日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

金沢移住顛末記 - 八ヶ岳

2021-08-07 07:28:19 | 甲信越
卑劣極まりない政策に同調する気はないものの、密集を極力避けるという理念には賛成です。三連休の初日を避け、一日早く出発できればこちらとしても好都合でした。しかし、職場事情がそれを許さず、一日休むことさえ叶いませんでした。一連の騒動を引き起こした根本的な原因は、大量の労働者が一斉に働き一斉に休む「古い生活様式」にあると自分は思います。しかるにそれは蔑ろにされ、不始末の責任は飲食店と個人に転嫁されているのが現状です。
そのことを象徴するのが高速道路の料金です。「感染拡大防止」なる名目により休日割引は不適用とされる一方、国境を跨ぐ祭典はいけしゃあしゃあと続いています。しかも、その関係車両を優先するため、首都高速の料金には千円も上乗せされるという始末。人出を減らす目的上、割引がないこと自体はやむなしとしても、それと全く関係ない割増の料金まで払わされる理由は全くありません。割増が適用される六時までには首都高に乗るつもりでした。中央道を下って行き、現在地は八ヶ岳です。
仕方がないと思えるのは、引越を兼ねているからです。車を買って14年、これほどの荷物を載せたことはありません。雪道を走るときと同じく、急ハンドル、急減速は禁物です。かような目的からすると、高速道路と一定以上の規格を持つ一般道を経由するしかありません。このまま安曇野まで走り、糸魚川を経て富山へ向かうのが本日の予定です。
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