日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

東北縦断花見の旅 2018続編 - ヤマト

2018-04-28 14:27:42 | B級グルメ
岩手公園の状況からしても、高松の池へ行ったところで五十歩百歩でしょう。今回は素通りして盛岡を出ますが、その前に腹ごしらえを済ませていきます。
盛岡に泊まった翌日、「食道園」が開くのを待って飛び込むのが通例でした。しかし、今回は岩手公園をほぼ素通りしたこともあり、開店まで小一時間が残ってしまいました。ただでさえ時間が惜しまれる中、それだけの時間にわたって待つことは当然ながらできません。昼時に重なれば取り付く島もなくなるのは覚悟の上で、まずは岩山公園に向かいました。下山してから市街に戻るも、果たせるかな店先には待ち客が出ています。長蛇の列というほどでもなかったものの、今回は時間を優先し、残念ながら見送るという顛末です。代わりにどこへ行くかと考えたとき、浮かんできたのが「ヤマト」でした。
「ぴょんぴょん舎」の本店の向かいにあるのを始め、主として幹線道路沿いにしばしば見かける店です。これから向かう経路上にも店があるのは分かっていました。無駄なく寄れる店についても好ましく、一度試してみるにはよい機会と思い立った次第です。

大型連休の昼時ともなれば、ここさえもさすがに混むかと身構えて現地へ向かうも、幸い広大な駐車場には十分すぎるほどの余裕がありました。店内も駐車場と同様広々しており、通されたのは半個室になったテーブル席でした。ただし、「ぴょんぴょん舎」の小洒落た店内と違い、こちらはよくも悪くも現代的です。あからさまに安っぽいというわけではないものの、全国のどこへ行ってもありそうな造りであり、個性は何もありません。カラオケのリモコンのごとく、タッチパネルで注文する方式にもいささか興ざめします。安っぽいスピーカーから音楽が間断なく流れてくる点を含め、雰囲気については皆無というのが率直な印象ではあります。
もっとも、肝心の焼肉と冷麺自体は悪くありませんでした。焼肉の定食だけでなく、焼肉と冷麺のセットも選べ、しかも冷麺は110円増で半分から一人前になるという気前のよさです。どうしても「食道園」の甘いタレと比べてしまうのは人情ながら、ニンニクの風味を効かせたこちらのタレも悪くはなく、優劣ではなく好みの問題といってよいでしょう。この店があってくれて助かりました。

ヤマト 盛岡みたけ店
盛岡市みたけ2-1-12
019-656-6829
1100AM-2330PM(LO)
大晦日休業
十勝ハーブ牛カルビセット1000円

コメント    この記事についてブログを書く
« 東北縦断花見の旅 2018続編 -... | トップ | 東北縦断花見の旅 2018続編 -... »

コメントを投稿