山に溺れる金魚

お山にはまってまだ6年。横浜発☆週末日帰りハイカーのお山の記録。
ブログ『深い森の金魚』続編です。

■やっとチャレンジした厳冬期【赤岳】好条件に感謝♪

2013-02-20 10:18:31 | 八ヶ岳

※これは2013年2月10日の記事です。

 

すっかり3連休だってこと忘れてました。

気づいてレンタカーを予約しようとしたけれど、時すでに遅し。

スキーヤーとのスタッドレスタイヤ車(以下スタッドレス車)の争奪戦に負けてました。orz

ノーマルタイヤ車とチェーンをとりあえず予約。

そして「もしスタッドレス車空いたらよろしくお願いします」とお店に頼みに行くと

「大きい車でも大丈夫ですか?」と訊かれたのですかさず「大丈夫です。何でもOKです。」とよぉくお願いしておいた。

その願いが通じてか、いつもより大きなスタッドレス車、しかもなんと四駆を借りることができたっ♪

別のお店の車がこちらで乗捨てされたらしい。


まさに 神様降臨♪ (´∀`)


もしかして、、、これなら赤岳山荘まで行けるっ!?

これは赤岳に行けってこと?

 

でも美濃戸口~美濃戸は四駆スタッドレス車でも厳しいとよく耳にする。

早朝はアイスバーン状態でプラスチェーンが無いと登れないとか。

お店に電話してチェーンがあるか訊いてみたけど、他店の車だもん、あるわけもなく。。。

せっかくの四駆だけどやっぱりいつもどおり美濃戸口から歩かなきゃダメか。。。

そのつもりで計画を立てて出発する。


2時半過ぎ。

美濃戸口着。

相変わらずたくさんの車が止まってる。

ちらほら空きスペースあり。

「どうする?」と旦那さまに訊くと

「せっかくだから行ってみよう。ダメなら戻ればいいし。」

ということになり、そのまま美濃戸へ向けて車を走らせてみる。

もうドキドキ。

ラッキーなことに道路は凍結しておらず、少し降雪があった後のように締まってる。

いいぞいいぞ。

とにかくゆっくり慎重に。

どこにもハマらないように。

 

そしてやまのこ村を過ぎてからのあの最後の急坂。

ここで諦める車も多々あり。

思いっきり登るっ!

やった~♪登れた~♪

四駆ありがとー♪

 


ということで無事に赤岳山荘駐車場に到着。

ふーっ。

もうここまででかなり疲れましたw

美濃戸口出発なら3時半に出るつもりだったけれど、ここまで車で来れば

時間にかなり余裕が持てる。

冬の赤岳に挑戦するならどうしてもここ、赤岳山荘を出発地点にしたかったので

願いが叶って嬉しい。

出発まで仮眠する。

 


4時過ぎ。

気温は車の温度計で-16℃。

それほど寒く感じない。

駐車場を出発。

美濃戸山荘でトイレを済ませて南沢ルートを歩く。

当然まだ暗いのでヘッデン点灯。(暗いので写真も控えてます。)

ここを歩くのは夏以来かな。

前を歩く人のペースに合わせてイイ感じで歩いていたのだけど、

途中で私のヘッデンの明かりが急に暗くなってきたので危険ということで立ち止まって電池交換。

なんかこう、、、今日もまだイマイチなテンションです。

火曜の西岳登山での筋肉痛はギリ治ってましたが、なかなかいい調子に歩くことはできないまま。。。

腿が悲しくなるほど思うように上がらない。。。

行者小屋までがとても遠くに感じてしまう。

本来なら美濃戸口から歩くんだったんだぞ。

それ考えたら今日は全然楽じゃないか。

そんなことで本当にこのまま赤岳登れるの?

ってもう一人の私と葛藤。

 

 

南沢ルートを黙々と歩いてやっと目の前に見えてきた横岳。

 

これが見えてきたら行者小屋までもうひと踏ん張りっ。

大同心。

なんか風が強そうなのがわかります。

そんなことをうだうだ思いながら歩いてやっと行者小屋に到着。

たくさんのテントが目に入る。

当然たくさんの人たちも。

こんなに寒いのにみんなよく泊まれるなぁ。(´Д`)

小屋越しに横岳大同心、小同心。

 

 

それにしても寒い。

行者小屋に近づくと気温がグッと下がるのを感じたけれど

やはりここは寒い。

そういえば夏でも陽が当たらない早朝は寒かった。

とりあえずシャリ補給。

持ってきたあんパンが半分凍ってる。

手袋している手にもたちまち痛みが走る。

痛いぃ。。

アイゼン、ピッケル、ヘルメットの準備が終わるまでは自由が利かないのでオーバーグローブは我慢。

寒さで痛む手でアイゼンを装着するが思うようにはなかなか進まない。

もうこの痛さでテンションダウン↓。

ほんとにこのままで登れるの?

このまま帰りたい気持ちもちらほら。。。

(帰宅後、旦那さまもまったく同意見だったことが判明。)

でも周りのみんなはなんだか元気で意気揚々としてるんだよなぁ。。。

おそらくテント泊した人、あるいは赤岳鉱泉泊した人たち。

行者小屋が冬期も営業してればなぁ。。。

なんか最近うだうだな自分が情けない。

 

そうそう。

いつも撮ってる私のカメラはこの寒さで機能停止。

温めれば動いたかもしれませんが、そんな余裕も無く。

私のお古を使ってる旦那さまのカメラはとりあえずまだ使えるようなので

撮影は旦那さまに頼むことにする。


寒さと闘いながらかなりの時間をかけて準備完了。

オーバーグローブで手の痛みもすぐに解消。

さ・す・が。

 

いざ、赤岳へ。

ものすごい速さで雲が流れる。

青空が雲に覆われたり現れたり。。。

空が著しい速さで変化していく。

それがまた美しくもあり。。。

自分で写真撮れないのがものすごく悔しい。

 

 

阿弥陀岳。

こちらも負けずに風が強いのがわかる。

 

文三郎ルートに向かう。

今までに地蔵尾根を一度も歩いたことがないので、今回も登ったことのある文三郎ルートを選択。

冬は特に冒険はしない。

というか、今日の文三郎ルートのコンディションなら私たちでも行けると思っての選択。



アイゼンを装着した足は思ったより軽い。

行者小屋までのあの足の重たさはどこへいったんだ??

気合が入るとこうも違うものなのか?

トレースもばっちり。

締まった雪は予想以上に歩きやすい。

 

 

実は本日ヘルメットデビューです。

ヘルメットの下に被ってる帽子が瞼にかかってきてとてもウザい。

何度も直そうとするけど直らない。

帽子の被り方が悪かったか。。。

でも今さらヘルメットを取って被り直すのも面倒。。。

まさに目の上タンコブ状態で登り続ける。

上、風強そうだけど大丈夫かな~?

 

急登になるが、特にキツさを感じない。

私にしたら行者小屋までの道の方がつらかったほど。

なんでだ?(笑)

いつもは嫌な行列も今日は特に何も感じない。

むしろたくさん人がいる方が心強いし励みになる。

渋滞になるのは勘弁だけど、それほどの人出ではない。

途中、平らな所があったので、

強風域に入るまでに準備しておこうとゴーグルをゴソゴソ探す。

と、色々ザックから出してると


あっ。( ゜o゜)ハッ


それは一瞬の出来事だった。

ダウンジャケットが入った収納袋が無情にもコロコロと登ってきた坂道を転がり落ちて行くっー。


あ゛ーーーっ!!!

