結局北長岡には戻らず東光寺の前後で撮影し、六時前の下り列車で切り上げました。昨日と同じ堤の上で夕景を眺めているところです。
方針を改めたのは、上り列車の撮影を欲張ったからです。下り列車に関していえば北長岡の方が好条件だった一方で、上り列車に適した場所を見つけることができませんでした。その点東光寺なら、帯織の方に行けば上り列車を、三条の方に行けば下り列車をそれぞれ撮影でき、掛け持ちも十分可能です。残り少ない機会だけに、上りも下りも撮れる方を選びたいという心理が働きました。
結果としてこの選択は正解だったのかもしれません。昨日と逆で低空に雲が出ており、最後の下り列車の通過前には西日が陰ってしまいました。しかしその前の上下各1本は、稲穂が西日を受けて輝く狙い通りの条件で撮影できました。特に下りの普通列車は最高でした。列車が近からず遠からず絶妙な距離を行き、その手前の稲穂が西日を受けて風に揺れるという絵柄で、稲穂の色合いもさることながら、穂並みがきれいに揃っていたのです。来週再訪しても、この稲穂はさらに重くなって自ら倒れてしまうか、既に刈り取られているかのどちらかではないでしょうか。そうなれば同じ画は二度と撮れないわけです。これはもう勝ちといってよいでしょう。
来週もよほどの悪天候でない限り再訪しますが、これこそ最高だといえるものを少ないながらも押さえたことにより、たとえこのまま終わっても悔いはないといえる境地に達しました。心地のいい余韻に浸りながら帰れそうです。
方針を改めたのは、上り列車の撮影を欲張ったからです。下り列車に関していえば北長岡の方が好条件だった一方で、上り列車に適した場所を見つけることができませんでした。その点東光寺なら、帯織の方に行けば上り列車を、三条の方に行けば下り列車をそれぞれ撮影でき、掛け持ちも十分可能です。残り少ない機会だけに、上りも下りも撮れる方を選びたいという心理が働きました。
結果としてこの選択は正解だったのかもしれません。昨日と逆で低空に雲が出ており、最後の下り列車の通過前には西日が陰ってしまいました。しかしその前の上下各1本は、稲穂が西日を受けて輝く狙い通りの条件で撮影できました。特に下りの普通列車は最高でした。列車が近からず遠からず絶妙な距離を行き、その手前の稲穂が西日を受けて風に揺れるという絵柄で、稲穂の色合いもさることながら、穂並みがきれいに揃っていたのです。来週再訪しても、この稲穂はさらに重くなって自ら倒れてしまうか、既に刈り取られているかのどちらかではないでしょうか。そうなれば同じ画は二度と撮れないわけです。これはもう勝ちといってよいでしょう。
来週もよほどの悪天候でない限り再訪しますが、これこそ最高だといえるものを少ないながらも押さえたことにより、たとえこのまま終わっても悔いはないといえる境地に達しました。心地のいい余韻に浸りながら帰れそうです。
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