日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

豊穣の越後を行く - 二日目

2016-08-28 11:53:45 | 甲信越
おはようございます。ありがたいことに、本日は朝から清々しい青空が広がっています。上空には雲一つなく、遠くの方に刷毛で描いたような薄い雲が流れているという状況です。昼過ぎから曇るとの予報が一部で出てはいるものの、今のところそうなりそうな気配はありません。太平洋側が台風の来襲に戦々恐々とする中、まるで別世界の秋晴れとなりました。
この好天にも恵まれ、午前中は去年も訪ねた帯織の防雪林の付近で列車を撮りました。9時台の糸魚川快速から先ほど通った「しらゆき」までの間に、485系が下り1本、115系、貨物列車、「しらゆき」と新車が上下各1本という内容です。「しらゆき」の後に通った上下の普通列車も合わせると、普通列車5本のうち115系は1本のみだったことになります。事前に承知していたこととはいえ、いざ直面すると受け入れがたい現実ですorz

晴天下で改めて眺めると、稲穂が大分色づいてきたことが分かります。目の前にある田圃でも、稲が自身の重みで倒れかかってきており、近日中には稲刈りを迎えそうです。来週再訪しても同じものは撮れない可能性が高く、まさに間一髪で滑り込んだことになります。目当ての115系こそ上下各1本だけだったとはいえ、そのうちの1本が湘南色だったのも幸運でした。
この先しばらくの間、115系も貨物列車も一切来ないという空白の時間帯が続くため、その間に腹ごしらえと撮影地の下見を済ませます。これはという場所を見つけられればそこで夕方の列車を撮り、見つからなければ昨日訪ねた東光寺の田圃へ行くつもりです。来週末まで稲穂がどれだけ残っているかは未知数だけに、限られた撮影機会を大切にしたいものだと思います。

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