やばいーーーっ!  (;´Д`)ノ


すると少し離れて登って来ていた単独の男の子がうまいことそれをキャッチっ!!!

 

おお、神よぉぉぉっ!!! (T-T)



ありがとーーーっ。。。

なんてナイスプレイなんだぁ~♪

「ありがとう。本当にありがとうございます。」何度も何度もお礼を言う。

「いえいえ、僕も剣でザック転がしたことありますw」と、にっこり神様。


こんなところで荷物出した私がほんと馬鹿でした。

神様がキャッチしてくれなかったらどこまで転がり落ちていたことか。。。

おそらく探しに行っても見つかることはなかったと思われます。

本当に感謝です。

ありがとう。

 

 

中岳。

阿弥陀岳と赤岳の間にあるせいか雲があまりかからない。

 

目指す赤岳。

あやしい雲が猛スピードで流れては去りの繰り返し。

なかなかどうして、厳冬期らしいじゃないのっ!?

今年の冬は八ヶ岳には雪が少なくてこのまま春になるんじゃないかと

思ってましたが、厳冬期っぽい雰囲気漂ってますw

けど、せっかく登るのだからお天気もう少しだけなんとかならないものか~。。。

 

 

蓼科方面は晴れてます。

 

いつもは行列は大嫌いだけど、今日は特別。

 

 

マムートロードと言われる急な階段に差し掛かる。

けれど雪にすっかり埋もれて鎖が顔を出してるくらい。

かなりの急登だけど雪はしっかり締まっているし、

階段より楽に上がれる。

不安な時はそばに鎖があるし。

 

 

階段部分を過ぎると風が強くなってくる。

いよいよ、風との闘い。

ゴーグル装着。

 

 

中岳との分岐。

風が強い。

いつもならここに留まっている人が結構いるのにこの風ではそれも無理。

富士山が綺麗に見えてたなんて、全然知らなかった。

後で旦那さまが撮った写真を見て気づいたほど。

 

風のせいで頭がとても寒くなる。

ジャケットのフードを被りたいのにヘルメットが引っ掛かってうまく被れない。

旦那さまに被せていただく。

風から逃げるかのように赤岳に向けて急ピッチで登って行く。

鎖場まで来ると風はあたらなくなり、落ちついて登ることができる。

ほとんどの鎖は雪には埋もれることなく出ている。

これなら夏に登った時とそう変わりは無い。

ただ鎖を跨いだり潜らなければならない時はアイゼンの爪に引っかけないよう、ザックに引っかけないよう神経を使う。

早々と下りてくる人たちの行列にも遭遇してしばし待機もする。

山頂はそれほどゆっくりできないくらい風が強いのか?

 

鎖場もゆっくりだけど難無くこなす。

そしてやっと山頂。

念願の厳冬期赤岳の頂です。

 

風は不思議なほど無かった。

記念写真を撮る列ができつつある。

急いで写真を撮る。

青い空の下、無事登頂写真も撮ることができた。

旦那さまと撮り合いしていると1人のおじさんが「撮ってあげる」と

ツーショットの写真を撮ってくれました。

本当にありがとうございます♪

最高の思い出の一枚になりました。

 

ちょっと憔悴気味の2人。

登頂した実感も全然湧いてこない。

少しゆっくりしたい。

山頂小屋の方へと歩く。

小屋は当然営業していない。

小屋の前の陽のあたるところで休む。

休んでいるととにかく私は寒い。

ガタガタと足の震えが止まらない。

急いでダウンジャケットを出して着込むと、なんとか落ちつく。

背中に陽があたって来て暖かさを少し感じるようになる。

晴れてきたね。

青空が広がってきた。


横岳を見る。

地蔵ルートで下りて行く人もたくさんいる。

ちょっとだけ羨ましいけど、

登ったこと、あるいは下ったことがないルートはこの時期は控えよう。

 

 

30分弱休んでピストンで下ることにする。

やっと周りの景色を見る余裕が出てくる。

富士山が綺麗に見えてる。。。

権現岳、その後ろの南アルプスも綺麗に見えてる。

この景色を見るために赤岳に登った?

どうなんだろう?

この記録を書いてる今もわからないけど、違うような気もする。

それでも目に入ってくる景色は神々しく見えて仕方ない。

なんだか、、、権現岳がめちゃくちゃカッコイイんですけどーっw

先日登った西岳からの権現もカッコ良くて。。。

久々に惚れました、権現岳。

 

山頂をスルーして下る。

たくさんの人が赤岳に登ってくる。

条件が良ければこれだけの人が登れる山なんだよなぁ。

我々は4年目にしてやっと挑戦したんだけど。。。

 

鎖場のところで滑落する。

いや、私じゃなくて、、、私のペットボトルが。。。(涙)

ザックのサイドネットに入れておいたペットボトルが鎖に引っかかって

飛び出てそのまま岩場を転がってずっーーと下まで滑り落ちて行きました。。。

あっという間の出来事でもう拾いに行けないところまで落ちてしまいました。。。

あんなもの落としてしまってごめんなさいです。

今日はダウンジャケも滑落させるし、、、もう、、、深く反省するしかないです。

ごめんなさい。。。

 

下りはゆっくりのんびり。。。

晴れて来て日差しも眩しくなってくる。

それにしても、、、下を見ながら下るのが辛い。

首が。。。首が痛いのです。(ToT)

初ヘルメットのせいでしょうか。

首が痛くて下向くと痛みが走ります。。。

うぅ。。。早くヘルメット脱いでしまいたい。。。

 

階段を過ぎたあたりから私のカメラが仮死状態からやっと復活。

遅すぎるよ~。。。

でもタイミングよく、ここから晴れてる景色を撮ることができました。

 

見よ、この澄んだ青さ。

 

 

中岳。

青が映える♪

やっと景色を堪能する余裕が出てきた私。

中岳と阿弥陀岳。

美しいなぁ。。。

 

たくさんの人のトレースが続く道。

向こうには蓼科山。

 

横岳、硫黄岳。

 

下ってきた道を振返る。

登りの時のあの天気が嘘のよう。

快晴っ♪

 

横岳の大同心、小同心。

何度見ても飽きません。

 

登った赤岳を振返る。

 

峰の松目と蓼科山をバックに。

今日はあんまり写真撮れなくてゴメン。

 

阿弥陀岳さま~♪

 

この夏に文三郎ルートで下った時はちょっと急斜面で怖いなと思った箇所がありましたが、

雪に埋もれたこの道はそれほど怖いとは思えなかった。

所々ご丁寧にステップを切ってあったりもしてとても下りやすい。

途中ステップを避けて尻セードも少し楽しむ。

 

1時間半ほどかけて行者小屋に戻ってきました。

ここは相変わらず賑やかで。

小屋の前で休憩。

この時間だと陽もあたって比較的過ごしやすい暖かさ。

ピッケルとヘルメットを片づけて、あんパンを食べる。

 

あとは美濃戸まで歩くだけだね。

美濃戸まで車で来れて本当に良かった。

今日の疲労(精神的)度では美濃戸口まで歩いて帰るのはとても無理だったんじゃないかと。

 

まぶしい~♪

 

行者小屋から阿弥陀岳。

 

どーんと横岳。

カッコイイ。。。

 

