日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

明かり煌めく仙台へ 2019 - 会津盆地

2019-12-29 20:19:00 | 東北
弥彦山へ向かった時点で覚悟していた結果ではありますが、仙台へ行くのは時間的に厳しくなってしまいました。そうなると分かっていながら悠長に構えていたのは、厳しければ会津に泊まればよいと思っていたからでもあります。一般道を東へ走って会津若松に着きました。気温は1度、出発からの走行距離は520kmを超えたところです。
三条へ向かった段階で思い描いていたのは、新津を経て羽越本線、米坂線の沿線をたどり、赤湯、白石経由で仙台へ向かうというものでした。ところが、弥彦山へ行ったことで時間的に難しくなり、高速道路が並行している会津経由の方が現実的になってきました。しかし、そうなると会津を素通りし難くなるのが人情です。その結果、仙台まで延々高速道路を飛ばしていくより、無理なく走れる会津に泊まって、翌日向かえばよいという方向に傾いたのでした。
「だいろの湯」がある岩室から白根、五泉の順に最短経路で越後平野を東進し、馬下からは国道49号線という経路でした。思ったよりも交通量が多く、五泉まで一時間以上かかるという誤算はありながらも、津川からようやく流れがよくなって、三時間弱で若松にたどり着くという顛末です。会津坂下の手前で市街の明かりが広がり、西側から会津盆地に西から入るのは初めてだったということに気付きました。対面通行の磐越道を延々走っても面白くはなかったでしょう。これでよかったと納得している次第です。
そのようなわけで、元々は宇都宮と仙台に泊まるつもりでいたはずが、蓋を開ければ長岡と会津若松になりました。とはいえ、仙台では先月にも一杯やっているため、今回どうしても泊まりたかったというわけではありません。長らく無沙汰していただけに、ありがたみについてはむしろ会津の方が大きいともいえます。図らずも巡ってきた機会に感謝したいものです。
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