山に溺れる金魚

お山にはまってまだ6年。横浜発☆週末日帰りハイカーのお山の記録。
ブログ『深い森の金魚』続編です。

■雪の女王【燕岳】紺碧の空の下で雪山開幕♪(前篇)

2013-12-08 22:36:46 | 北アルプス

 

 ※これは2013年11月16日の記事です。

 

今年も雪山シーズン到来♪
というわけで、まずは登ったことのある燕岳へ登ることにした。
2012年5月以来。
あのときも雪があったっけ。

①今年最後(?)に雷鳥に会っておきたいな。
②燕山荘にこないだ登った大天井岳のバッジ売ってないかな?
この2つが気になっているのでしっかりと心に留めて登ります。

燕山荘のHPで確認すると、もう完全冬山装備で、とのこと。
半年ぶりにアイゼン(12本)も出動。
6本と迷ったんですけどね~。。。
安定感を買って12本で。

天気は、、、翌日曜日もまずまずでしたが、風の強さも考慮に入れると
土曜日がすっぽり風が弱い予報だったので即決。風の強さ、侮れないです。

車も今季初のスタッドレス仕様。
移動がどうしても夜中~朝方なので日陰の凍結が怖い。
中房温泉までの登りの道、途中かなり下る部分があったので
スタッドレスでも恐々と走ったほどでした。

4時頃中房温泉手前の駐車場着。
第1~3までありますが、一番近い第1空いてました。
仮眠します、、、が、寒い。
上半身は着込めばいいんですが、下半身が寒い。
やっぱりぬくぬくの寝袋要ります。
(帰宅後購入しました♪)

 

6時、駐車場を出発。
もう登山モードに入っているのであまり寒さは感じず。
気持ちいい空気を胸いっぱい吸いながら登山口へ歩きます。

懐かしい登山口。

去年の5月以来。

中房温泉。立ち寄り湯もできます。

トイレを済ませて出発。
この辺りは雪はまだ無し。
スタートから急登です。

10分も登ると雪が現れる。

塩が固まったような雪。

白いお山に朝日があたる。

登山口から30分で第一ベンチ。
ここのベンチ間は常念のより距離があります。

距離的には大したことないんだけど。。。

 

枝に積もった雪がキラキラして綺麗なのです。

 

暑くなってきたのでアウターはしばし用無し。

 

少し大ぶりの雪の塊が枝に付いたものは、まるで白い花のよう。

空も青く、雪の花が映える。綺麗だ~♪(´∀`)

 

ずっと上ばかり見て登ってた。
気づくと第二ベンチ。

雪も増えてきました。

 

この間登った大天井岳が白くなっているのが見える。

去年ここから同じ景色を見た時、「大天井岳歩いてみたい」と思ったのだけど、
登れたんだよなぁ。。。と思うと感慨深い。

第三ベンチ、富士見ベンチと登りつめて行く。

富士見ベンチからは富士山は見えず。
だんだんと視界が開けてくる。

40㎝超えの氷柱。

雪さらに深く。

目に入るのは、、、こないだ登った大天井岳。

合戦小屋。

夏はスイカが食べられる小屋で有名。

今年はもう休業に入ってます。

ここでアイゼンを装着することにする。

さー、先に進みます。

半年ぶりのアイゼン。。。
足がさすがに重い。
こんなに重かったっけ?
アイゼン歩行に使う筋肉ってまた別なの?
というぐらい足が重い。
アイゼンの重さをヒシヒシと感じながら黙々と登っていく。

 

槍だー♪

天を突くような槍ヶ岳。

こちらは真っ白な大天井岳。

去年の残雪期に来た時とルートが違う。。。
まだここ夏道なんだなぁ。
もっと積もると直登できるのに~。

 

 

稜線に出ました。

燕山荘と燕岳が見えてきた。

空が青い~っ。。。。

さ、行こう♪

白い枝もよく似合うが、海老の尻尾がつけばさらに美しい。

 

むむ、雲が。。。

雲上がって来たか。。。急がねば。

後ろを振返ると下はガスってました。

急げ~と思うのだけど、思うようには進まず。

すれ違うのが困難な場所も所々あり。(特に下山時)

 

だいぶ近づいてきたけど、まだ結構距離ある。

( ゜д゜)ハッ!
槍に雲が迫る。。。

急登。
足の後ろ側全体が突っ張る~。(´Д`)

 

そんなときに雷鳥の足跡❤に癒される。(´∀`)

やっと燕山荘の裏に着いた♪

 

槍様まだ見えてる♪

この時期はこっち通るんだ~。。。
冬道できてました。

燕山荘着~♪

 

山男の像と、、、その後ろに、、、

北アルプスの女王、燕岳(つばくろだけ)。

残雪期とはまた違う雪景色が広がってました。

 

長くなるので後篇に続く。。。

 

 



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