美濃戸へ向けて南沢を帰る。

行者小屋を後にして振返る。

 

穏やかな日差しの下、ゆっくりのんびり~♪

 

しっかり積もった雪。

 

締まった雪なので美濃戸~行者小屋はアイゼンなくても歩けます。

 

1時間半ほどで美濃戸山荘着。

そのまま歩き続けて、赤岳山荘の駐車場に戻る。

 

今回はせっかくの7人乗りの車だし、

滅多にできないことなので美濃戸口への帰り道どなたかを乗せてあげようと心に決めていた。

やまのこ村付近で女性二人組がいたので声を掛けたのだけど、振られてしまうw

身に付けている装備からしてかなり山に登られているお2人に見えたから、美濃戸口まで歩くのも全然苦じゃないんだろうな。。。

それからも車を走らせながら物色(笑)したのだけど、みんなあまりに楽しそうに歩いている姿だったので声を掛けるのをやめて帰りました。

 

 

 今回のルート&グラフ

 

 総距離   約12.4km

   所要時間 約9時間20分

 

 メモ

■赤岳山荘まで

八ヶ岳山荘のある美濃戸口から先は、四駆スタッドレス車に基本チェーンが必要です。

今回私たちは運よく道路の状況が良かっ たのでチェーン無しで上がれましたが、

普段この時期はアイスバーンになることも多い道なのでチェーンが無い場合は美濃戸口に駐車して歩く方が無難だと思われます。
(四駆スタッドレスでも多少滑りますから。。。)

また、午後帰る時には雪が融けて道の凸凹が激しく露出し、ハマるとスタックする可能性もあります。

赤岳山荘の人に「チェーンしてないから十分気をつけてね」と帰り際忠告していただいたので慎重に下って無事帰れました。

歩行者もたくさんいるので坂道を下る時は特に注意が必要だと思います。

■美濃戸山荘

トイレが綺麗です。(チップ制)

便座も暖かくて気持ちよく使用することができます。


■南沢ルート

北沢ルートよりは登りがあります。

今回凍結箇所は無かったのでノーアイゼンで登りましたが、装着した方が登りやすいかもしれません。

■行者小屋

この時期は営業していません。

ここは早朝はかなり冷え込むところです。

トイレには行列ができてました。


■文三郎ルート

今回は雪もいい具合に締まっていて予想以上に登りやすいと感じました。

途中急登が続くのでアイゼンは必須。

■鎖場

雪が少なくて岩も鎖ほぼ露出していました。

鎖や岩を手掛かりにして普通に登れました。

好条件だったと思います。

 

 まとめ


厳冬期赤岳登頂、念願だったはずなのに

じわじわとしか感動が湧き出て来ないのはなぜでしょう?

でも登頂後、山頂小屋方面に移動している時に

ゴーグルの下で半泣きになっていたのは確かです。

登頂の喜びよりもホッとした安堵感の方が大きかったかも?ですが、

山で泣いたの久々でした。



今回一番つらかったのは2人して

‘行者小屋’までの道のりと‘行者小屋’で準備している時でした。

赤岳山荘発で楽なはずなのにどうしてあんなに南沢を歩くのがしんどかったのか、

自分でもわかりません。体がまだ起きてなかったのかなぁ。。。

腿も思うように上がらなくて情けなくなりました。

また、いつも思いますが、行者小屋の朝の寒さは尋常じゃありません。

旦那さまはこの寒さで、本気で行者小屋で帰りたかったそうです。

でもせっかく四駆を借りれてここまで来たのだから。。。という思いがわずかに勝ったとのこと。

結果、諦めず登頂して本当に良かった。

今度からは寒くなる行者小屋手前で準備は済ませようかなと思います。

(でもまた忘れて行者小屋まで歩きそう。。。)

 

私個人の反省点としては。。。

色んなものを滑落させたこと。

道具の準備などもっとスムーズにできるよう改善したい。

またザックサイドにペットボトルなどを入れるのを控えようと思います。

やっと諸々の装備と登る勇気を揃えて初めて臨んだ厳冬期赤岳。

不安があるので、ガイド登山も本気で考えたこともありましたが、

日帰り族の我々としては難しいし、お金もかなりかかるということで

挑戦するのに3年かかってしまいました。

今回は運よく四駆のスタッドレス車を借りることができ、

赤岳山荘まで車で上がれたことで時間と体力の余裕が持てたこと、

またお天気にも恵まれたことなど好条件が重なったことで無事登頂できたと思っています。

目標をまた1つ達成できましたが、

赤岳は地蔵尾根を歩いたことがないので

一度夏に歩いてみて、厳冬期にまた挑戦できたらと思います。

次は地蔵尾根から厳冬期赤岳の姿を捉えたいっ!

 




最後に。

翌日も首の痛みが激しい。

ヘルメット1つでこれだけ首に負担がかかるなんて。。。

装着時、もっと首を小まめに動かすようにした方がいいかもしれない。。。

次回被ることがある時に試してみます。
(二日後には治りました♪)

 

 

 


■2013登り初め【西天狗岳東天狗岳】~正月休みのツケはつらいよ 【前篇】

2013-01-13 19:45:28 | 八ヶ岳

 

※これは2013年1月6日の記事です。

 

12月24日が登り納めで、年末年始は実家でまったり。

約二週間ぶりの登り初めは八ヶ岳の天狗岳に決定。

天狗は一昨年の秋に、夏沢鉱泉から登ったことはあるので

今回は唐沢鉱泉側から登るルートを選択。

風が強いことが普通のお山なので予報で風の強さなども確認。

 

中央自動車道の笹子トンネルは対面通行で復帰はしているけれど、

なんとなくまだ通る気がしないので河口湖ICまで乗って迂回ルートを使った。

唐沢鉱泉までの道は圧雪されていて走りやすい。

でもスタッドレスかタイヤチェーンは必須。

 

5時半頃に唐沢鉱泉着。

二台ほど止まっている車があったけれど、人の気配なし。

ちょっとだけ仮眠したかったけど、寒くてほとんどできず。

(ガソリン残量が気になってエンジンを途中停止させたので。。。)

予定出発時間を6時半としていたのだけど、

モタモタしてて7時前になってしまいました。

 

明るくなった空を見ながら出発。

寒いな~。

西天狗に直に登るルートを歩きます。

緩やかな登りですが、なぜかキツイ。。。

雪は締まっているので登り始めてすぐにアイゼン装着。

この方が登りやすいかなと。

たくさん着込んでましたがすぐに暑くなり、

ハードシェル下のダウンを脱ぐ。

 

それでも動悸が激しくなったりでしんどい。

これは。。。

 

 

正月休みにほとんど動かなかったせい。(´Д`)

 

 

6日ほど私の実家で過ごしたのですが、

田舎なもので移動はすべて車。

しかも極寒で食事以外は部屋からほとんど出ることなく

テレビを見たりネットをしたり、寝たり食べたりの繰り返しだったので

体が鈍りに鈍って機能しなくなってるwww

ダメだ、、これは。。。

去年の夏、黒戸尾根を日帰り制覇したときの自分じゃないw

なんでこんなになってしまったんだ~っ。。。(;´Д`)

それでも2人して「しんどい。しんどい。。」と言いながらも

少しずつ登って行く。

心の中では「もっと軽い山にしとけばよかったかな。」と反省もする。

このときはとてもじゃないけど計画したルートを歩ききる自信は全く無かった。

西天狗だけで帰ろうかな。。。ミタイナ。←弱気

 

