山に溺れる金魚

お山にはまってまだ6年。横浜発☆週末日帰りハイカーのお山の記録。
ブログ『深い森の金魚』続編です。

■花咲き乱れる月山~ガス欠警報発令【後篇】

2012-07-12 11:15:58 | 東北

※ 【前篇】からの続きです。

 

月山神社でお祓いを済ませて下山します。

頂上小屋の前でもなんとなく記念撮影。

山頂標識が無いと不安なのはなぜ?w

 

全然予定どおり登っているのに、なんだか早く帰らなきゃ的な気持ちに支配される。

帰る時間に縛られるのって嫌だなぁ。。。

ガソリン問題もあるし。。。(苦笑)

後ろから団体さんが下山体勢に入ってたので、巻き込まれないように下ります。

相変わらずのガス。

登ってくる人に「クロユリ咲いてましたか?」と訊かれたので

「山頂付近にたくさん咲いてますよ。」と応えておく。

雪渓上はかなりガスガス。

 

あれ? 登りのときにこんなお花あったっけ?

↑ショウジョウバカマ。

気づいた時には下山する道を完全に間違ってましたw

姥ヶ岳に向かう登山道を歩いていたわたしたち。。。

ちょっと遠回りになるけど、、、まぁいいかぁ。

こっちの方がお花がいっぱいらしいし。

当初はそういう予定だったし。

登り嫌だなぁ~と思ってましたが、意外に足はすんなり登ってくれました。

こんなことぐらいで嫌がってちゃダメじゃん、自分。

最近ゆる登山が続いているので、、、ハードなお山に登れなくなってたらどうしよう。。。

よく知られているエーデルワイスです。

月山にはこのミヤマウスユキソウがたくさん咲いてました♪

この辺りのチングルマはみんな実になってました。

 

歩いてきた道を振返る。

 

緩やかな登り。

 今年はほんと夏になっても雪が残るお山に登ることが多い。。。

雪渓を歩いているとつい足元ばかり気になって景色を見るのを忘れてしまうのですが、

この姥ヶ岳への木道は歩きやすいし、景色も見渡せてとても気持ちがいいです。

雪渓歩きばかりだとつまんないし。

なんだろう。。。

この爽快感は。。。

間違ってこちらの道を歩くことになったけれど、こっちを歩いて良かった気がする。

 

そして姥ヶ平の山頂。

ちょっと離れたところにある三角点。

 

小さい池塘が並んでる。

 

チングルマいっぱーい♪

こっちのはまだ花が付いてた♪

ありがとう♪

 

今度こそ下山w

なんだ、時間的にも全然予定通りに下山できるじゃん。

 

スキ―教室かな?学生っぽい人たちがたくさんいました。

 

雪渓を少し下ります。

 

登って行く人たちを見て、結構な斜面だってことに初めて気づきました。

 

月山山頂へのルートとの合流地点。

 

帰りはリフトにお世話になります。

もう虫に集られるのは嫌なので。。。

1人560円払って乗込みます。

楽チンだぁ~♪

15分ほど楽させてもらいました。

ニッコウキスゲ。

まだリフトのりば周辺にか咲いてませんでした。

山の上に咲くのはこれからですね。

 


 

駐車場に着いたのは12時ちょっと過ぎ。

下山したはいいが、ガソリン問題が残ってる。

とりあえず月山ICまでエコ走行で走る。

と、、、走ってたらとうとう最後の1メモリになっちゃった。。。(´Д`;;;)

しかも点滅してるしっ!

 

やばぃよぉぉ。 |||||(;´Д`)|||||

 

高速上でガス欠になってJAF呼んだら、、、かなり取られるんだろうなぁ。。。

それならしばらくは一般道でGSを探しながら帰った方がいいのかなぁ。。。

どうしよう。。。

ガス欠なんて今まで一度も経験無しなので余計不安。

どうしようどうしよう。。。(;´Д`)

旦那さまが携帯で調べると、「デミオは点滅が始まっても100キロは走れる」という。。。

100キロ走れるなら、、、高速の寒河江SAのGSまで余裕で行ける。

ガス欠になったら痛い出費だけど、100キロ走れることを信じて高速に乗ることにしました。

もうそれから先は実に心臓に悪いドライブドライブ。。。

いつガス欠で車が止まるんだろうってドキドキしながら運転しました。

幸い、何事もなく寒河江SAに到着して、ガソリン満タン給油。

良かったぁ。。。(;´Д`) =3 フゥー 

 

