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森の里ホームズのブログ

森の里ホームズの更新情報と調べた内容をメインに発信します。

田辺三菱、植物由来ワクチンを来春にも申請:VLP

2021-09-30 13:37:02 | 日記

田辺三菱、植物由来ワクチンを来春にも申請

9/29(水) 22:38配信

『田辺三菱製薬がカナダで開発中の植物由来の新型コロナウイルスワクチンについて、来年3月にも国内での承認申請を目指していることが29日、分かった。10月から国内で臨床試験(治験)を始める予定。

カナダの子会社メディカゴが、タバコ属の植物からワクチンを作る技術開発を進めている。現在、カナダや米国、英国などで約3万人を対象にした大規模な最終段階の治験を実施している。重度の副反応は確認されていないという。

すでにカナダ政府との間でワクチン供給の契約を結んでいる。日本国内でも治験を通して安全性や有効性を確認し、政府と承認申請に向けた協議を進める。

日本国内の製薬企業ではこのほか、第一三共やKMバイオロジクス(熊本市)などがワクチン開発を進め、早期の実用化を目指している。』

メディカゴが開発しているワクチンは、VLP(ウイルス様粒子)ワクチンであり、ウイルスと同様の外部構造を持ち、ワクチンとしての高い免疫獲得効果(有効性)が期待されることに加え、遺伝子情報を持たないため体内でウイルスの増殖がなく、安全性にも優れる有望なワクチン技術として注目されています。また、植物を使用したVLP製造技術により、短期間で大量生産が期待されます。ウイルスのゲノムを含まない外殻たんぱく質のみを、微生物や昆虫細胞、植物で作り、単離、精製したワクチン。投与後、抗原たんぱく質が細胞外から取り込まれ、ペプチドに分解されて、主に液性免疫を誘導すると考えられている。これまで世界では、B型肝炎ワクチンやヒトパピローマウイルスワクチン(子宮頸[けい]がんワクチン)など、複数のVLPワクチンが承認されており、日本を含めて相当数の投与実績があります。


プロキサルトアミド(Proxalutamide)

2021-09-30 10:27:27 | 更新記録
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 プロキサルトアミド(開発コード名GT-0918)は、非ステロイド性抗アンドロゲン(NSAA)であり、具体的には、アンドロゲン受容体(AR)の選択的高親和性サイレントアンタゴニストであり、開発中です。 COVID-19、前立腺がん、および乳がんの潜在的な治療のための、Kintor PharmaceuticalLimitedの子会社であるSuzhouKintor Pharmaceuticals、inc。による

 ■ COVID-19対応
 2021年7月にパラグアイでCOVID-19の治療薬として承認されましたが、現時点では他の国では承認されていません。

新型コロナウイルスのワクチンの効果は、いつまで続くのか?

2021-09-30 08:32:40 | 日記

ワクチンの効果は接種後いつまで続く?早期接種した医療従事者に「中和抗体検査」をしてみると
9/30(木) 6:47配信

『新型コロナウイルスのワクチンの効果は、いつまで続くのか?
 札幌市豊平区のクリニックで、2回目の接種から4か月が過ぎた職員に「中和抗体検査」を行っています。

 「コロナの抗体検査ですね。中和抗体というもので、免疫がワクチン接種でついているかどうかを調べることができると言われている」(とよひら公園内科クリニック・藤本晶子院長)

 ワクチン接種で体の中につくられる「中和抗体」。この抗体は、新型コロナウイルスの感染や重症化を防ぐ効果が期待できます。一般的には「中和抗体の量=抗体価(こうたいか)」が「4160」以上あると95%以上の確率で感染が予防できるとされます
 しかし、藤本院長の調査で、多くの人の抗体の量がこれを下回っていることがわかりました。

 「ほとんどのスタッフが2000前後。低い人で900台がいましたし…」(とよひら公園内科クリニック・藤本晶子院長)

