山に溺れる金魚

お山にはまってまだ6年。横浜発☆週末日帰りハイカーのお山の記録。
ブログ『深い森の金魚』続編です。

■ダイヤモンドダスト舞うクリスマス登山【北横岳・三ツ岳・雨池山】<後篇>

2013-01-11 11:14:01 | 八ヶ岳

 ※ これは後篇です。

 

北横岳を後にして、一旦北横岳ヒュッテ方面に戻ります。

北横岳ヒュッテを通過して、分岐から三ツ岳方面に歩きます。

三ツ岳へはトレースが無いとちょっと難しいお山なのですが、

今回トレースが少しありました。

トレースちょっとだけ残ってたので行けそう。

 

坪庭とはまたちょっと雰囲気の違う、尖った岩が聳え立ってるお庭です。

なんだかすごい岩。

指輪物語に出てきそう。

アイゼンの爪の跡が岩の雪上についているので、それを頼りに歩きます。

途中、ちょっとした鎖場もあり。

知らなかった。

鎖のあとは、少し雪を被った岩をよじ登ります。

アイゼンのまま慎重に。

アイゼンで岩って結構緊張する~。

 

そして三ツ岳の1つ、Ⅲ峰着。

ストックが片方うまく仕舞えなくてちょっと長いままです。まぬけw

 

さー、次行ってみよう。

と、旦那さまズボっと踏み抜きました。

幸い、太股あたりまで。

でもこのしばらく後、ポッカリと開いた深い穴を見つけて、ゾッとしました。

軽く5m以上の深さはあり、狭いので雪で隠れてしまうとわからない。

こんなところに落ちてしまうと怪我はもちろん、助け出すのに困難だろうと。

単独でハマると、あまり人が来ないところなのでヤバいです。

なのでトレースが無い場合は危険なのでおススメしません。

北横岳は冬山初心者でも問題なく登れますが、三ツ岳は中級者以上とありますし、

雪が今以上に積もるとさらに難しいと思います。

周りは刺々しい岩たち。

トレースが残っていたので進んでいます。

たま~に岩に赤マル印がついていますが、トレースないとどこを歩いていいかわからないです。

踏み抜かないように慎重に。

 

そして三ツ岳Ⅱ峰。

残りのⅠ峰へ向かいます。

慎重にトレースを辿って、Ⅰ峰着。

三ツ岳制覇。

雨池山方面に下ります。

尻セードにはいい感じの斜面。

ちょっとだけやってみました。

ヒップそりだと滑り過ぎるかもです。

三ツ岳と雨池山の鞍部。

う~、ここからちょっと登りが始まる。。。


もう帰る気分だったのでなだらかな登りなのにしんどいです。

 

そして雨池山。

疲れて倒れてる人。

 

雨池山を過ぎると天気がまた良くなってきました。

もう後は本当に下るだけです。

 

縞枯山荘前の雪道を歩く。

可愛らしい縞枯山荘~。

ギュッギュッとかなり締まっているので

何もなくても歩ける状態でした。

もっとふかふかの雪が積もらないとスノーシュー出番無しです。

そしてロープウェイ駅到着。

すぐに乗込んで下山終了。

ロープウェイの窓に可愛い雪の結晶たち。

寒さが伝わってきそうです。。。

 

下のスカイレストランでビーフシチューを食べました。

きのこが冷たくて~ww

お味はまあまあでした。

 

今回のルート&標高グラフ

 

 総距離    約5.5km

   所要時間  約4時間

 

ひとことメモ

   この時期、必ずスタッドレスタイヤかチェーン装備で。

   広い無料駐車場あり。

   ロープウェイの運行時間にも注意。

   サクって登りたい時、冬山デビューには最適の北横岳。特に危険箇所はありません。

   三ツ岳は中級者以上とあります。

   岩場のある山で、踏み抜くと危険なところもあるのでトレースが無い場合は危険なのでおススメしません。


 目安

 体力度 ★★

 危険度 ★★     

 整備度 ★★   

 眺望度 ★★★ (晴天ならば★5つ)              

 山スカ度 ------       

 



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