結局詳しく調べると、デミオは最後の1メモリが点滅した時点で10リットル分(約100km)、

さらに 「E」の文字が点滅して5リットル分(約50km)走れるということがわかりました。

なんだ、全然大丈夫だったじゃん。。。orz

でももう二度とこんな心臓に悪いことは御免です。。。(実は二度目)

これからはガソリン残量にはよぉぉぉく気をつけないと。

ってか、いつもデミオなんだからそれぐらいの知識持ってないとダメだよねぇ。。。(´Д`;)それこそ反省です。

 

 今回のルート&標高グラフ

 

 

 

 総距離   約9.4km (帰りのリフト分は除く)

 所要時間 約5時間

 目安

   体力度 ★★

   危険度 ★        (残雪期は足元注意)

   整備度 ★★★★   (残雪期は遊歩道が隠れています。)

   眺望度 ★★★★       

  山スカ度 ★★★★★        

               

※上記は、2012年7月8日時点での個人的な評価です。季節や天候によって大きく変化します

 まとめ

   今回も梅雨晴れの地を求めて山形まで遠征しました。

     運転時間の方が登山時間より長いパターン2週連続。

    それでも慣れてきたのか、それほど距離は感じませんでした。

   これで八ヶ岳等近場に行くと「なんだ、もう着いちゃった?」という感覚になるんだろうな~。

   

   ガスのかかることの多いお山ということは前提で、お花いっぱいの月山を満喫しました。

   先週の会津駒もそうでしたが、なんだか心が洗われる感じの登山でした。

     東北のお山はそういう癒しのお山が多いかも。

   私たちはリフトの脇道を登りましたが、この季節おススメしません。

   虫が半端ないです。私手首を刺されましたし。虫よけスプレーもあまり効果無かったです。

   今回このリフトの登りが一番地獄でした。(苦笑)

   下りに姥ヶ岳に寄りましたが、姥ヶ岳からの稜線の眺めはおススメ。

   お花の群生も多いので気温が上がってお花が綺麗に咲いた時間帯に寄るのがよいかと思います。

   

   二度目のガス欠に怯えた山行。

   東北ってほんとにGSが少ないし、24時間営業のところが少ないです。

   コンビニも無いので高速のSAやPAを上手に活用しましょう♪

   月山はまた秋の紅葉が見事なのでいつかまた足を伸ばしたいな~と思います。

 


■花咲き乱れる月山~ガス欠警報発令【前篇】

2012-07-11 14:15:15 | 東北

※これは2012年7月8日の記事です。

 

2週連続で東北道を走る。

この梅雨の時期、なんとか晴れマークが出てるお山を探した。

(ほんとはもっと近場のお山に行きたかったんだけど~。。。)

月山(がっさん)。標高1,984m。日本百名山の1つ。

とうとう日帰りで山形まで足を伸ばすことになるとは。。。

片道460kmオーバー。

登山より運転の方がハードですw

 

午前1時過ぎに横浜を出発。

首都高~東北道~山形道と走ります。

今回は月山ICから登山口まで一切コンビニが無いということなので

吾妻PAにあるファミマに寄って行動食等を購入。

ガソリンの残量が気になったのだけどこの先にもまだSAがあるからいいか~と軽く思ってしまったのが良くなかった。

この後の国見SAに寄るが開いている気配が無くて次の寒川江SAに走らせる。

けれど寒川江SAのGSも閉まってる。。。

営業時間が7時からになってる。。。

 

どうしよう。。。Σ(T∀T;) ぐわわぁぁ~ん!

