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森の里ホームズのブログ

森の里ホームズの更新情報と調べた内容をメインに発信します。

はてなブログに移植

2025-04-20 11:43:29 | 日記

goo ブログは使い勝手が良かったのですが、2025年11月18日でサービス終了になるそうです。

はてなブログに移植しようと考えているのですが、1800以上の記事があり、結構大変そうです。

https://blog.hatena.ne.jp/morinosatoh/

になりますが、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 


スパイクタンパクによるミトコンドリア機能不全の発生

2025-04-10 10:53:24 | 日記

ワクチン接種後の症状は多彩で、全身倦怠感を基本に、不眠、不安、めまい、痛み(頭痛・全身痛)、動悸、息切れ、味覚・嗅覚障害、脱毛、集中力の低下、コロナ感染後遺症と同等のものから、基礎疾患の増悪、歩行困難、食欲不振に伴う体重減少、自己免疫疾患、神経変性疾患、生殖器の問題、ターボ癌など様々なものがあります。

全身倦怠感や疲れやすくなる原因として、ミトコンドリア機能障害・副腎疲労・慢性疲労症候群・潜在性甲状腺機能低下症・貧血など様々な疲労系疾患が考えられます。

ミトコンドリア機能障害を引き起こす原因の大きなものはスパイクタンパクです。

多数論文が出ていますが、有名なのは、Yuyang Lei さんらの文献です。

SARS-CoV-2 Spike Protein Impairs Endothelial Function via Downregulation of ACE 2

Sタンパク質単独でもACE2のダウンレギュレーションを引き起こし、結果としてミトコンドリア機能を阻害することで血管内皮細胞(EC)に損傷を与える可能性があることを示しました。

Sタンパク質がミトコンドリア機能に及ぼす影響について研究しました。S1タンパク質で処理したECの共焦点画像では、ミトコンドリアの断片化が増加しており、ミトコンドリアのダイナミクスが変化していることが示されました(図[C ]、i)。これらのミトコンドリアの変化がACE2量の減少に一部起因しているかどうかを調べるために、ECでACE2 S680D(ACE2-D、安定性が高まったリン酸化模倣ACE2)またはS680L(ACE2-L、安定性が低下した脱リン酸化模倣ACE2)4を過剰発現させました。図[C ]、iiに示すように、ACE2-Lを含むECでは、ACE2-Dを含むECと比較して、断片化されたミトコンドリアの数が多くなっていました。酸素消費速度と細胞外酸性化速度アッセイを実施した結果、ACE2-L過剰発現ECはACE2-D過剰発現ECと比較して、基礎ミトコンドリア呼吸、ATP産生、最大呼吸が減少していることがわかった(図[D ]、i)。さらに、ACE2-L過剰発現は基礎酸性化速度、グルコース誘導性解糖、最大解糖能、および解糖予備能の増加を引き起こした(図[D ]、ii)。また、S1タンパク質と共にインキュベートしたECは、IgG処理した対照細胞と比較して、ミトコンドリア機能は減弱したが、解糖が増加した(図[D ]、iiiおよびiv)。さらに、ACE2-DまたはACE2-Lノックインマウスから単離した肺ECにおけるミトコンドリアおよび解糖関連遺伝子の発現を比較した。4図[E ]に示すように、ACE2-Dマウスの肺ECでは、ACE2-Lマウスと比較して、 NRF1、HO1、TFAM (ミトコンドリア生成関連遺伝子)のmRNAレベルが増加し、HK2、PFKFB3、ENO2(解糖関連遺伝子)のmRNAレベルが減少しました。

C、ヒト組み換えS1タンパク質またはIgG(4 μg/mL)で24時間処理したEC(C、i)、あるいはヒトアデノウイルスACE2 S680D(ACE2-D)またはACE2 S680L(ACE2-L; 10 MOI)で48時間感染させたEC(C、ii)のミトコンドリア形態の代表的な共焦点画像。ミトコンドリアはTOM20抗体を使用して可視化した(n=4、各複製で50個の細胞をカウント)。スケールバー=2.5 μm。管状:EC内のミトコンドリアの大部分は長さが> 10 μmであった。中間:ミトコンドリアは<?10 μmであった。断片:ミトコンドリアの大部分は球形であった(長さや幅が明確でない)。D、 ACE2-D vs ACE2-L(10 MOI)で48時間感染させたEC(n=3)またはIgG vs S1タンパク質(4 μg/mL)で24時間処理したEC(n=3)における酸素消費速度(OCR、D 、iおよびiii)と細胞外酸性化速度(ECAR、D 、 iiおよびiv)の測定。E、ACE2-D(n=4)およびACE2-L(n=4)ノックインマウスの肺ECにおける表示mRNAレベルのリアルタイム定量ポリメラーゼ連鎖反応分析。C57BL/6背景の8週齢のACE2-DおよびACE2-L雄マウスを使用。

