本日の晩酌

このblog二度目の登場となる酒屋源八のオリジナル商品は「柳刃包丁」です。前回の「源」は「上喜元」で知られる酒田酒造によるものでしたが、今回は「羽陽男山」の蔵元が醸した一品です。もともとは蔵元の限定酒「出羽豊穣」をもじって「出刃包丁」を造ったのに始まり、姉妹品として「文化包丁」「柳刃包丁」が造られたという由来があるそうで、その名の通り淡麗辛口の舌触りと鋭い切れ味が特徴です。果実系の上品な吟醸香が漂う今流行の酒質という点では「山形正宗」などに通じるものがあります。よって冷酒でいただくのがベストと思いがちですが、ラベルには「熱めのお燗で表情をガラリと変え、食事との相性も格段に広がります。」との解説文が。試してみるとヨーグルトのようなほどよい酸味が立ち上がり、冷酒とは全く違う味わいになります。

★柳刃包丁 純米吟醸・無濾過
男山酒造(山形県山形市)
原料米 兵庫県産山田錦
精米歩合 50％
日本酒度 +8
酸度 1.2
アミノ酸度 1.4
使用酵母 9号系
アルコール分 16.5度
西村山郡河北町 酒屋源八にて購入