枯尾の峰との分岐を過ぎてしばらくすると太陽の光が差し込んでくる。

ずっと樹林帯を歩いていたので、その光がとてもまぶしい。

あの光を浴びれば元気になれる気がする。

視界が開けて景色を見ることができれば、、、このつらさも吹っ飛ぶはず。

そう自分に言い聞かせて黙々と登る。

 

 

 

わ~い♪
見えてきたよ~。

がんばれがんばれ。

空が開けてきた。

ここを出れば、空だ。

 

そしてやっと第一展望台。

パッと視界が開ける。

そうそう、コレなんだよ~。

八ヶ岳はもちろん、南アルプス、北アルプスなどなど絶景が目に飛び込んできた。

 

南アルプス。

左から 北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳。

 

女王仙丈ヶ岳アップ。

ハートになってるのが可愛い♪

 

貴公子甲斐駒ヶ岳アップ。

相変わらず素敵。

 

ドン北岳アップ。

白いな~♪この角度美しい~♪

 

御嶽山。

 

真っ白な北アルプスも見えてます~。

 

乗鞍岳はちょっと雲がかかってる。

一気にテンションが上がる。

 

元気出た♪

もうここで帰ってもいい程の景色w

ここからは陽が当たる尾根道を歩くのでしっかりと日焼け雪焼け防止。

今日はそれほど寒くない。

オーバーグローブは用無しだ。

 

 

そして目指す西天狗の頭がちょっとだけ見えてきた

ギザギザ横岳アップ。

 

北アルプス。

穂高連峰も真っ白。

綺麗に見えてます。

 

旦那さまはピッケル準備。

私は南八ヶ岳を満喫。

もうここで帰っても十分満足。。。とちょっと心の中の声。

でもここからはテンション上がりそう。

 

 

 

赤岳さま。
冬のあなたにいつ登れるだろう。

 

蓼科山と北横岳。

あんなにしんどかったけど、これらの景色で全部帳消し。

 

 

準備完了。

 

ここから尾根歩き。

気持ちよく歩ける。

 

っと、、、木々の向こうに見えてきたのが西天狗岳か。。。

 

うひ~ん。。。

あれに登るんだよね。

なんだかまだまだ全然遠い。

 

景色とこの天気だけが心の支え。

 

 

第二展望台から西天狗岳を望む。

明るい尾根を歩くに連れて目の前にどーんと目指す西天狗岳が見えてくる。

まだまだあんなに距離が。。。

これから一度下るし、、、登り返し結構あるな。。。

ふと、ある山を思い出す。

12月6日に敗退したお山。

あのお山もこんな風にものすご~く大きく遠くに見えてたっけ。

うーむ、あのお山もリベンジしないとずっと思い出してしまうなぁ。

とりあえず、今日のこの天狗様に登れれば、あのお山だって行ける。

最近気合が足らないから頑張らねば。

登り初めだしっ。

下る。。。

あんまり下りたくないけど~。

 

 

そして登る。

でもやっとエンジンかかってきた感じ。

 

西天狗への最後の登り開始。

ゴツゴツした岩たちが雪を被ってる。

トレースも消えかかっててよくわからないけれど、

所々に目印のロープが雪から顔を出しているのを見つけて登る。

 

登ってきた尾根道を振返る。

 

海老の尻尾。

 

岩場を登る。

 

蓼科方面。

 

振返ると、中央アルプスと御嶽山。

 

穂高連峰、ジャンダルムアップ~。

北アルプスアップ~。

足だけで登るより全身で登るのが好きなのでそれほどつらいと思わない。

風は無し。

今は無し。

雲が多くてぼんやりとした日差し。

長い海老の尻尾。

雪景色を堪能。

 

山頂までまだもう少し。

赤岳、中岳、阿弥陀岳。

根石山荘が雪で真っ白。

 

赤岳ズーム♪

 

阿弥陀岳♪

 

あと少し。あと少し。

ここを登り切れば西天狗。

 

そして4時間以上かかって西天狗登頂。

がんばりました~。

やっぱり爽快♪

むこうに東天狗岳。

山頂に誰かいますね。

 

浅間山。

蓼科山、北横岳。

 

やっぱコレ撮っておかないと。

クロスピッケル~。

3月の硫黄岳以来。

 

西天狗の頂には誰もおらず、2人で占拠。

ここは風も無く気持ちいい♪

 

登っている最中ここで帰ることも考えたこともあったけれど、

ここまで来たらあとは予定通り行けるだろう。

少しだけ滞在して隣の東天狗へ向かう。



 以下、長くなるので 後篇へつづく。。。


■ダイヤモンドダスト舞うクリスマス登山【北横岳・三ツ岳・雨池山】<後篇>

2013-01-11 11:14:01 | 八ヶ岳

 ※ これは後篇です。

 

北横岳を後にして、一旦北横岳ヒュッテ方面に戻ります。

北横岳ヒュッテを通過して、分岐から三ツ岳方面に歩きます。

三ツ岳へはトレースが無いとちょっと難しいお山なのですが、

今回トレースが少しありました。

トレースちょっとだけ残ってたので行けそう。

 

坪庭とはまたちょっと雰囲気の違う、尖った岩が聳え立ってるお庭です。

なんだかすごい岩。

指輪物語に出てきそう。

アイゼンの爪の跡が岩の雪上についているので、それを頼りに歩きます。

途中、ちょっとした鎖場もあり。

知らなかった。

鎖のあとは、少し雪を被った岩をよじ登ります。

アイゼンのまま慎重に。

アイゼンで岩って結構緊張する~。

 

そして三ツ岳の1つ、Ⅲ峰着。

ストックが片方うまく仕舞えなくてちょっと長いままです。まぬけw

 

さー、次行ってみよう。

と、旦那さまズボっと踏み抜きました。

幸い、太股あたりまで。

でもこのしばらく後、ポッカリと開いた深い穴を見つけて、ゾッとしました。

軽く5m以上の深さはあり、狭いので雪で隠れてしまうとわからない。

こんなところに落ちてしまうと怪我はもちろん、助け出すのに困難だろうと。

単独でハマると、あまり人が来ないところなのでヤバいです。

なのでトレースが無い場合は危険なのでおススメしません。

北横岳は冬山初心者でも問題なく登れますが、三ツ岳は中級者以上とありますし、

雪が今以上に積もるとさらに難しいと思います。

周りは刺々しい岩たち。

トレースが残っていたので進んでいます。

たま~に岩に赤マル印がついていますが、トレースないとどこを歩いていいかわからないです。

踏み抜かないように慎重に。

 

そして三ツ岳Ⅱ峰。

残りのⅠ峰へ向かいます。

慎重にトレースを辿って、Ⅰ峰着。

三ツ岳制覇。

雨池山方面に下ります。

尻セードにはいい感じの斜面。

ちょっとだけやってみました。

ヒップそりだと滑り過ぎるかもです。

三ツ岳と雨池山の鞍部。

う~、ここからちょっと登りが始まる。。。


もう帰る気分だったのでなだらかな登りなのにしんどいです。

 

そして雨池山。

疲れて倒れてる人。

 

雨池山を過ぎると天気がまた良くなってきました。

もう後は本当に下るだけです。

 

