間帯の作法ということなのでしょう。郷に入りては郷に従えの諺通り、こちらもその作法に倣うとしましょう。
おでん、刺身と小鉢で酒を二合空け、満を持して注文したカレーは、記憶に違わぬ逸品です。果物の風味を生かした甘くて辛い独特の味わいは、しいていうなら「籠太」に近いものの、ウスターソースを煮詰めたような風味に他店にはない唯一無二の個性があります。一年半待ちわびたカレーの味は健在でした。
★自由軒
福山市元町6-3
084-925-0749
1100AM-2200PM
火曜定休
酒二合
小いわし刺身
ロールキャベツ
里芋
カツカレー
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