黒岳7合目を出発!
すぐにいろいろな花が咲き出します。
8月に入るとさすがにもう終盤のものもあったけれど
標高が上がるにつれフレッシュな花が多くなってきました。
ウサギギク
ぶんぶんぶん ハナアブが飛ぶ♪
日本三大有毒植物 トリカブト
これは、大雪山固有種のダイセツトリカブト(だと思う)。
葉が細くさけているのがエゾトリカブトの特徴で、
その中で大雪山系特有の特徴を持つものがダイセツトリカブト。
でも、顕微鏡レベルの差なので、見分けは難しい。
ここに生えているんだから、ダイセツトリカブトってことにしておこう。(笑)
色の薄い個体。
う~ん、内部のシベの様子が毒々しい・・・。
ミヤマキンポウゲ
咲き残りがきれいです♪
ナガバキタアザミ
高原の雰囲気になってきました。峡谷をはさむ東~北大雪の山々もくっきり。
それにね、とにかく空気が涼しくて爽やか。
このあいだの早池峰山とは大違い(笑)
エゾノレイジンソウ
チシマノキンバイソウ
9合目から上で満開でした!
終盤の トカチフウロ
美肌です(笑)
咲き出し中のハイオトギリ
まねき岩
この辺は春先にウコンウツギの大群落が見られます。
その時期もいいよ~。
昆虫みたいな名前の エゾミヤマクワガタ
1時間20分で黒岳頂上に到着。
残雪のこる溶岩大地の風景が、どーんと目に飛び込んできます!
山頂に完全に登り切らないとこの様子は全く見えません。
この劇的な風景の変化が、黒岳の醍醐味ですね。
冷風がすーっと吹き抜けて、気ン持ちいいんだわ~。
大休憩したら出発、あの奥へ!
ここから植生は一変し、乾燥した風衝礫地に適応した植物に入れ替わります。
メアカンキンバイ
コマクサ
ほとんど咲き終わりでした。
このコマクサはむき出しの裸地にいち早く進出するパイオニア植物です。
よく高山の女王なんて言われるけど、深窓の令嬢ではなくてたくましい開拓者ね。
チシマツガザクラ
かわいい~ 花火みたい
所々にハイマツ林もあって
ハイマツの上には ノゴマちゃん。
ハイマツの下には、針葉樹が好きな ゴゼンタチバナ
タルマイソウ
ここのはみんな背が低くて、写すのに一苦労。
風が強いんだね。
花束みたいな コガネギク
地面に少し湿り気があると・・・
ミヤマリンドウ
あちこちで満開☆ 深い青紫が写真でうまく出ないな~
これ、色が薄いから コエゾツガザクラだと思うんだけど、横に膨らんでますね。ということは
その中の一品種の ユウパリツガザクラ でいいのかな?
とにかく、かわいらしくてよろしい。(笑)
爽やかな眺め。これぞ大雪!
一瞬、雲がとぎれたので大急ぎで写した チングルマ綿毛
ヨツバシオガマも高地ではまだまだ旬です。
最後の登りを終えると・・・
巨大爆裂火口の縁に とうちゃこ~~~
すごいねー、ダイナミックだねー、眺め最高だねー!
来た道を振り返る。
記念撮影♪
遅くなりすみません!
ぎりぎり春の花にも間に合った感じでした。うれしいです~ 😊
何より空気がひんやりしていて、この前回に登った灼熱地獄の山を考えると
花も咲き乱れてほんと天国~天国~ 😊
夏の間にもう1回は行きたいです!
黒岳の花たち、堪能させていただきました。やはり高山の花たちは生命力に溢れ、一生懸命花を咲かせている姿に感動します。
そして、雪渓の残る雄大な姿に感動です!!
やっぱり山は最高ですね!!