日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

色づく秋の長崎へ - 市電ひろば

2018-09-14 11:12:24 | 近畿
一日乗車券を買い、駅からバスに揺られてきました。梅小路の市電ひろばを訪ねます。
梅小路といえば京都鉄道博物館ですが、あれは一度訪ねてもう十分と見切りました。しかしながら、すぐ近くに市電の車両が保存されていると最近知りました。以前訪ねた2001号車とは別物です。雨天という条件下で待ち時間をどう過ごすかと考えたとき、まず浮かんできたのがここだった次第です。
こちらにも電車があるのに気付かなかったのは、京都鉄道博物館から少し離れているからです。水族館の隣に、広島港の電停を彷彿させる高い屋根で覆われた空間が造られ、そこに電車が四両鎮座しています。そのうち二両は開放され、残る二両のうち一両は売店、もう一両は喫茶店という組み合わせです。
市電在りし頃の展示は何もなく、その点では横浜と仙台の市電保存館に及びません。しかし、四両まとめて、それも屋根付きの好条件でということになると、常設の展示としては国内屈指です。我が国初の電車が走った京都の街に、ふさわしい施設が造られたのを幸いに思います。

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