山に溺れる金魚

お山にはまってまだ6年。横浜発☆週末日帰りハイカーのお山の記録。
ブログ『深い森の金魚』続編です。

■17歳の思い出リベンジ【唐松岳】北アルプスと美しい八方池《前篇》

2013-08-08 09:58:05 | 白馬・鹿島槍・五竜

※これは2013年7月20日の記事です。

 

やっと北アルプスの天気が良いだろう週末がやってきた。
先週の三連休で登ろうと思っていたのだけど、生憎の天気で延期。
でも延期して正解だったかも。
この日はゴンドラの始発が5:30と最も早いので時間に余裕がある♪
なのできっと日帰りの人も多いだろう。
また先週は天気が良くなかった分、今週に延期した人いるかも。。。

唐松岳への手前にある八方池。
実は高校の修学旅行で来たことがある。
そのときの記憶はあまり無くて、ただ1つ八方池はただの泥沼だったという記憶だけ。こんな池を見に来たのか?という感じの記憶だけ残ってた。
でも山にハマって八方池の存在を再び思い出し、写真を見ると全然違う!
私の記憶にあるのと違う。
私が見たのは本当に八方池だったのか?(そのはず)
もしかして天気が良くなくて池は濁っていたのか??
などと色々と考えを巡らせてみた。
なので今回は写真のような美しい八方池を目にしたいというのも目標。
それにはお天気も大事なので今日はどうしても晴れてもらいたい。

 

たしか3時過ぎに白馬八方尾根スキー場のA駐車場に到着。
思ったより車は少ない。
(ここで気づけば良かったのだけど。。。黒菱林道を車で上がればもっと安価で登れたことに帰宅後気づく。。。下調べ不足でした。。。)

そんなことも露知らず、、、しばし仮眠。

5時近くになると係の人が駐車場代を徴収しに来る。
一台500円。
あ、有料なのね。

5時過ぎるとチケットセンターに列が出来始めたので並ぶ。
我々は前もって割引チケット交換券をコンビニで購入していたので
大人1人往復2600円のところ2340円に。
2人足して駐車場代にはなったw

5時半ちょうどにゴンドラ《アダム》に乗込み開始。
西吾妻山のゴンドラと同じタイプのゴンドラ。
背中合わせに2人ずつ乗る。

すぐに雲海の上に出た。雲が多くて太陽が隠されてる。

天井の換気孔から冷たい空気が入って来て寒い。
このあと吹きっ晒しのリフトだからもっと寒いかも。
防寒のためゴンドラの中でレインウェアを着る。

 

7分ほど乗って次のリフトのりばに歩く。
アルペンクワッドリフト。

レインウェアを着て正解。寒い。
リフトの足元にはたくさんのお花が咲いている。
それにしても雲が多いな~。

 

10分ほどで次のグラードクワットリフトに乗る。

 

ちらっと見えるのは白馬岳。

ニッコウキスゲがたくさん咲いてました♪

上はもっと寒いのかな~?

 

鹿島槍ヶ岳と五竜岳が横に見えます。

これまた10分程。
リフトに乗らずに歩く人も結構いる。
お花が咲いててそれもいいかも。

 

遠くに八ヶ岳。

 

リフトを降りると八方池山荘。
みんな準備してスタート。
私は寒くなりそうなのでトイレで長袖に着替えた。

さー、行こう。

 

やはりお天気の良さそうな土曜日とあって人も多い。
が、思っていたよりはマシ。
整備された木道や石畳を登って行く。
色んなお花たちが早速お出迎え。
青い空も広がってきた♪

イワシモツケ。

ウツボグサ。(蕾)

 

整備された木道があります。

整備された木道と石畳。

クルマユリ。

青い空が少しずつ。。。

 

天気良くなりそう~♪

振返ると雲海。

 

分岐があります。
木道ルートは帰りに歩こう。
登りは岩ゴロ道を登ります。

 

シロウマ、やっほー♪

八方池山荘を見下ろす。

 

ちょっと明るくなってきた。

 白馬三山。美しい山並みです。

 

こっちも青空に。

右が五竜岳。

猫耳のお山が鹿島槍ヶ岳です。

 