縞枯山荘前の雪道を歩く。

可愛らしい縞枯山荘~。

ギュッギュッとかなり締まっているので

何もなくても歩ける状態でした。

もっとふかふかの雪が積もらないとスノーシュー出番無しです。

そしてロープウェイ駅到着。

すぐに乗込んで下山終了。

ロープウェイの窓に可愛い雪の結晶たち。

寒さが伝わってきそうです。。。

 

下のスカイレストランでビーフシチューを食べました。

きのこが冷たくて~ww

お味はまあまあでした。

 

今回のルート&標高グラフ

 

 総距離    約5.5km

   所要時間  約4時間

 

ひとことメモ

   この時期、必ずスタッドレスタイヤかチェーン装備で。

   広い無料駐車場あり。

   ロープウェイの運行時間にも注意。

   サクって登りたい時、冬山デビューには最適の北横岳。特に危険箇所はありません。

   三ツ岳は中級者以上とあります。

   岩場のある山で、踏み抜くと危険なところもあるのでトレースが無い場合は危険なのでおススメしません。


 目安

 体力度 ★★

 危険度 ★★     

 整備度 ★★   

 眺望度 ★★★ (晴天ならば★5つ)              

 山スカ度 ------       

 


■ダイヤモンドダスト舞うクリスマス登山【北横岳・三ツ岳・雨池山】<前篇>

2013-01-10 13:10:04 | 八ヶ岳

※これは2012年12月25日の記事です。

 

先週はマンションの諸々点検日だったのでお山はお休み。

おかげで崩れていた体調もすっかり良くなりました。


今年最後の山行になるかもしれないので、どこに行こう。

やっぱり八ツ行きたいよなぁ。。。

でもクリスマス寒波だし。

天気予報と睨めっこした結果、北八ヶ岳の北横岳に登ることに。

以前も登りましたが、悪天候強風で視界ゼロだったので

もう一度眺望リベンジすることに。

 

と、、、いつも通る首都高羽田線羽田トンネルが22~26日まで通行止めのニュース。

笹子トンネルも迂回するのになんだか大変面倒なことに。。。

いつもナビ任せで走ってるので羽田トンネルなんてどう迂回していいかわからないし、ナビもうまく対応できない。

どうせなので高井戸まで下道で行っちゃえと思って走らせていたら

知らないうちに関越道に誘導されてしまっててそのまま乗ってしまいました。

まぁ結果的に無事予定どおり着いたのでOKとします。


7時過ぎに北八ヶ岳ロープウェイ駅に着いたときにはまだ車も数台のみ。

ロープウェイは9時から運行なのでそれまで車内で仮眠。Zzz

 

お天気は思ってたよりずっといい。

前は真っ白でほとんど見えなかったので、車内から北横岳が朝日を浴びてるのを見てテンション上がる。

クリスマスだからか、それともクリスマス寒波のせいか、人が少なかったです。

9時発のロープウェイに乗込んで出発。

今日はよく見えてる♪

乗客も少ない~。

でも少ない方が嬉しい。

気もち良さそうな天気だ。

上からはカモシカ発見ならず。



山頂駅に着いて準備。

かなり寒いです。

アイゼンやらグローブやらストックやらと色々と大変。

かなり寒いのでハードシェルの下にダウンも着込み、バラクラバも装着。

これはアイゼンの爪カバー。

使用しない時は刺さらないように。

 

まだ雪も序盤。

準備してると1人の男性スキーヤーに話かけられる。

「今日はどこまで?」

「北横岳です~。」

「昨日は西穂に行ったけど天気が悪かった。吹雪で顔が凍傷に。。。」

と凍傷で少し黒くなった頬を見せてくれました。

簡単に凍傷になっちゃうんだよなぁ。。。

気をつけないと。特に女性は。(´Д`;)

 

澄んだ青空の下、まずは坪庭をのんびり楽しみます。

 

坪庭展望台。

駅を見下ろす。

砂糖がけしたような景色。

 

ダイヤモンドダストがすごーい♪キラキラ♪

2週間ぶりの山だなぁ。

今日は楽なお山なのでのんびり楽しみながら歩きます。

このあたりは登山と言うよりハイキング?

実は私は今日からおニューのザック。

背負い心地などの確認登山でもあります。

今までのが古くなったことと、もう少し大きなのが欲しいということで

体に合う物をここ1年ほど色々と探し回ってました。

欲しいと思うザックはいつもメンズで私にはサイズが全然合わない。

ザックも好きなのを買えばいいというのでは無いので、店員さんに色々教えてもらいながら

やっとこないだ購入しました。

もちろんマムートです♪

マムートにこだわってるから探すのが難しかったというのもあります。(苦笑)

 

  ※以前購入したピンクのKarrimorのザックは色々悩んで里子に出しました。

 

透き通った碧い空。

だからこの季節好き♪

坪庭を過ぎるとしばらく樹林帯の登り。

雪もしっかり積もって締まって歩きやすいです。

もうアートの世界ですね。

坪庭を見下ろす。

今年も碧い空に十字架♪

十字架とダイヤモンドダスト。

そして北横岳ヒュッテ。

団体さんがオーナーに賑やかに見送られているところでした。

お腹が空いたのでここで家で焼いてきたあんパンを食べます。

ホームベーカリーをやっと手に入れたので最近またパン作りに御執心。

あんパン寒さのせいか少し固くなってました。

でも中の餡がかなり美味しかった♪

 

ヒュッテを後にして、北横岳山頂へ向かいます。

今回はワカンの出番は無し。

でも重さに慣れるために担いでます。

 

 

最後の急登。

懐かしい。

前回は吹雪の中、そして深い雪の急登でしんどかった記憶がありましたが、

今回はサクっと登れました。

まずは南峰。

三角点タッチ。

あいにく雲が広がって来て眺望はあまりよくありませんでした。

 

とりあえず北横岳南峰。

なんか変なポーズwwww

 

もこもこ小さいモンスター。

続けて北峰へ。

今回は南峰から北峰もちゃんと見えてます。

真っ白だとほんと何も見えないので前回は自分たちがどんな道を歩いたのかも

わかっていませんでした。

 

サクっと北峰到着。

北横岳最高峰です。

前回は視界もゼロだし、立っているのも大変な強風だったので、まぁ今回はこれでヨシとします。

    前回の記事⇒2011年1月

 

 

山頂にいたカップルと撮り合いしました。

ありがとうございました♪

背後にうっすらと蓼科山。

クリスマス寒波の中、この天気はありがたい方です。

 

 

視界が悪いので戻ります。

次は、三ツ岳へ。

長くなるので続きは後篇にて。


■梅雨の晴れ間の八ヶ岳【権現岳】~楽しい出会いをありがとう(後篇)

2012-06-20 08:49:18 | 八ヶ岳

※『梅雨の晴れ間の八ヶ岳【権現岳】~楽しい出会いをありがとう(前篇)』のつづきです。

 

お腹が究極に空いているので権現小屋に急ぎます。

見てると赤岳まで歩いて行きたくなっちゃうよ~。

ちょっとね、この季節なのでうっすらと霞んでますけど、これ夏の晴天だともっと綺麗なはず。

 

権現岳もう1つの頂、ギボシへの稜線。

あとで行くからね。待ってて。

 

権現小屋前で休憩。

ラーメンとおでんを注文する。

その間、ちょっと私は赤岳など撮影に。。。ウロウロ。

ラーメンとおでん、少し時間かかってるようです。

できるまでしばらくベンチに腰掛けて景色を眺めながら待つ。

お腹空いたな~。。。

と、そんなときに限って隣に座ってた男性がジュ~っといい音を立てて

コッヘルでお肉を焼き始めたっ!

