甲府からは20号線を下りつつ、一本桜の古木を訪ねます。最初にやってきたのは王仁塚の桜です。
韮崎市街に入ったところで釜無川を渡り、段丘の斜面を登って山が迫ったところに現れるのが、樹齢三百年と伝わるエドヒガンの大木です。その名の通り棚田の一角にある小高い塚の上に立ち、矍鑠とした出で立ちは、このblogではおなじみの五斗蒔田桜を彷彿とさせます。そのように感じられるのは、枝ぶりもさることながら、塚の下から見上げた空に抜ける立ち姿が、尾根の下から見上げる五斗蒔田桜にどことなく通ずるからでしょう。
とりわけ秀逸なのは、段丘の上の方から釜無川へ向かって眺めたときです。広々した川の流れの向こうに八ヶ岳が重なれば、まさに絶景だろうと想像できます。その八ヶ岳は惜しくも雲に覆われてはいるものの、空には適度な陰影があり、花見をするにはあながち悪くありません。散りかけているソメイヨシノを尻目に、満開の花を湛えているところも見事で、さすがと感服させられる名木です。
ちなみに現在の気温は13.5度、予報通りに雨は止み、時折薄日も差してきます。数字以上に暑く感じるのが少し前とは大きく違い、車内に薄日が差し込むと、Tシャツ一枚の軽装でも軽く汗ばんできます。先月日本海の風雪に凍えていたのが、にわかには信じられないような気候の移り変わりです。
韮崎市街に入ったところで釜無川を渡り、段丘の斜面を登って山が迫ったところに現れるのが、樹齢三百年と伝わるエドヒガンの大木です。その名の通り棚田の一角にある小高い塚の上に立ち、矍鑠とした出で立ちは、このblogではおなじみの五斗蒔田桜を彷彿とさせます。そのように感じられるのは、枝ぶりもさることながら、塚の下から見上げた空に抜ける立ち姿が、尾根の下から見上げる五斗蒔田桜にどことなく通ずるからでしょう。
とりわけ秀逸なのは、段丘の上の方から釜無川へ向かって眺めたときです。広々した川の流れの向こうに八ヶ岳が重なれば、まさに絶景だろうと想像できます。その八ヶ岳は惜しくも雲に覆われてはいるものの、空には適度な陰影があり、花見をするにはあながち悪くありません。散りかけているソメイヨシノを尻目に、満開の花を湛えているところも見事で、さすがと感服させられる名木です。
ちなみに現在の気温は13.5度、予報通りに雨は止み、時折薄日も差してきます。数字以上に暑く感じるのが少し前とは大きく違い、車内に薄日が差し込むと、Tシャツ一枚の軽装でも軽く汗ばんできます。先月日本海の風雪に凍えていたのが、にわかには信じられないような気候の移り変わりです。
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