非感染性の擬似ウイルスの使用は本研究の限界ではあるものの、我々のデータから、Sタンパク質単独でもミトコンドリア機能障害およびeNOS活性低下、解糖増加として現れる内皮損傷を引き起こす可能性があることがわかった。】

⇒ コロナワクチンのデメリットのまとめ(改)


強膜炎

2025-04-08 07:01:34 | 更新記録
強膜炎のページを更新
 強膜とは眼球の壁に当たる部分で一般的に白目と呼ばれる部分のことをいい、白目は表面から結膜、Tenon嚢(テノンのう)、上強膜、強膜の4層に分けられます。 その強膜の部分に炎症が起きている状態を強膜炎と言います。 強膜炎は破壊性の強い重篤な眼疾患で、上強膜炎とは全く違った経過をたどります。

 【原因】
強膜炎は炎症の起こっている場所によって、前部強膜炎と後部強膜炎があります。また、炎症の形態によってびまん性強膜炎、結節性強膜炎、壊死性強膜炎に分けられます。
原因不明の場合が最も多いですが、全身の疾患に合併して起こることもあります。慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、側頭動脈炎、ウェゲナー肉芽腫症、痛風、潰瘍性大腸炎、クローン病、強皮症、糸球体腎炎、強直性脊椎炎、シェーグレン症候群、結核、梅毒、ヘルペスなどがないか、採血を行い調べます。

 【症状】
 自覚症状としては眼痛、充血、羞明(まぶしい)、視力障害などがあります。 特に強い充血、激しい痛みを伴います。痛みが強く眠れなくなることもあります。

 【治療】
 膠原病や全身性感染症などの疾患がみつかれば、専門医と相談のうえ治療を行います。 眼科的治療としては強膜炎の重症度に応じて、ステロイドの点眼、結膜下注射、ステロイドの内服を選択します。 ほとんどの強膜炎が強い眼痛を伴うので鎮痛剤を併用します。 状態によっては免疫抑制剤や抗生剤を使用します。 重症例ではステロイドパルス療法や手術治療を行う場合もあります。 ステロイドの内服は症状が改善していけば投与量を徐々に減らしていきます(漸減療法)が、自己判断で急にやめると危険です。医師の指示通り治療することが大切です。

<出典:眼科医ぐちょぽいさんのオンライン勉強会>

 ⇒ 目の症状と病気


mRNAワクチン由来のスパイクタンパクがくも膜下出血患者の脳血管に見つかった

2025-04-06 06:58:29 | 日記

今年の4月の札幌禎心会病院の論文で、mRNAワクチン由来のスパイクタンパクが、接種後17か月経過しても消えず、くも膜下出血患者の脳血管に見つかり、炎症細胞の浸潤あったことが証明されました。

日本の研究者も頑張っているようです。

Expression of SARS-CoV-2 spike protein in cerebral Arteries: Implications for hemorrhagic stroke Post-mRNA vaccination
Nakao Ota(札幌禎心会病院)ら

