弘前をこれだけ訪ねてきたならば、公園もくまなく歩いただろうと思われるかもしれません。しかし、全くの空白地帯がいくつかあります。その一つが三の丸にある植物園です。
「菊と紅葉まつり」なる触れ込みではありますが、菊については主に植物園で展示されていると知りました。本丸とは別料金なのを敬遠し、今まで一度も訪ねたことはなかったものの、共通の入園券を買い求めれば、実質的な出費はたかだか200円です。一度訪ねてみるならよい機会と思い立ち、今回初めて訪ねたのでした。
一周してみて分かったのは、北と南で趣が全く変わるということです。北半分には梅、桜を始めとして薔薇、牡丹、蓮など四季折々の花が配置され、楓も所々に混じります。対する南は樹木が中心です。白神山地と、何故か知床の植生を再現したという鬱蒼とした木立に加え、洋風公園の樹木を集めたという一角がとりわけ絵になっています。鮮やかさでは楓と銀杏に及ばないものの、見上げるような大木が空に抜ける眺めは見事です。枝葉を観賞する楓、銀杏と違い、木立全体の佇まいを観賞するという点では、一昨年訪ねた札幌の真駒内公園に通ずるといってもよいでしょう。その木立が色とりどりに染め上げられるこの時期こそ、一年を通じて最もよい時期ではないでしょうか。入園料を払ってでも観る価値は十分あり、他の季節も一度は訪ねてみたいと思える内容でした。
「菊と紅葉まつり」なる触れ込みではありますが、菊については主に植物園で展示されていると知りました。本丸とは別料金なのを敬遠し、今まで一度も訪ねたことはなかったものの、共通の入園券を買い求めれば、実質的な出費はたかだか200円です。一度訪ねてみるならよい機会と思い立ち、今回初めて訪ねたのでした。
一周してみて分かったのは、北と南で趣が全く変わるということです。北半分には梅、桜を始めとして薔薇、牡丹、蓮など四季折々の花が配置され、楓も所々に混じります。対する南は樹木が中心です。白神山地と、何故か知床の植生を再現したという鬱蒼とした木立に加え、洋風公園の樹木を集めたという一角がとりわけ絵になっています。鮮やかさでは楓と銀杏に及ばないものの、見上げるような大木が空に抜ける眺めは見事です。枝葉を観賞する楓、銀杏と違い、木立全体の佇まいを観賞するという点では、一昨年訪ねた札幌の真駒内公園に通ずるといってもよいでしょう。その木立が色とりどりに染め上げられるこの時期こそ、一年を通じて最もよい時期ではないでしょうか。入園料を払ってでも観る価値は十分あり、他の季節も一度は訪ねてみたいと思える内容でした。
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