しかもすごくいい匂いが漂ってくるっ。

「お、美味しそう。。。」とつい口に出してしまった私。。。

 

ぐぅ。。。

おでんとラーメンまだかなぁ。

「お腹空いたねぇ。車に置いてきたおにぎり、こんな暑さじゃもうダメになってるよね。。。」と旦那さまに話しかけて気を紛らせる。

すると隣の人が「どうぞ。」と。。。

焼いてくれたお肉を2切れくれたではないですか~っ!!

 

「きゃー、ありがとうございます~♪」

なんか遠慮もしないで2人でパクついちゃいましたよ。

しかもすごく美味しいっ♪

「何で味付けしてます?」と訊いたら「塩麹」だってーっ!

今私がハマってる塩麹漬の豚肉さんでした。やっぱ美味しい。塩麹最高♪

もう、見ず知らずの空腹の私たちに本当にありがとうございました。

この方は西岳からの縦走だそうです。

そうしてるとおでんとラーメンが登場。

ラーメンにはお野菜も入ってます♪

どっちも美味しかったです♪

食事を終えると、私たちより少し前に出発してたあの男女2人連れが小屋に到着。

バッジを購入していたので見せてもらい、開山祭のバッジが可愛かったので私もゲット。

そして小屋の人にザックを預かってもらって空身でギボシに向かいます。

この権現岳は双耳峰。

先ほど写真を撮った方は東峰でもう1つは西峰にギボシというのがあるので、そっちにも足を伸ばします。

 

ガレガレ場。

あっちが東峰。そして権現小屋。

6分ほどでギボシの頂。

標高2,700m。

のろし場と編笠山が見える。

赤岳と共に。

道を見ると歩いて行きたくなってしまう。。。

ここも縦走したいよな~。

 

すぐにギボシから小屋に戻り、旦那さまがトイレに行ってる間に小屋番の人と八ヶ岳のお花の話で盛り上がる。

 

そろそろ下山しないと。だけど名残惜しいな。

赤岳さま~。

赤岳に行きたいっ!

もう雪もないので全然行けるのだけど。。。

もう少し待ちます。。。

予定よりかなり長居してしまいました。

 

帰り道、長いな~w

赤岳にはガスがかかってきた。

ダラダラと帰る。

 

 

旦那さま、ちょっとお疲れ気味です。

 

刀利と言えば、、、アレを思い出す。

呼ばれてるか?w

 

ヘロヘロな顔で写ってる人。。。

やばいですw

昨日もほとんど寝てないもんね。お疲れ様。

私は結構元気です。

 

 

雨であんなに小川のようになってたのに、もう乾いてる。

水捌けいいなぁ。

途中、赤いダニを発見。

いっぱいいる。。。

見るだけで痒くなってきた。

イワカガミ。

すっかり乾いて綺麗に咲いてます♪

 

帰り道、いつも長く感じるんだよなぁ。。。

私は下りは得意な鹿タイプなんですが、旦那さまは下りがかなり苦手です。

しかも履いてるスポルティバ、今までの靴に比べて滑りやすい気がする。

靴底も薄いし。。。インソールも薄いので足の裏に結構響く。(この日はsuper feet無し )

そんなこんなで、、、旦那さま、、、見事にすっ転びました。(汗)

流血。。。

携帯していた水で泥を洗い流します。

あーぁ。。。痛そう。。。(´Д`;)

肘の他、わき腹と二の腕も強く打ったみたいです。後で見たら痣になってました。

 

ちょっと下りのペース早すぎたかな。

ごめんなさいデス。

 

当初の予定では14時には下山していたかったのですが。。。1時間半も山頂付近で過ごしましたからね。。。

ツツジが綺麗。

ミツバツツジかな??

 

がんばれがんばれ。

 

 

そうそう、ここ登りの時に気になってたところ。

絶対何かいいものが見えるからベンチが置いてあるんだと思いました。

やはり。。。今日はちょっと見にくいですけど、ここから南アルプスが見えてます。

 

そしてやっと天の河原。

15時半までには戻りたい。急げ。

登山ポストもあります。登り時は雨だったので今撮影。

 

やっと帰って来れました~。

出発時とあまり変わらない車の台数。。。

そういえば下山時ほとんど人に会わなかったような。。。

 

今回のルート&標高グラフ

 

 総距離  12.4km

 所要時間 8時間半(内1時間半は山頂でゆっくり休憩)

 目安

   体力度 ★★★

   危険度 なし

   整備度 ★★★

   眺望度 ★★★★★ 

  山スカ度 ★★★★

 まとめ

   梅雨真っ只中。雨を覚悟の山行。

   でも結果的には晴れたし、眺望バッチリだし、思いがけない出会いもあったりでかなり充実したものになりました♪

   山の神様に感謝しなければ。。。

   この雨でしっかりと潤った花たちももうすぐ満開に咲き誇る。ますます楽しみな季節になります。

   今回偶然、、、(いや必然かも)出会った師匠ご夫妻ともぜひぜひ一緒にお山に登ってみたいです。

   というかそれが私の密かな夢なので。。。叶うといいな~。

 

   また、小屋の前で美味しいお肉を分けてくださった方、ありがとうございました。
   いつかまたどこかのお山でお会いできたらと思います。

   

   

   

   

   

   

   


■梅雨の晴れ間の八ヶ岳【権現岳】~楽しい出会いをありがとう(前篇)

2012-06-19 13:53:04 | 八ヶ岳

 ※これは2012年6月17日の記事です。

 

週末雨かぁ。。。

山行けないなぁ。。。

仕方ないので16日(土)は映画 『スノーホワイト』を見に行く予定にする。

ん~、でも雨だからといって山に行かないのは良くないな。

ずっと週末雨だったらどうする? 体腐っちゃうよ? (´Д`)

レインウェア着て雨の中登るのもいいじゃん。たまにはそんな山行も。

ということで、急遽日曜日に八ヶ岳の権現岳(標高2,715m)に登ることに決定。

八ヶ岳は先月隣の編笠山に登って以来。

7月に入ると虻の襲撃に遭いそうだし、ちょうどいい頃かも。

天気予報も午後から晴れマークがちらほら。。。これを信じていいかわからないけどとにかく行ってみよう。

レンタカーはいつもの車よりワンランク上のしか空いてないが仕方ない。

と思いきや、当日お店の人の計らいでいつもの車になりました♪ ありがとうございます♪


 

17日午前4時過ぎ雨の中、横浜出発。

いつもなら日の出とともに登るのでもっと早い時間に出るのですが、

今日は午後から天気が回復するということなので敢えて遅めの出発。

勝沼あたりで雨が上がり、雲がどんどん上がっていくのが見える。

いい感じ♪ 雨あがりそう。

でも八ヶ岳に近づくにつれてまた雨が激しく降ってくる。

ま、今日は雨の中登るつもりで出てきたし。。。無事登頂できたら恩の字。

6時過ぎ、天女山駐車場に到着。

準備をしている間にさらに雨は激しくなってきたので、小降りになるまで車内で待機。

大降りの中、2人の男女連れが出発。

男の人、レインウェアは上だけで半ズボンにレインスパッツも無しで出発されてました。

だ、大丈夫か?