ワクチン接種を受けた患者の43.8%でスパイクタンパク質の発現が検出されました。

SARS-CoV-2 スパイクタンパク質はワクチン接種後最大 17 か月まで脳動脈内に残存します。

スパイクタンパク質は脳動脈の内膜に発現した。

インサイチューハイブリダイゼーションにより、ワクチンおよびウイルス由来のスパイクタンパク質 mRNA が確認されました。

調査結果は、mRNAワクチンの生体内分布と長期的な安全性に関する懸念を浮き彫りにしています。

【この研究の目的は、出血性脳卒中患者の脳組織におけるSARS-CoV-2スパイクタンパク質の長期的な存在を調査し、mRNAワクチン接種(BNT162b2(BioNTech-Pfizer)やmRNA-1273(Moderna)などのSARS-CoV-2のmRNAワクチン)との潜在的な関連性を調べることでした。
方法
2023年から2024年にかけての出血性脳卒中症例19例を遡及的に分析した。組織サンプルに対して、SARS-CoV-2スパイクタンパク質およびヌクレオカプシドタンパク質の免疫組織化学染色を実施した。選択された症例でin situハイブリダイゼーションを実施し、スパイクタンパク質発現の起源(ワクチンまたはウイルス感染)を確認した。すべての症例について、ワクチン接種歴とSARS-CoV-2感染状況を記録した。
結果
スパイクタンパク質の発現はワクチン接種を受けた患者の43.8%で検出され、ワクチン接種後17か月まで、主に脳動脈の内膜に局在していた。活動性炎症性変化は確認されなかったが、スパイクタンパク質陽性血管ではCD4陽性、CD8陽性、CD68陽性細胞の浸潤が観察された。in situハイブリダイゼーションにより、特定の症例で、スパイクタンパク質をコードするワクチン由来mRNAとSARS-CoV-2ウイルス由来mRNAの両方の存在が確認された。特に、スパイクタンパク質陽性は女性患者のみで観察された(P = 0.015)。いずれの症例でもヌクレオカプシドタンパク質陽性は見られず、活動性ウイルス感染がないことを裏付けている。
結論
無症候性のSARS-CoV-2感染によるスパイクタンパク質発現の可能性を完全に排除することはできませんが、この研究では、mRNAワクチン接種後に脳動脈にSARS-CoV-2スパイクタンパク質が長期間存在することが示されました。さらに、スパイク陽性血管では炎症性細胞浸潤が観察されました。これらの知見は、脂質ナノ粒子ベースのワクチンの体内分布と長期的な安全性に関する重大な懸念を引き起こします。これらの知見を検証し、mRNAワクチンの包括的な安全性評価を確実にするために、世界的な複製研究が緊急に必要です。

我々は、SARS-CoV-2感染歴がないにもかかわらず、ワクチン接種後数か月で非定型脳出血を呈した患者から手術中に採取した脳組織サンプルで、免疫組織化学染色によりSARS-CoV-2スパイクタンパク質が検出された事例に遭遇した(図1)。この観察結果から、我々は出血性脳卒中の患者から組織サンプルを遡及的および前向きに収集し、スパイクタンパク質の発現と、ワクチン接種、SARS-CoV-2感染、および出血性脳卒中の発症との潜在的な関連性を調査することにした。

C : MA5-35946(マウスモノクローナル[1A9] S2ドメイン)を使用した免疫組織化学染色では、血管内膜のスパイクタンパク質が陽性染色を示しています。D :脳組織のヘマトキシリンおよびエオシン染色。E : MA5-35946(マウスモノクローナル[1A9] S2ドメイン)を使用した免疫組織化学染色では、血管内膜と平滑筋のスパイクタンパク質が陽性染色を示しています。F :直接ファストスカーレット染色では、アミロイドタンパク質は陰性の結果を示しています。】

スパイクタンパク質陽性血管に炎症細胞の浸潤が見られたことから、出血性脳卒中とスパイクタンパク質発現の関係があることが推定されます。スパイクタンパク質の発現がT細胞免疫を駆動し、出血性脳卒中を引き起こす可能性を指摘しています。

【SARS-CoV-2 mRNAワクチンのヒトにおける生体内分布が調査されている。ワクチン関連mRNAは、ワクチン接種後少なくとも15日間は血液中に検出されており[13]、いくつかの研究では最大28日間存在したと報告されている[14]。しかし、体組織におけるSARS-CoV-2 mRNAワクチンの生体内分布はまだ十分に解明されていない。mRNAを包み込む脂質ナノ粒子は、血液脳関門、血液胎盤関門などの生理学的障壁を通過する可能性がある[15]。さらに、最近の研究では、SARS-CoV-2ワクチンのヒト組織への生体内分布と移行性が調査されている。心臓や脳などの終末分化組織におけるスパイクタンパク質の産生によって引き起こされる潜在的な自己免疫炎症反応に関する懸念が生じている[16]、[17]。症例報告では、SARS-CoV-2ワクチン接種後に多巣性壊死性脳炎や心筋炎 [16]、致死的な多臓器炎症[18]が報告されている。これらの副作用は主にワクチン接種後1ヶ月以内に報告された。

本研究では、脂質ナノ粒子で修飾した mRNA ワクチンが、脳の血管壁でスパイクタンパク質の生成を誘発し、その効果がこれまで予想されていたよりも長く持続することが明らかになりました。人体内での mRNA ワクチンの実際の挙動は、これまで考えられていたものと異なる可能性があります。本研究の結果に基づき、mRNA ワクチンの真の安全性プロファイルを検証するために、世界的な複製研究を実施すべきであると提案します。これらの取り組みは、潜在的な懸念に対処し、その長期的影響を包括的に理解するために必要です。
急性期には、男性は自然免疫サイトカインのレベルが高く、症状が重篤になる傾向がありますが、女性はT細胞の活性化が強いことが示されています[19]。長期的には、女性は呼吸困難、疲労、胸痛、動悸などの持続的な症状を報告する可能性が高くなります[20]。研究では、女性は長期COVID症候群の一環として、精神疾患や気分障害、耳鼻咽喉の問題、筋骨格系の問題、神経疾患を経験する可能性が高いことも示されています[21]。

