集中の仕方。＜4,060本目＞

筋肉には、瞬発的に動かす部分と、
長時間動かす部分がある。

内臓などの付随意筋と違って、
アタマでアスリートは筋肉を動かしていく。

その筋肉もロボットではないので、
永久的に動かすことはできない。

結局、動かすタイミングや時間帯を選択して操っているのだ。

そうなるとその筋肉を操る時間は限られてくるので、
力を“集中”させる必要がある。

そしてその集中力を発揮するために、
何らかの「癖」を持っていることが少なくない。

アスリートが良く使う言う「ルーティン」と言う言葉だ。

“おまじない”と言ってもいいかもしれない。

自分にとってその動作をすることで集中できたり、準備できたりするのだ。

日野が若い頃（今でも若いつもり(^_-)、
テニス競技に出ていた頃は
「気合、気合」と試合中のつぶやいていたことを思い出す。

集中するために、自分に「気合を入れろ！」ともう一人の自分に声をかけるのだ。

オリンピックを見ていても、
“気迫”が伝わってくる選手とあまり感じない選手がいる。

負けてしまうと「気合が空回りでしたね」と解説者は無責任に言う。

気合は入っているが、どこかそれが集中できていないような状態なのだろう。

誰も負けたいと思って試合に臨んでいるわけではない。
気持ちを集中させることが筋力を動かすことができるコトを知っているので、気合を入れるのだ。

ビジネスシーンで気合をしっかり入れていないところでは、
お客様が寄り付かない。

お店に立つ前に
お客様の前に立つ前に
「しっかりと“気合”をいれろ！」











快晴＠最高予想32度だぜ。
なでしこジャパン、いい勝ちで良かったねって来てくれてありがとうございます。