7時小降りになったので出発。

というか、もう出発しないと帰りが遅くなる。

日帰りレンタカー族の悲しい宿命。

レインウェアで蒸れるのが嫌なので汗をかかないペースで歩く。

ありがたいことに、しばらくなだらかな道が続きます。

出発して1時間ほどで急坂地点。

言うほど急坂でもない。

この辺りで上から下りてくる団体とすれ違う。

高校生か大学生ぐらい。約10人×3グループの1つ。

それぞれわざと時間をずらして下ってるように見えました。こちらとしてはありがたい。

団体に道を譲ってる間に休憩していると、後ろから登ってきた単独の方に追いつかれ一緒に待機。

少し会話を交わした後、足が速そうなので先に行ってもらいました。

なんだかな~。

見たことある雰囲気だな~。

足早いし。

ザックカバーの色も。。。まさかな~。

雨量が少し減ってきたような。。。

空が明るくなってきました。

いいねいいねっ。

先ほどのグループのその2、その3とすれ違う。

話しかけると、大学の山岳サークルで昨日西岳から登って青年小屋泊し、権現岳から下りてきたらしい。

 

そして「ここが一番きつい」地点。

言うほどキツいとは思わなかったのだけど。。。

やっと前三ツ頭が見えました。

雨もやんできた♪ 天気良くなりそうです。

先行していた単独の方にも追いつき、また少しお話。

「もう雨あがるよ。」と言われ、

「嬉しいな♪ 雨の中来た甲斐がありました♪」

青い空も見えてきた♪ 

イワカガミとしていますが、もしかしたらコイワカガミかも。

前三ツ頭まであと10分らしい。

9時になると陽の光もさしてきて、さっきまでの雨が嘘のようになる。

影も出るぐらい晴れてきた。

天気が良くなってきたのは良いものの。。。

お腹が空いてきました。

おにぎりを食べようとザック内を見たけど、無い。

この時初めて主食(おにぎり2個)を車内に忘れてきたことに気づきます。

うぇぇ。。。。。(´Д`;)

旦那さまはちゃんと自分のは持って来ていたので、おにぎりを一つだけ分けてもらいました。

とりあえず、小屋に行けば何か食べれるはずなので、ここでは我慢して前三ツ頭で食べよう。

だけどあまりに空腹だったのでおやつで持って来ていたドライマンゴーを口にして凌ぎます。

シャリバテ気味で前三ツ頭に到着。

誰もいない。

単独の方がいないのいはわかるけど、私たちの前に出発した2人連れにも追いつけないなんて。。。

ペース遅すぎたか。。。

前三ツ頭でレインウェアを脱いで身軽になる。

風が気持ちいい。

おにぎり1個補給。少し生き返る。

目の前に見えるのが三ツ頭。

権現はまだその向こう。見えもしない。

黄色のザックカバーの人はちっちゃく見えてます。

(コ)イワカガミいっぱい咲いてます。

まだ雨後で元気ないけど。

脱皮完了&シャリ補給して出発。

道に迷うようなところも一切無し。

雨で小川のようになった登山道。

勢いよく流れていきます。

三ツ頭の手前でやっと休憩していた2人連れに追いつく。

「晴れて良かったね♪」と言い合います。

そして三ツ頭。

もう10時か。。。

予定よりちょっと遅いペースかな。

 

そしてやっと目指す権現岳さまが見えてきた。

素敵に尖っていらっしゃる♪

ガスってるけど、いい感じ♪

編笠山と青年小屋も見える。

天気は良くなってきたけれども、稜線上は風が冷たい。

少し前に目にした 『トムラウシ事故の報告書』を思い出す。

夏でも低体温症には注意。

半袖では寒いのでしばらく上着を羽織ります。

 

 

権現ズーム。

 

 

権現に近づくに連れて赤岳もちらちらと見え始めた。

あとは最後権現岳まで登るだけ。

 

歩いてきた道を振返る。

赤岳のガス、晴れるといいな♪

 

しばらく見惚れていると、さっきの単独の方がもう下りてきた。速っ!

「速いですね~」と声をかけると、いきなり

「そのズボン見たことがあるっ! ヤマレコされてますか?」と言われ

この単独の方の正体がここでやっと判明する。

ヤマレコという山旅サイトで色々とアドバイスをいただいて、コメントのやりとりをしている ricalojp さんでしたw

私の心の師匠です。

なんか見たことあるような不思議な感じがするなぁ~と思ってたのは間違いじゃなかった。

あちらも私が雨でレインウェアを脱皮してからの山ズボンで気づいたらしいです。

この山ズボン、そんなに記憶に残るものでしたかwww

にしても、面白い出会い方だw

雨が止まずにずっとレインウェアだったら、お互い帰宅後ヤマレコの記録見てびっくりだったことでしょう。

「今度ぜひコラボしましょう。」と言われ、握手してricalojpさんとはお別れしました。

さぁ、頑張って権現岳の頂へ。

岩場が増えてきましたが、朝の雨の気配は一切なし。

この辺りになると風も弱く、また暑くなってきました。

すっかり乾いて濡れて滑るようなことはありません。

ちょっとした鎖場も1箇所あり。

山頂の耳が見えてきた。

かわいい花も咲き始めている。

これからが最盛期だね。

そして山頂到着。

少し前に登った人たちから写真を撮って欲しいと頼まれる。

ガスが晴れるのを待っていたらしい。

そして私たちも撮っていただきました♪ ありがとうございます。

私の座ってるところ、ちょっと滑りそうで怖いww

でもそこからの眺め。

ガス晴れた♪

赤岳も見えるし、大同心小同心まで見えますっ!

すごい♪

さぁ~、お腹が究極に空いているので権現小屋に急ぎます。

 

長くなりますので、後篇につづく。。。

 

 


■2012GW山行その1~残雪ピーカン☆編笠山

2012-05-02 15:58:30 | 八ヶ岳

 

※これは2012年4月29日の記事です。

 

今年の我が家のGWはありがたいことに9連休。

山に溺れてなければどこか遠くへ旅行にでも行ってたかな。

山泊ができない我が家なので連休中は日帰りで最低でも3つのお山に登る計画。

せっかくなのでできるだけ遠出したいけど、レンタカー族なので天気が要

とりあえず1つめは登山口の一つ観音平の冬期閉鎖されているゲートが開放されたということで

八ヶ岳の編笠山(標高2,524m)に登ることにしました。

八ヶ岳というと主峰赤岳に続き、横岳、硫黄岳、天狗岳などが人気なのだけど、

阿弥陀岳、権現岳、編笠山にもすごく興味があっていつか登りたいと思ってました。

できれば全部登りたいもんね。


午前3時過ぎに出発。

6時頃から登り始めたいと思っていたのでそれまでに着くように走らせていたのですが、、、

 

 

 

下りるインター過ぎてしまった。。。Σ(T∀T;)

 

 

小淵沢で下りたかったのにナビがうんともすんとも言ってくれないっ!

ナンデ?

