まもなく東京都も今年春の関西の医療危機を超えることになります。
4月30日の記事では「大阪府内では自宅で療養・待機を続ける患者が急増している。入院や療養先の調整で待機中の人も含めると、29日現在で1万4000人を超える。3月1日以降、12人が自宅療養・待機中に死亡したことも判明。」とありましたが、
東京都の発表によると、都内では28日7348人。29日に8477人、30日9793人、31日1万392人と増加。今年1月ピーク時の9442人を超しました。8/3時点では自宅療養が14,019 人、入院・療養等調整中の人は8,417 人になりました。(東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト)
新型コロナの感染急拡大で自宅療養者も急増する中、政府は重症化リスクの低い中等症患者などを原則、自宅療養とすることを表明しました。肺炎の症状があっても入院できない、つまり医療危機です。保健所の負担も増える一方で、自宅療養者に連絡が届かない、電話しても繋がらないケースも多く出てきています。重症化リスクの低い中等症ってだれが判断するのだろう?いきなり症状が悪化することは新型コロナではよくあるのにね。