 

あと2メモリ。(またこのパターンか。。。orz)

7時まで待つわけにも行かないので、とりあえず目的の月山ICで下りてそこからGSをナビで検索してみる。

けれどコンビニが無いのにGSがあるわけも無く。。。

東北ってなんでこんなに何にも無いのぉ~? (´Д`;)

とにかく登山口まですぐなので、まずは山に登ることを考えて、下山後じっくり思い悩むことにしよう。

そうするしかない。

もしもの時は JAFを呼ぼう。(涙)

 

登山口までエコ走行で登山口まで走らせます。

広い駐車場。

写真は下山後撮ったものです。

朝はまだ5,6台程度でした。

目の前にトイレあり。とても綺麗です。

準備をしていると、なんだか私、胃が気持ち悪くなってきました。(´Д`;)

睡眠不足&強強打破のせいかなぁ。。。

コーヒー飲めないのですが、無理やりコーヒー味のする強強打破飲んでます。

うぅ、気持ちわる~。

 

気持ち悪いままとりあえず出発。

登山口まで歩きます。

今日はお花をデジイチで撮ろうと持参しました。

 

歩くに連れて吐き気もおさまってきた。

5分程すると、環境協力金を払う小さな受付小屋があるので支払います。

1人200円なり。

さらに5分ほど歩くとリフトのりば。

手前でタケノコ採りのおじさんに声を掛けられました。

山の向こうまで採りに行くらしい。。。

 

リフト乗り場。ニッコウキスゲがたくさん咲いています。

リフト乗り場には来ましたが、リフトには乗りません。自分の足で登ります。

時間が時間だったので係の人に「リフトの下歩いても大丈夫ですか?」と訊くと

「いいですよ。7時半過ぎると動き出すのでそのときには放送かけます。」と言われました。

意外と厳しくないんだなぁ。。。

そうそう、ネットではリフトの8時からの運行になってますが、人が多い時は土日は7時半からだそうです。

8時からだと思っていたので運行前にリフト脇を登ろうと思ったのだけど。。。

まぁ、いいか。

 

リフトの脇にある踏み跡を登ります。

7時半からの運行ということで登るスピードも自然と速く。。。

なので汗が噴き出ます。

 

さらに加えて虫がすごいっ!

汗のせいもあると思いますが、ものすごい虫に纏わりつかれます。

暑い。。。立ち止まりたい。。。けど虫がすごい。。。

虫よけネットが無かったら、どんな恐ろしいことになっていたことか。。。

登山道は別にあるのですが、花が咲いているということでこの道を選んだのだけど、

暑さと虫攻撃で花を愛でる余裕がない。。。

失敗だぁ。

この辺りでデジイチでの撮影を放棄。

ザックの中に仕舞いこみました。(後でもっと頑張れば良かったと後悔。。。)

7時半に運行開始のリフトは5分ほど遅れて運行開始。

ゆっくり動いてくるリフトに注意しながら登って行く。

 

 

もうチングルマが実になってる。

風車のようなこの形からチングルマと言われる。

上ではまだ花がついてるといいなぁ。。。

雲の多い空。

晴れるのは午後かららしい。

30分ほどでやっと上のリフトのりばに到着。

リフトに乗った人と同じ時間に着きました。

タケノコおじさんに「500円得したね。」って言われたけれど、決してケチったわけじゃないんですよ~w

汗だくで髪もびしょ濡れになったので、タオルドライする。

東北でこんなに汗かくなんて。。。

 

 

団体が次々とリフトから降りてくるので急いで出発。

さっさと行かないと団体に巻き込まれてしまう。

木道がありますが、所々雪がまだ被っています。

滑らないように注意。

雪渓の上はやっぱり涼しい。

ガスで靄ってるけど、これぞ月山という感じ。

 

登山道の雪が全部なくなれば、もっと歩きやすいんだろうなぁ。

タケノコおじさんは長靴で雪渓を登って行く。

正規の登山道はロープに沿って雪渓を登っていく。

アイゼンは要らないですが、雪上歩きに慣れていない人は軽アイゼンぐらいあった方がいいのかもしれません。

(一応私たちは軽アイゼンは携帯。)

まぁ、転んでもこの傾斜なら滑落は無いです。

上に登るにつれてガスってきます。

青空が理想だけど、花がたくさん咲いているのでOKなのです。

 

登山道の脇にお花たちが咲いている。

チングルマ。まだ朝露でぐっしょりです。

かわいいね♪

ミヤマオウレンもびしょ濡れ。

 

ハクサンイチゲ。美人さん♪

 

このあたりも歩きやすい。

このあたりお花を撮るのに夢中で登ったという感覚があまりないw

ガレてるので、浮き石落石などには注意。

 

 

足元にいっぱい咲いている。ミヤマキンポウゲ??