今回ついてるナビもいつもと違っててとっても使いづらい。

しかもオーディオとカーナビの音量調節が一緒になっていて、、、

ラジオうるさいからと途中で音量小さくしたのが間違いの元だった。。。orz

あ~。。。下りるはずの小淵沢が遠のいていくぅぅぅ。。。

次は11キロ先の諏訪南までレッツゴー。。。

ああ、こんな時なのになんて甲斐駒が綺麗に見えるんだ。。。(涙)

急いで諏訪南で下りて小淵沢方面に戻るのにまたナビが高速に乗せようとする。

 

あ゛~っ! もうっ! イライラするっ! (#`д´)ムキーっ

 

結局コンビニが無いので小淵沢IC間近まで戻って朝食とトイレを済ませ、

登山口である観音平へと向かう。

向かった。。。

向かったよ? ぉぃ、ここどこ?

 

 

ナビよ、、、我らをどこに連れていく気なのだーーっ!!  ゴルァo(`Д´#)(#`Д´)oゴルァ 

 

 

もうこのナビは信用できない。

観音平って標識を探してやっとのことで駐車場に到着。(;´Д`)ゼィゼィ

もうすでにたくさんの車が。 

昨日から入山してるのかな。

とりあえず空いてるスペースが一つあったので確保♪

 

おっと~、目の前には凛々しい甲斐駒さまが♪

甲斐駒さま、朝からお見苦しいところをお見せして申し訳ありませんでした。

 

気を取り直して準備して出発です。

トイレは無いのでここに来るまでのコンビニか道の駅で済ませましょう。

登山ポストはあります。

 

いいお天気なので空がとても明るい。

登山道は南側なので朝から陽がよく当たります。

今日は気温が上がりそうだし、暑くなりそう~。

 

比較的ゆったりした登山道。

すでに暑くなってきました。

夏とかちょっとキツイかも。。。

今日も暑くなる前に出発すれば良かったかなと思ったり。。。

 

 

50分弱で雲海に到着。予定どおり。

ちょっとだけ休憩して出発。

木陰が増えてきた。ありがたい。

岩がゴロゴロしてますが、比較的歩きやすいです。

 

所々雪が凍結しているところも出てきます。

 

一気に凍結箇所が増える。

そろそろ押手川かな。

川のようになってる。。。

滑らないように小さい岩の上を渡り歩きます。

7:56 押手川分岐。

ここに2パーティが留まってました。

1つのパーティはアイゼン装着中。

もう1つのパーティは「アイゼン無いとダメですか?」みたいなことを訊いてました。

事前情報ではここから先は凍結&雪が続くので最低軽アイゼンは要るとのこと。

私たちもここから軽アイゼンを装着して出発。

アイゼンのことを質問していた2人連れはアイゼン類持ってきていないようでした。

 

ザックザクと登って行きます。

蹴り込まないとダメなところもたくさん~。

やっぱりアイゼン無いと厳しいようです。

12本爪が恋しい。。。

足が12本爪アイゼンに慣れてしまっていたのか、つい前爪がある気になって突き刺してしまいそうになる。

力の入れ方が違うんだなぁ。。。

 

踏み固められたところ以外は足ずっぽりになることも。。。

 

 後ろを振り返ると南アルプス~♪

左から北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳。

みんな凛々しい♪

うっすらだけど中央アルプスも見えます♪

 

景色に癒されたので登り続ける。

 

急登をまっすぐ登る。

歩きにくい。

樹が疎らになってきた。空が青い~♪

日差しが強い。

ジリジリと焼ける~。

なんだか蓼科山とかぶるな、この斜度といい、雰囲気。

雪が途切れて岩が出てきました。

アイゼンで歩きにくいけれどそのまま山頂へ。

3時間弱で山頂に到着。

すごく気持ちがいい~♪

南アルプスと中央アルプス。

富士山もうっすらだけど見えてる♪

そして目の前には八ヶ岳♪

左から阿弥陀岳、中岳と硫黄岳は被って見える。そして赤岳と権現岳。

遠くに蓼科山や天狗岳も見える。

この角度から見るとまた八ヶ岳も違って見えるなぁ。

八ツをバックに。

 

 

南アルプスをバックに。

 

この山頂いいな~♪ 景色抜群だしとっても落ちつける♪

 

うっすらだけど北アルプスもー♪

 

30分ほどゆっくり休憩して青年小屋へ向かう。

少し歩くと下に青い屋根の小屋が見えた。あれだね。

 

所々大きな踏みぬき跡がある。

かなり深いし。。。

怖い落とし穴だ。。。

権現岳にもこのまま登りたくなっちゃうね。

 

踏み抜きに注意しながら下りてきた。

大きな岩がゴロゴロ。アイゼンだと歩きにくい。

 

そして青年小屋。

 

旦那さまは体重があるので何度も踏み抜いてかなり苦戦したらしい。

遠い飲み屋の提灯がかかる青年小屋でバッジを購入。

見上げると権現岳。雪が消えたら行ってみたい。

でもそろそろ虫の季節もやってくるね。。。

 

バッジを手に入れたので下山します。帰りはここから直に押手川へ。

こちらの登山道もあちこちに落とし穴がある。

ドキドキしながら歩く。たまに思いっきり踏み抜きながら。。。

しばらくはなだらかなのでここはスノーシューで歩くといいかも。

 

 

やがて段差のある登山道になる。

 

11:23 押手川分岐まで戻ってきた。

たくさんのハイカーたちが休憩中。

もうしばらく先までアイゼンはつけたままにする。

この時間になると融け始めてる。

シャリバテなのか、雲海を越えると足取りも悪くなってきました。

 

そしてやっとこさ駐車場到着。

ちょうど6時間の山行。

車もいっぱい路駐にまで増えてました。

 

お腹も空いたし、時間もちょうどいいし、今回はここでランチ♪

観音平から天女山へ走らせるとある 自然屋。

隣の仙人小屋は行列ができていましたが、私たちはこちら。

旦那さまはお店に入った瞬間、

「ここまた来たい。」ってwww

まだ食べてもないのに、お店の雰囲気とメニュー見ただけで気にいってしまったようです。

 

岩魚塩焼き定食と岩魚お刺身定食にしましたがお刺身がもう無くなってしまったとのことで

お刺身⇒天ぷら定食に変更。

いろんな種類の山菜がいっぱい♪

天ぷらもすごーい♪

サクサクに揚げられていてすごくおいしい♪

ビール飲みたい~。

岩魚の塩焼きも美味しい♪ 

旦那さまはビール飲んでご機嫌でした。

ここはその季節に採れたものを料理して出してくれるらしいので、

夏に川魚のお刺身を食べにまた来たいな♪

 

今回のルート&標高グラフ

青年小屋から先少し電波が乱れています。

 総距離    約8.35km

 所要時間  約6時間

 目安

    体力度    ★★★
    危険度    なし         
    整備度    ★★
    眺望度    ★★★★★      
   山スカ度     ★★★★

※上記は、2012年4月29日時点での個人的な評価です。季節や天候によって大きく変化します。

 

まとめ

    冬期は観音平の道路が閉鎖されるので登山口へのアプローチがかなり長くなる。

  待ちに待ったゲート開通で気になっていた編笠山へ。。。

  すご~くいいお山です。

  なんで今まで登ってなかったんだろうって思うぐらい。

  山容もそうだけど登山道が蓼科山にとてもよく似ているなぁと思いました。

  山頂からの眺望が最高。澄み切った空だともっと素晴らしいんだろうな~♪

  今回目の前に聳えてた権現岳にもいつか登りたいし、またちょくちょく(?)八ヶ岳に通わなきゃね♪