続いては関漆器店を訪ねます。過去何度となく登場したおなじみの立ち寄り場所ですが、買った物の大半は贈答品であり、手元に残っているのは箸、レンゲ、茶筒などごくわずかに過ぎません。しかし、今回は久々に自宅使いの品を求めて立ち寄りました。実は、先ほど末廣の売店に並んでいた漆塗りの片口が目に留まったのです。酒器については酒の色が分かる白磁を好む主義だけに、漆器を使うという発想は今まで一切なかったものの、猪口はともかく徳利、片口までが白磁である必要はよくよく考えるとありません。身の回りにもう一つ漆器を付け加えるとすれば、酒器はまさしくお誂え向きであり、選ぶなら酒蔵の売店よりも専門店の方がよかろうと思い立った次第です。
店頭に陳列されていた片口が、悪くはないものの決め手には欠けたため、蔵で見た片口の特徴を店主に伝えると、まさに思い描いた通りの品が出てきました。しかし漆器の目利きは難しく、自分がこれはと思ったものでも、実は取るに足らない安物ということが往々にして起こります。今回選んだ品も、値段にして店頭にあった品の三分の一以下というささやかさです。とはいえ普段使いにはこれでも必要にして十分ではあります。白磁の徳利と漆塗りの片口を気分に応じて使い分ければ、晩酌の楽しみが広がってくれるかもしれません。
★関漆器店
会津若松市中央1-4-12
0242-25-0151
900AM-1800PM
不定休
店頭に陳列されていた片口が、悪くはないものの決め手には欠けたため、蔵で見た片口の特徴を店主に伝えると、まさに思い描いた通りの品が出てきました。しかし漆器の目利きは難しく、自分がこれはと思ったものでも、実は取るに足らない安物ということが往々にして起こります。今回選んだ品も、値段にして店頭にあった品の三分の一以下というささやかさです。とはいえ普段使いにはこれでも必要にして十分ではあります。白磁の徳利と漆塗りの片口を気分に応じて使い分ければ、晩酌の楽しみが広がってくれるかもしれません。
★関漆器店
会津若松市中央1-4-12
0242-25-0151
900AM-1800PM
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