まだみんな目が覚めていないみたい。

 

イワベンケイも見事。

崩れた鳥居がありました。

山頂に向かいます。

ちょっと青空が見えてきたり♪

あとは緩やかなガレ場を登る。

山頂のようにだだっ広いところに出ましたが、山頂ではありません。

一気にたくさんの人の姿が目に入ってきました。

 

松尾芭蕉の句碑があります。

「 雲の峰 幾つ崩て月の山 」芭蕉

方位盤もありますが、今日はガスってて何も見えません。

山頂はもう少し先なので歩きます。

 

月山で有名なクロユリがたくさん咲いていました。

今の季節、みんなコレを見にくるらしい。

ガスの中、頂上小屋が見えました。

山バッジを購入。

そのまま続けて歩きます。

月山神社本宮前。

ここから先は撮影禁止です。

まず1人500円を払って宮司さんにお祓いをしてもらいます。お払いで清めないと中に入れません。

お祓いの後、白い人形(ひとがた)とお守りを受け取って、人形で頭から足の先まで身体全体の穢れをとるように撫でます。

そして最後に人形に息を3回吹きかけた後、足元にある水場に人形を浮かべて終了。

実は年始めにお祓いをしてもらった某神社からお祓い用の人形(ひとがた)が届いていて、

返送しなきゃと思いつつそのままになっていたので、ここで人形のお祓いができてちょうど良かったです。

お祓いが終わって奥に進むと本宮の小さなお社があるのでお賽銭を入れて参拝しました。

参拝後は、お守りやお札など売っている売店を素通りして終わりです。

石鳥居の外に戻って来て記念撮影。

月山の三角点はこのお社の裏にあるとのことですが、

月山自体の最高峰はこの本宮のお社の中ということなので社内を山頂点としたいと思います。

 

白装束の参拝客が増えてきました。

下山することにします。

 

                            ---------長くなるので続きは後篇で---------

 

 

 

 

 


 


■麗しの魔女の瞳~一切経山と五色沼

2012-06-07 10:55:31 | 東北

※これは2012年6月2日の記事です。

 

会津磐梯山の登山を終えて、まだ帰るには時間があるので

予定していた一切経山(標高1,948m)に向かいます。

今、磐梯山ゴールドラインが無料開放されているので行かない手は無い。

でもその前にちょっと気になることが。。。

 

ガソリン残量がやばいかな。。。

 

カーナビで近くのガススタを検索すると一番近いのが3キロほど外れたところにあるというので

そこまで車を走らせていくと、 

 

 

ガススタ潰れてました。 ガ━━(゜Д゜;)━━━ン!!

 

 

どうしよう。。。

次に近いガススタを検索すると目的地の浄土平より先にある。

残り2メモリ。。。

ギリなんとかなるかなぁ~と思い、ガソリン補給は後回しにして先に一切経山に行くことにする。

 

とりあえず、、、できるだけエコ走行しよう。(;´∀`)

エアコンもオーディオもOFF。 我慢我慢。

そして吹かさずに走るゾ。

って、、、そんな時に限って登り坂が多いのだ。。。(´Д`;)

エコ。。。エコ。。。ガソリン減るな。。。

浄土平までの道はすごく景色良かったのに、頭の中ガソリンのことだらけでゆっくり楽しむ余裕なし。(苦笑)

 

残2メモリで浄土平に到着。

ふ~。なんとかもつかな。(;´-`)

駐車場は結構車止まってました。

けれどほとんどが吾妻小富士に観光に来た人たちのようです。

2時間ほどのピストンなので不必要な物はザックから取り出し、荷物を軽くして出かけます。

まずは木道をてくてく歩いて行く。

本当はずっと奥の駐車場の方が登山口に近かったのです。知りませんでした。

湿原内の木道をしばらく歩きます。

そして登山口。登山ポストもあります。

直登ルートは立入禁止。酸ヶ平ルートまで迂回します。

 

緩やかながら石で凸凹した道を歩きます。

雪がまだ所々残っています。

でもトレースがしっかりあるのでノーアイゼンでも大丈夫。

吾妻小富士。

皆さんあちらのお鉢巡りが多いんだな。

午前中より雲が多くなってきました。

少しでも雪面を歩く時は、雪焼けに気をつける。

曇りでも注意。

 

ここから先しばらくは木の階段や木道が整備されています。

いい感じの散策コース♪

 

