日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

雨上がり

2021-03-29 20:46:07 | 旅日記
夜明けに立ち込めていた雲が、六時を過ぎた頃からたちまち晴れていき、雨上がりの空に変わりました。日光連山まで見渡せる真冬のような快晴を活かすべく、再び半日休みをもらい、昼過ぎまで近所を走るという顛末です。
まず思ったのは、昨夜の雨で大分散ったということです。その代わり銀杏の若葉が芽生えてきました。「不要不急」のことに矛先が向けられて、「集まり」は棚上げにされたことにより、先週末は凄まじい人出になりましたが、これは熱しやすく冷めやすい人々の気質が温存されたということでもあります。先週末の喧噪が嘘のように去った靖国神社の境内では、遅咲きの山桜とカスミザクラがまだ満開です。シャッターを切る回数こそ減ったものの、その分足を止めてしみじみ観賞する場面が増えました。自分にはこちらの方が合っています。
ソメイヨシノは既に見頃を過ぎました。今日ですら持ち時間を若干残して切り上げたことを考えると、さらに半日休むには及ばないかもしれません。ただし、明後日はまたしても白昼に会議が入ってしまったため、休むなら事実上明日が最後の機会です。朝から晴れるという条件が満たされれば、「迷ったら買え」の原則に従います。
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