五竜岳ドーン♪

 

石神井ケルン。

なだらかな登りが続く。

 

トイレが見えてきました。

すごく整ってるな~。
暑くなってきたのであのトイレでまた着替えます。
(着なきゃ良かった;)

 

 

その間に旦那さんは白馬岳に見惚れてました。

 

第二ケルン。

 

いいね~♪

 

眺めが良いし、登りやすいし快適♪

 

 

空青いし♪
お。あれは。。。

 

有名な顔ケルンですよ♪ 正式には八方ケルンです。

 

さー、次は八方池♪

 

八ヶ岳と富士が見えるじゃないかーっ♪

真ん中の薄いのが富士山。

その左に伸びているのが八ヶ岳です。

 

白馬三山とお花。

お花いっぱい♪素敵でしょ♪

 

こちらは イブキジャコウソウ。

 

八方池手前で分岐。
そのまま八方池の淵まで下りるルートと、左に高く巻いて上から池を見下ろすルートに分かれる。(あとで合流)
八方池の淵まで下りよう。

なだらかな木道を下る。
前を歩いている4人組がお喋りが多くてかなりゆっくりペース。
しかも2本ある木道を両方とも占領しながらなので追い越すこともできない。
ちょっとイラっとするw

 

そして 八方池!!

すごーーい♪
やっぱりコレだよ、コレ。
17歳の時にみたのは幻だったんだよ~。(´∀`)

美しかった。
青い空、万歳だ。
こんなの見てたら絶対忘れないよ~。
17歳の私の記憶にあった泥沼イメージの八方池は今日で美しいものとして上書き保存完了なのです。(´∀`)

 

あっちはケルン側ルート。
帰りにあっち通ります。

ゆっくりしたいところですが、人が増えてきたし、また唐松岳まで登らなくてはいけないので先を急ぎます。

 

白馬岳はいくら見ても飽きない。

 

祠がありました。

シモツケソウ。

なだらか~なルート。

 

白馬岳三山、何度もすいませんw・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・

 

緑も鮮やかで綺麗です♪

歩いてきた道を振返る。

 

団体さんが列をなしてる。

空、真っ青ーーーっ!!

 

ハクサンダイゲキ。

チングルマ。

 

五竜さまと鹿島槍さま♪

 

団体の後ろにつきます。

コバイケイソウと五竜&鹿島槍。

 

暑さを凌ぐかのようにシラネアオイがたくさん木の足下に咲いてましたー♪

 

団体さん、がんばー!

ちょっとした雪渓。

アイゼンなしで行けます。
団体さん、がんばー!
(頑張れないなら道譲って~www)

 

譲ってもらいました。
というか、団体さん雪渓で休憩だそうです。
また巻き込まれたら嫌だから今のうちに引き離そう。

ここから少し登りらしい登り。
緑鮮やかな木々の下を登る。
日差しが強くなってきたので木陰はありがたい。

雪渓を見下ろす。

 

ハイマツ通り。
雷鳥いるといいのにな~。

またちょっとした雪渓。

雪渓はたまに滑りそうになりますが、危険というほどでもない。
軽アイゼン一応持ってきましたが、用無しでした。

ハイマツの中の岩ゴロ道を登ります。

 

ショウジョウバカマ。

 

雲が網目のように。。。

 

チングルマ♪

 


不帰ノ嶮がどーんと見える。

五竜への道も見えてるし。。。

ここは丸山ケルンです。

 

あれが不帰ノ嶮かー。

今回はあそこまでは行きませんけどね。。。

景色を見ながら少し丸山ケルンで休憩です。

 

 

長くなるので、つづきは《後篇》で。。。   ⇒ 後篇へ飛ぶ (クリック)

 

 



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
写真お借りしたいのです (えっさ)
2022-07-31 20:00:48
山におぼれた金魚さんこんにちはエッサといいます
八方池レポ 愉しく拝見しました おねがいがあります 小生
幻想日本一周https://ameblo.jp/essa564239/で今日は白馬へ行きました(ということになっています)写真1葉お借りしたいのです クレジットとURLは明記します upは8/1の予定です ご覧になって不都合でしたら即削除します
よろしくお願いします
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