春休みのデッサン室

春休みのだれもいないデッサン室。
ぼんやりしながら北九州のあれこれ、デッサンしてみましょう…

バードウォチング・ウィーク 市民探鳥会(その2)

2009年11月18日 | 北九州ブランド
前回のブログ記事の続きです。


カワセミ♂」です。どうです、美しいでしょう。
「カワセミ」を見て、バードウォチングを始める方が多いのです。
何度見てもいいものです。
北九州市内の町中でも緑がわりあいあって、小魚がいるところに案外ひっそりいることがあります。

ブログのトップの写真を何点か撮り、出来る限り近づいていきました。
これが限界です。
こんな時、もっと長いタマ(望遠レンズ)が欲しいです。
が、満足できるものは100万円近くします。
今の私も、将来の私にも…ムリです。


コサギ


コサギ
干潟にいる「コサギ」です。


ジョウビタキ

ジョウビタキ」の♀です。♂はみかけませんでしたね。
さきほどカワセミを撮った近く(汽水域)にきました。


次にジョウビタキは、梢の上に飛びました。


帰り道、田の中にたくさんのカラスがいました。
ミヤマガラス」です。中国から冬場やってくる鳥です。
ほら、屋根の上などの上空を旋回しているたくさんのカラスを見ることがあるでしょう。
「不吉だ…」とよくいいますが、寒い時期ならたいがいこの「ミヤマガラス」です。
一生懸命日本海を渡ってはるばる中国からやってくるのです。
「ミヤマガラス」にしたら、とても心外な言われようでしょう。


野鳥の会のベテラン会員が田の中で、「ハイタカ※」の亡がらを見つけました。
亡くなってまだ1時間ぐらいだろうということでしたが、死因は明らかでありませんでした。
外傷もありません。何があったんだろう…かわいそうに。

死骸といえども素晴らしい「ハイタカ」の姿です。こんな間近でみることはありません。



死んだ「ハイタカ」を調べる野鳥の会の人。




某会社の駐車場にもどり、今日観察できた鳥の報告をし、チェックします。

曽根海岸は干潟のみならず、陸域部(田畑の部分です)もたいへん重要なところです。
ここには環境省レッドリストにある鳥類がかなりやってきます。

※ミサゴ(前回に掲載)…日本では留鳥として全国に分布する。西日本では冬季普通に見られる鳥だったが、近年やや数が減少している。環境省レッドリストの準絶滅危惧(希少種に相当)
※ハイタカ…日本では、多くは本州以北に留鳥として分布しているが、一部は冬期に暖地に移動する。環境省レッドリストの準絶滅危惧(希少種に相当)

鳥たち生物が多く集まるってことは生態系が健全で豊かな自然ということです。
自然が豊かであれば、海の産物も陸の産物も豊かである証です。
私たちは、私たち人間のためにも干潟も陸の部分も大切にしなければなりません。
曽根海岸はやはり素晴らしい自然の「北九州ブランド」です。

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ありがとうございます。

野鳥の大きな姿はデジタル図鑑にリンクさせていただきました。