分岐。一切経山に向かいます。

まっすぐ進めば姥ヶ原。

 

 

 

酸ヶ平避難小屋。

シックな避難小屋。

使用はしませんでしたが公衆トイレ(手前の建物)もありました。

 

結構暑いのですが、雪の上はちょっとだけ涼しい。。。

ここからはガレ場を登って行きます。

後ろを振り返ると、鎌沼が見えます。

いい眺めです。

天然の日本庭園と呼ばれるのもわかる気がします。

 

ガレ場をどんどん登る。

この雪はいつまで残ってるかな。

右側は立入禁止区域。

本来はここを通ってくる直登コースが一番近いのですが、現在は大規模噴気のため立入できません。

 

山頂に向けての最後の登り。

 

吾妻小富士のお鉢が蟻地獄のようですw

 

活火山らしい荒涼とした登山道。

山頂手前の 空気大感謝塔。

これを通過すると。。。

一切経山(標高1,948m)山頂です。

今日の目的は登頂じゃなくて、、、この先の~。。。

どこだろ???

どんどん歩いて行きます。

なんせ山頂がだだっ広いっ!

うわぁぁ~♪ すごい~♪ (´∀`*)

 

端まで行かないと見えないのだけど、、、パッと目に入って来た瞬間思わず声が出ちゃいました。

通称 魔女の瞳 と言われる 五色沼です。

 

  ※裏磐梯高原にある五色沼とは別物です。

 

ヤマレコで目にしてず~っと気になってたんです。

今日はお天気も良いし、磐梯山も早く下山できたし、行くっきゃない! と思って足を伸ばしてみましたが、

来た甲斐がありました~♪

 

魚眼レンズで撮影。

雪が残ってるのがまたいいですね。

吸い込まれそうな沼の色。。。

大昔に晴れの摩周湖を見た時以来の感動かも。。。

ここは秋には紅葉樹がまた一味違った演出をするそうです。

それにしても ‘魔女の瞳’ って名前をつけた人のセンスがすごいな。

名前だけでも見に行ってみたいって思いますもんねぇ。

しばらく魔女の瞳に心奪われたように茫然と眺めてました。

世の中にはまだまだ知らない絶景の場所がたくさんあるんだってこと、改めて思い知らされました。

(何度も思い知らされてるw)

 

名残惜しいのだけど、時間が迫って来ているので下山します。

三角点も確認。

 

今日は来てほんとに良かったな~♪

 

 

噴煙が上がる大穴火口付近。

以前はあそこが登山ルートだったんだなぁ。。。

 

サクっと登って帰ってきました。

 

西吾妻山がこの先にあるのでまたここに来ることになるだろうな。

45分ほどで下山。

一切経山のバッジを探しましたが、吾妻小富士のバッジしかありませんでした。

 

さぁ。。。

登山中は忘れてたけどガソリンの問題が残ってた。

再びカーナビでガススタを検索してそこまで頑張ることに。

エコ走行を心がけるw

前にちんたら走る車、しかも下りなのでストレスがものすご~く溜まるwww

ここでブレーキ踏みたくないのよ~っ。もったいないでしょ~。(´Д`;)

ブツブツ言いながら走らせる。

別に前の車を煽ってるわけじゃないんだけど、前の車が次々と道を譲ってくれるww

ありがとう。ごめんなさいw

その間にも残量メモリが 1 に。

メモリが0になってもしばらく走るのは知ってはいますが、それでも気が気じゃないw

あ~、早くガススタ着かないかな~。

と思ってたら、メモリがまた 2 に復活っ。

 

お~、神よ、感謝します。(人´Д`;) 

 

その後ガス欠になることもなく無事ガススタで給油できましたとさ。

めでたしめでたし。(´∀`)

 

 今回のルート&標高グラフ

 総距離  約7km

 所要時間 約2時間

 目安

   体力度 ★

   危険度 なし

   整備度 ★★★

   眺望度 ★★★★★ 

  山スカ度 ★★★★★

 まとめ

   3月に安達太良山登った時は天候があまり良くなくて景色を楽しむことができなかったのだけど、

   今回はお天気にも恵まれて東北の山々を見渡すことができて大満足。

   実際に目にするとあの山にも、あの山にも行かなきゃ♪と今まで以上に登山意欲が増します。 

   それにしても魔女の瞳。魅惑的な沼でした。

   ああいう自然をいつまでも大事にしていきたい。

   ふとそう思ってしまうような山行でした。

  

