日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

春まだ浅い信濃路へ 2015 - 一喜一憂

2015-02-21 15:12:51 | 甲信越
本日の活動は一喜一憂の繰り返しです。糸魚川のデッドセクションを通過し、室内灯が消えるのを見てほくそ笑んでいたところ、糸魚川駅の手前に留置車両が現れました。あの忌まわしい521系を両運転台にして、パンタグラフを取り去ったような車両こそ、この路線を引き継ぐ「えちごトキめき鉄道」に投入される気動車です。
平仮名混じりの軽薄な名称に始まり、その名称を臆面もなく大書きした除雪車、信越本線区間に投入される安普請のロングシート車など、開業前から先が思いやられるこの鉄道ですが、北陸本線を引き継ぐ区間についても例外ではありません。現状三両で運転されている普通列車でさえそれなりの乗客があるにもかかわらず、嘘か真かそれを単行の気動車で置き換えようとしているらしいのです。三両編成の急行型を二両編成の521系で置き換えた金沢地区の現状に鑑みたとき、三両を一両にしてどうなるのかと、考えただけでも辟易させられます。信越本線の新潟県側と同様、この区間も新幹線開業後は寄り付くことさえなくなるかもしれません。

コメント    この記事についてブログを書く
« 春まだ浅い信濃路へ 2015 - ... | トップ | 春まだ浅い信濃路へ 2015 - ... »

コメントを投稿