日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

海を渡って沖縄へ 2018 - 名護城

2018-10-30 12:49:20 | 沖縄
妙案が浮かばないままともかく車を走らせると、幸い空が晴れてきました。そのまま北上して名護市街に入ったところです。只今名護城を訪ねています。
「さくら名所100選」に沖縄から唯一選ばれたのがここです。ただし、こちらで咲くのは冬場の寒緋桜です。そもそも沖縄に花見の習慣はありません。全ての都道府県から最低一ヶ所選ぼうとしたとき、しいて挙がったのがここだったのでしょう。実際のところ、開花の時期に訪ねたものの、ソメイヨシノの華やかさに比べてしまえばどうということはなく、あまつさえ天候も全く振るわず散々でした。以来冬の沖縄は避け、秋に訪ねるようになって現在に至ります。ただし、あのとき訪ねた名護城が、晴れればどうなるのかを見てみたいという考えはありました。再訪するにはよい機会だろうと考えて乗り込んだ次第です。すると思いがけない光景に出会いました。桜が咲いているのです。
咲いているとはいっても、一本につき数えられる程度に過ぎず、他の蕾は固いままです。台風の影響とやらで、先日本土でも季節外れの桜が咲いたと小耳に挟みましたが、ここでも似たような現象が起きたのかもしれません。加えて特筆すべきは、蝉と思しき、しかし本土とは全く違う虫の声が方々から聞こえてくることです。蝉時雨がこだまし、ススキの穂もまだ開ききっていない中、わずかとはいえ桜が咲いて若葉も出ているという状況は、本土からきた余所者の感覚では理解しがたいものがあります。

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