   うむ、ガソリンが足りててもエコ走行は大事だな。と。 (・ε・)


■新緑の磐梯山~ミヤマキンバイのお花畑

2012-06-05 12:20:32 | 東北

※これは2012年6月2日の記事です。

 

梅雨がすぐそこまで近づいてきてる。

週末の関東甲信越の天気もいまいち。

最近遠出が続いてるので今週はおとなしく近場に。。。と思っていたのだけど

東北の天気が結構良さそうなので頑張って足を伸ばすことに。

本当はGWに東北のお山に行く予定だったのでちょうどいいか~。

行っちゃおう~♪

ということで、磐梯山(標高1,816m)に登ることにします。


2日午前2時横浜を出発。

眠いです。さすがに3週連続長距離運転は堪えるw

強強打破で襲ってくる睡魔と闘いながら八方台駐車場に到着。

でも私が事前にGPSに入れた登山口とは違うということになり、

八方台から少し引き返したところから登り始めたのだけどリフトの駅で行止まりになってしまった。

ルート入れ間違えたかも。。。ごめんなさい。

やっぱり八方台から登った方がいい。。。

30分ほどロスした後、八方台登山口から仕切り直し。

キレイな公衆トイレ有り。(ここで絶対トイレは済ませましょう。)

新緑いっぱいの登山口から出発~♪

いい道だ~♪ 気持ちいい。

20分弱で中の湯跡に到着。

昔、中の湯という温泉があったところです。

今は廃墟のみ。

歩きやすい登山道。

足も軽い♪

脹脛にまったく負担がかからないので足がどんどん前に出るのですが、

息がついていかないww

しばらく歩くと、展望のいいところに出る。

桧原湖。綺麗だぁ♪

向こうに見えるのが月山。(登ってる時は山の名前知らずw)

景色が良くなるとテンション上がります。

もう少し登るとまた展望地。

あの山何~?????

かっこいいよ~???

またもや名前がわからない。。。

あとで親切なおじさんに飯豊連峰だと教えてもらう。

あ~っ! あれが飯豊連峰か~っ!

右手には吾妻連峰。

手前に エメラルドグリーン色の銅沼。

目を惹く色をしています。

今日はお天気いいな~♪ 来て良かった♪

 

何か見えてきた。あれが山頂かな?

 

左手にも何か見えてきた。。。

 

お花畑と弘法清水の分岐。

お花畑にも惹かれますが、まずは山頂を目指します。

 

弘法清水。

山小屋が2つあります。

ここで団体で来られていたおじさんに「月山が見えるよ」と声をかけられたので、

ついでに他の山の名前も教えてもらいました。

おじさんありがとー♪

弘法清水。旦那さま曰く美味しかったそうです。私は手を洗わせてもらいました。

鐘も鳴らしてみる。

 

さて、山頂へ向けて最後の登り頑張りましょう。

 

ここの登りからちょっとキツいかな。

暑いし。。。もっと早い時間に登れば良かった~。

これからの季節、暑さとの闘いだ。

団体さんがいて渋滞してましたが、道を譲ってもらえました。

ありがとうございます。

皆さん弘法小屋で荷物はデポして身軽です。

先ほど山の名前を教えてくれたおじさんの団体でした。

ひぃひぃふぅ~って感じで登って行きます。

飯豊連峰が見える。

飯豊連峰はいいで~♪ 

何度も何度も景色に助けられながら登りました。

岩がゴロゴロのガレ場。そろそろ山頂かな。

出発して約1時間40分で山頂到着♪

 

 

眺めがすごくいいですっ!

遙か彼方に見えるのは燧ヶ岳とか会津駒ヶ岳???

