あえて一日踏みとどまった甲斐はありました。モエレ沼公園で日が沈むのを見届けたところです。
一昨年の花見のとき、ここで印象的な光景に出会いました。平板な曇り空が暮れて行き、元々の目的だった花見自体は全く振るわなかったものの、思わぬ収穫となったのは、広い園内の一角にある造形物です。肉眼では平板な曇り空にしか見えなかったにもかかわらず、巨大な金属管を組み合わせた三角錐の造形物を撮ったところ、空に微妙な陰影ができており、その空の下で無機質な金属管がえもいわれぬ存在感を放っていたのです。あたかも空まで一つの芸術作品になっているかのようでした。曇ったとはいえ空に陰影がある条件なら、なおさら絵になるはずだと考え、車を走らせてきた次第です。
その狙いは的中してくれました。夕日が直接射すことはついになかったものの、西の空に陰影ができ、それを背にした三角錐が影絵になっていたのです。上陸後、八日にわたって様々な夕景を眺めてきましたが、絵になる眺めという点では今日が一番と言い切れます。
一昨年の花見のとき、ここで印象的な光景に出会いました。平板な曇り空が暮れて行き、元々の目的だった花見自体は全く振るわなかったものの、思わぬ収穫となったのは、広い園内の一角にある造形物です。肉眼では平板な曇り空にしか見えなかったにもかかわらず、巨大な金属管を組み合わせた三角錐の造形物を撮ったところ、空に微妙な陰影ができており、その空の下で無機質な金属管がえもいわれぬ存在感を放っていたのです。あたかも空まで一つの芸術作品になっているかのようでした。曇ったとはいえ空に陰影がある条件なら、なおさら絵になるはずだと考え、車を走らせてきた次第です。
その狙いは的中してくれました。夕日が直接射すことはついになかったものの、西の空に陰影ができ、それを背にした三角錐が影絵になっていたのです。上陸後、八日にわたって様々な夕景を眺めてきましたが、絵になる眺めという点では今日が一番と言い切れます。
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