日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

北海道花見の旅 2018 - デストロイヤー

2018-05-03 15:42:18 | B級グルメ
運よく晴れてきたとはいえ、いつまで続くか分かりません。飲み食いなど後回しにして、花見ができる場所へ急行すべき状況です。しかし、渡りに船というか何というか、駐車場の至近にスープカリーの看板を掲げた店があったため、こちらでお昼を済ませていきます。訪ねるのは「デストロイヤー」です。
今や千円以上も珍しくないスープカリーですが、こちらは10種あるカレーが全品950円均一で、二時半までに来られればランチタイムで800円になったようです。まずカレー、次に辛さとご飯の量を選ぶという仕組みは、これまで訪ねてきた多くの専門店と共通しています。
初見の店ということもあり、「左上の法則」に従いチキンカレーを選ぶことについて迷いはありませんでした。一方戸惑ったのが辛さです。0番、5番、10番、20番、50番がそれぞれ目安になっており、0が子供向け、5が市販の中辛、10が市販の辛口と同等で、20が激辛とあります。49までが基本料金で、それ以上は50毎に区切られ、一段階上がる毎に50円増になるという仕組みです。つまり上限はないということですが、100番以上については無謀な挑戦を諫める旨の注意書きがあります。結局何番が最善なのか確信が持てないまま、無難な線を狙って10番を選ぶという結果です。
グラタン皿のような楕円形の皿にスープを満たし、骨付きのチキンにゆで卵、ジャガイモ、ピーマン、ブロッコリーに人参を組み合わせた出で立ちは、まさにスープカリーの基本形です。具沢山だったSHO-RINのカリーに比べれば簡素な内容ながらも、一つ一つが大きく切られているところに特徴があります。辛さについては、これより下げる誘因は働かない反面、20番まで上げてみるのもよさそうに思われました。とはいえ10番でも物足りなさは感じません。基本に忠実な正統派のスープカリーという印象です。
一方、店構えはやや怪しげです。お世辞にもきれいではないカウンターだけの店舗は、一見するとラーメン屋の居抜きのようでもあります。スープを大盛りにするとラーメンの丼で出てくることからしても、実際にラーメン屋だった可能性は高そうです。この丼一杯いただけて100円増とはお得感があります。次の機会があったとすれば、辛さは20番、スープは大盛りで注文するのも一案でしょう。

デストロイヤー
札幌市中央区南14条西14丁目1-23
011-512-2209
1100AM-1600PM/1700PM-2030PM
月曜定休

コメント    この記事についてブログを書く
« 北海道花見の旅 2018 - 市電 | トップ | 北海道花見の旅 2018 - モエ... »

コメントを投稿