花火大会の場所取り

　もう先週のことになってしまったけれど、梅原健二さんの誘いで、六郷土手の多摩川河川敷での花火大会に出かけてきた。
　毎年梅原さんがご家族で見物する場所をとってくれて、サンアートのメンバー数人で花火見物するというのが恒例になっているが、その場所の取り方が独特である。

　４畳半ぐらいの大きな敷物を敷いて、その真ん中に「梅原組」と書くのである。見た人はヤクザ関係者と恐がって近寄らない。窮屈に混み合う河川敷で、その敷物のまわりだけぽっかり空いて、花火がとても見やすくなるのである。
　そうしておいて、遅れてきた品の良さそうなアベックにだけ「そこ座っていいよ」と、その空いた場所を勧めるのだから、梅原さんのやることはおかしい。

　今年は、子どもたちを連れて行った。梅原さんに自分の子どもを紹介するのは初めてだし、７歳と５歳の長男と次男と私とは、普段３人だけで会うことが多いので、人見知りするのではないかと心配したのだけれど、長男の方が妙に上っ調子にご機嫌になってくれて救われた。河川敷を走り回って、２０代のメンバーの女の子と鬼ごっこをして捕まらないほど、足が速くなっているとも知らなかったし。。

　彼らの心には、私がいつも一人でいる、と映っているかもしれない。私が人に囲まれていると、安心して開放的な気持ちになるのかも。今後もできるだけ、こうした機会を増やそうか、と思った。

　私は参加しないけれど、サンアートは来週大きな絵画展を控えている。
　場所がJR川崎駅のすぐ近く。サンアートに興味を持たれた方がおられましたら、是非どうぞ！

　「2006 かわさき平和美術展」　
　8月23日（水）～27日（日）am10:00～pm18:00（最終日のみpm15:00まで）
　場所はアートガーデンかわさき
　川崎区駅前本町12-1 リバークビル3F TEL 044-222-8821