この研究では、SARS-CoV-2のmRNAワクチンは、脳動脈の内膜内でのスパイクタンパク質発現の長期化をもたらし、ワクチン接種後数か月間持続する可能性があることが実証された。これは、脂質ナノ粒子でカプセル化されたmRNAの生体内分布と、長期的ではあるがまれな有害事象の可能性について重大な懸念を引き起こす。さらに、ワクチン接種を受けた個人におけるスパイクタンパク質の顕著な存在と、スパイク陽性血管(特に女性)における炎症性細胞浸潤が観察されたことは、ワクチン反応における性別による違いの可能性を浮き彫りにしている。】

mRNA ワクチンが、脳の血管壁でスパイクタンパク質の生成を誘発し、その効果がこれまで予想されていたよりも長く持続することは明らかであり、男性と女性では異なる有害事象を起こす可能性が明らかになっています。

14
JAS Castruita 、UV Schneider 、S. Mollerup 、TD Leineweber 、N. Weis 、J . Bukh他
SARS-CoV-2スパイクmRNAワクチン配列はCOVID-19ワクチン接種後最大28日間血液中に循環する
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/apm.13294

16
M. モルツ
症例報告:COVID-19に対するBNT162b2 mRNAワクチン接種後の多巣性壊死性脳炎および心筋炎
https://www.mdpi.com/2076-393X/10/10/1651

18
ヌシダヒロシ、伊藤 明、倉田 宏、梅本 宏、徳永 勇、井関宏ほか
COVID-19ワクチン接種後に多臓器の炎症で致命的な症例
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1344622323000548?via%3Dihub

 


クルーゾン症候群(指定難病181)、アペール症候群(指定難病182)、ファイファー症候群(指定難病183)、アントレー・ビクスラー症候群(指定難病184)

2025-04-04 08:40:01 | 更新記録
クルーゾン症候群(指定難病181)、アペール症候群(指定難病182)、ファイファー症候群(指定難病183)、アントレー・ビクスラー症候群(指定難病184)のページを更新
 頭蓋・顔面骨縫合早期癒合を来す疾患群であり、頭蓋・顔面の異常、頸部・気管の異常及び四肢の異常を認め、疾患ごとに症状が異なる。代表的な疾患を挙げるとクルーゾン症候群、アペール症候群(指定難病182)、ファイファー症候群(指定難病183)、アントレー・ビクスラー症候群(指定難病184)などがある。

 【原因】
 クルーゾン症候群は主にfibroblast growth factor receptor2 (FGFR2)の遺伝子異常が原因であり、主にFGFR2のIgIIIa/cドメインに集中している。アペール症候群は約5つのFGFR2変異が報告されており、主にIgIIドメインの変異Ser252Trpが2/3、IgIIIドメインの変異Pro253Argが約1/3に認められる。ファイファー症候群は主にFGFR2のIgIIIドメインに集中しており、FGFR 1の変異Pro252Argも認められる。アントレー・ビクスラー症候群は主にPOR(Cytochrome P450 oxidoreductase)の変異である。しかし、いずれも詳細な発症の機序は不明である。

 【症状】
(1)共通する症状
1.頭蓋  頭蓋縫合早期癒合、水頭症、小脳扁桃下垂
2.顔面  眼球突出、上顎骨低形成、上気道閉塞、後鼻孔狭窄/閉塞、巨舌、外耳道狭窄/閉鎖、伝音性難聴
3.頸部  脊髄空洞症、軸椎脱臼、頚椎癒合、喉頭気管奇形
4.精神運動発達遅滞
(2)疾患ごとの症状
アペール症候群は全例に骨性合指/趾症を認め、心疾患と肩/肘関節形成不全を認めることがある。ファイファー症候群は臨床症状から3つの病型に分類され、1型の症状は軽度で、2及び3型では、水頭症、眼球突出が著しく肘関節拘縮も合併し、2型は、クローバーリーフ頭蓋が認められる。アントレー・ビクスラー症候群は四肢と外性器に異常を認める。

 【治療法】
 対症療法である外科的治療が主体である。乳幼児期から成人期まで複数回の手術を要し、10回以上の手術を行うこともある。主な手術は、頭蓋形成術、V-Pシャント術、後頭下減圧術、気管切開術、顔面形成術、後鼻孔狭窄/閉塞解放術、環軸椎固定術、合指症分離術、口蓋形成術などである。

<出典:難病情報センター>

 ⇒ 指定難病一覧