経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

おじさんはみんなゴルフやる?<4,081本目>

2012-08-25 07:40:00 | ひとりごと
ビジネスのトレンドを感じるために、
ちょくちょく流通現場へ行きます。

そんなに大変なことではなく、
お店へ行って自分がお客様として接客を受けたり、
売場の商品やその陳列などを見て触れてみることなのです。

先日も「ジャケット(の購入)を検討する」と言う設定で、数店舗を見ました。

実際には、買う気がなくても、
そこの販売員さんの接客でついつい購入してしまうこともあります。

まさに「接客力」とも言えるそのお店の力です。

そしてしっかりとした商品知識や、
心地よい接客の上に納得して買った商品に関しては、
「イイ買い物をしたな。」と感じることが少なくありません。

立地や品揃え、価格だけではなく、
販売員さんとのコミュニケーションも立派に商品価値に含まれているということなのです。

3店舗で接客を受けたのですが、
そのうちの2店舗で同じフレーズを言われました。

それは
「(このジャケットがあれば)ゴルフに行くときにも便利ですよ。」
でした。

日野はテニスをやりますがゴルフはやりません。

その店員さんは、
「おじさんの定番スメ[ツはゴルフだ。」と言う認識があるのでしょう。

接客ではいかにそのお客様が望んでいることを察知して、
そのことに集中して情報をお伝えするということャCントになります。

日野を見てゴルフシーンを想定するということは、
「こちらのことを見ていない(聞いていない)な。」を感じます。

つまり、
自分が“売りたいだけ”なのだと感じます。

本来の接客は
「お客様に商品を買っていただき、喜んでいただくこと」なのです。

それが売る側の立場だけで“押しつけ”られても、
お客様にとっては負担になるだけです。

そんな風に感じた接客ではお客様は敏感に感じて離れて行ってしまいます。

お客様と販売員との絶妙な距離感を持った接客がこれからも重要なャCントとなります。










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