 検査を受けた職員11人のうち、十分な抗体の量が確認されたのは2人だけでした。
 このため、藤本院長は医療従事者の抗体の量を調べた上で、必要な人から順番に3回目の接種をするべきと話します。

 「医療従事者も春先にワクチン接種して4、5か月経っているころなので、本当は打ちたいと思う。公的なお金で4~6か月経った人に抗体検査をして、私みたいに抗体価がある人は3回目がいらないのではないかというのもあるし、低いスタッフには早くに打って欲しいということも出てくると思うので、私たちのこの低い値でも大丈夫という根拠を国の方で示してもらえないと、スタッフに安心して発熱外来を手伝ってもらうことができない」(とよひら公園内科クリニック・藤本晶子院長)

 これからは、インフルエンザや発熱患者が増える季節。医療関係者の悩みは尽きません。』

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あいかわらず医者の中にも新型コロナウイルスワクチンで感染を防げると思っている人がいるのでしょうか?発症を予防する効果があり、重症化を予防する効果が期待されている程度です。そもそも鼻や喉の粘膜に侵入したウイルスは、そこですぐに増殖を始め呼吸器粘膜を傷害して、数日で発病(発症)します。ワクチンを接種して血液中に抗体があっても、呼吸器粘膜の感染を防ぐことは難しいし、発病を防ぐことも十分ではありません。でも抗体は肺の中に滲み出てきて肺炎を起こさないようにブロックすることで、重症化を防ぎます。

実際に罹ってしまったりワクチンを接種したりすることで、免疫を獲得して抗体ができても、使う機会がなければ段々抗体の量は少なくなるのは当然です。抗体の量が少なくなっていても、感染後は細胞免疫があれば直ちに作り出すので重症化を防ぐのには間に合うことが多いですが、感染予防には間に合いません。

 


オルソミクソウイルス科 ( Orthomyxoviridae )

2021-09-30 06:33:35 | 更新記録
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 オルトミクソウイルス科 または オルソミクソウイルス科 ( Orthomyxoviridae )は RNAウイルス の科の一つ。 呼吸器感染症を引き起こす インフルエンザウイルス ( Influenza virus )を含む。

オルソミクソウイルス科のウイルスは,分節化したマイナス極性一本鎖RNAをゲノムとして持つ.その中で,我々の公衆衛生に最も重要なウイルスは,インフルエンザウイルスである.

オルソミクソウイルス科に属するウイルスに共通する主な 特徴は,
 ①分節化したマイナス極性一本鎖RNAをゲノム として持つ,
 ②ゲノムRNAの転写および複製は宿主細胞 の核内で行われる,
 ③ビリオンはエンベロープを有し,そ の構造は球状もしくはフィラメント状を示す,
 ④ムチンに 高い親和性を持つ,
などの性状が挙げられる.

<出典:Wikipedia>

シクレソニド

2021-09-29 16:33:18 | 更新記録
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 シクレソニドは、それまでに用いられていた喘息治療薬であるベクロメタゾンプロピオン酸エステル(商品名:キュバール)、フルチカゾンプロピオン酸エステル(商品名:フルタイド)、ブデソニド(商品名:パルミコート)に次ぐ、我が国4番目の吸入ステロイド薬として2007年に登場しました。

これらの吸入ステロイド薬は、細胞内に局在するグルココルチコイド受容体に結合した後、核内へ移行し、DNAに結合して炎症反応に関わる各種因子の発現を抑制することで、気管支の炎症を強力に抑える作用を持っています。さらに、シクレソニドは他の吸入ステロイド薬とは異なり、プロドラッグ(生体で代謝作用を受けて変化後に効果を発揮する薬剤)として、吸入投与後に肺および気道で活性代謝物に変換される「局所活性化型薬剤」です。また、その代謝活性物が肺組織内に長時間留まることができるため気管支喘息治療の場合は1日1回(用量100-400μg)投与で治療できる特性を有する医薬品です。さらに、この薬剤は他の吸入ステロイド薬と比べて微細粒子の割合が高く、肺内到達率が高いことも特徴としてあげられます。