猪苗代湖の水が溢れ出たような。。。水田ですよね、これ。

 

一番高いところから少し下りたところに山頂標識があります。

 

営業されていない小屋があったのでその傍で休憩していたら、小屋関係者(?)の男性が来て

ミヤマキンバイの群生の中で休憩していた女性3人組に注意してました。

「花がダメになるから入らないで。」と。

その後、人が入らないようにミヤマキンバイの群生の周りに杭と立入禁止のテープを張る作業をされてました。

女性たちも悪意は無いのだけど、ちょうどいい具合にお花が咲き誇っていて、しかも眺めがいい場所だったので

休憩箇所に選んで座り込んでしまってたんですよねぇ。

 

きっとお花が咲かない時期は踏まれ放題なんだろうな。。。それでも春にはこうして花を咲かせてる。

せめて咲いている短い期間だけでも山に登らせてもらっている人間としては大事にしたいものです。

 

 

9時になったので下山することにする。

弘法清水まで戻って、小屋でバッジを購入。

岡部小屋のバッジ。↓

隣の弘法清水小屋では、2010年に改めて計測し直された標高のバッジがあったのでこれも購入。↓

現在の正しい標高はこの1,816.29mだそうです。

 

バッジを購入後、小屋前で休憩していたワンちゃんがすごく可愛くて「可愛い~♪」となでなでしていると

地面に仰向けになってお腹もなでなでしてくれ~っと要求されるw

初対面なのにこんなにオープンなワンちゃんなんてwwww

なんだか私すごく気に入られたようですw

しっかりとお腹も頭も撫でまくってあげました。

お名前はココちゃん♪

写真も撮らせていただきました♪ ありがとうございます♪

 

ココちゃんとお別れしてお花畑に向かいます。

長閑ですごくいいところです。

向こうに月山が見える。

月山も行きたいお山♪

櫛ヶ峰も存在感ある形してますね~。

最高の登山日和だな~♪

ミヤマキンバイが咲き誇ってます。

この辺りはちゃんと人が入らないように柵が設置されています。

けれど、柵内に入る人は後を絶たないという。。。

この方たち、平気で柵内に入ってます。。。

中に入らなくてもお花は楽しめますよ~。

 

虫もいっぱい飛んでますねw

飯豊連峰。かっこいいっ!

 

お花畑を楽しんで、下山します。

まだ時間は早いので、もう1つの予定もこなせそうです。

 

帰り道、中の湯跡にある沼に不思議なものを発見。。。

何かの卵でしょうか。。。

餃子のような形してますw

 

多くの登山者とすれ違いながら新緑のトンネルを歩いて帰りました。

 

そうそう、ここ磐梯山は山行中のトイレは昨年から携帯トイレを使用することになっています。

弘法清水小屋にはそのスペースがあり、そこでは携帯トイレを使って用を足し、各自持ち帰って登山口に設置されている

この回収箱に入れることになっているそうです。

往復4時間もかからない山なので登る前にトイレを済ませておけばいい話なのですが、

トイレが近い方、体調が悪い方は携帯トイレを使用して欲しいとのこと。

 

駐車場も車でいっぱい。

往復3時間40分ほどの山行でした。

 

さーっ!

次行ってみよう♪  ⇒ つづきは次の山行記録にて。

 

 今回のルート&標高グラフ

左の赤線は、最初間違えて登ったルートです。

カシミールの地図だとそのルートは載っているのですが。。。しかも最短で。。。

でも道は見つけられませんでした。

 

 総距離   約7.8km

 所要時間  約3時間40分

 目安

   体力度 ★★

   危険度 なし

   整備度 ★★★

   眺望度 ★★★★★ 

  山スカ度 ★★★  

 

 まとめ

   サクっと登れるし、山頂はぐるっと360℃とても眺望の良いお山でした。

   ミヤマキンバイもしっかり咲いてとてもいい季節♪

   残念なのは足を踏み入れてはいけない場所に入る人たちがいるということ。

   どうしてかな~。(´・ω・`)

   

   旦那さまは今回新しい登山靴の試し歩きでもあったのですが、土踏まずが痛くて腫れてきたそうです。

   私はインソールをSuper feetに バージョンアップしての試し歩き。

   まずまずだと思います。

   1つ疑問なのは、脹脛がまったく筋肉痛にならないということ。

   これって脹脛の筋肉を使わずに登ってるってことなのかな??

   確かに登ってるときはまったく脹脛に負担を感じません。

      これって脹脛の筋肉が鍛えられないままになるってことなのかな?

      筋肉痛= 筋肉が鍛えられる と思っているので、このままでいいの? と思ってしまうんですねぇ。

   まぁ、常にこの靴を履くわけではないので次は元の靴で試してみないといけないですね。