経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

硬いと柔らかい。<3,494本目>

2011-03-07 08:04:00 | ひとりごと
例えば、
赤ちゃんの時は体が柔らかくて、座っていても前のめりになれば胸がピタッと床に着いてしまう。

今そんな状態にできる人は体操選手かそれと同じぐらいのストレッチを毎日続けている人だ。

今できなくても、かつてはできていたことなのだ。
つまりできなくなる時がどこかにあったのだ。

柔らかかった体が硬くなるタイミングは急には来ない。
徐々に硬くなってくる。

アスリートにとって体が硬いことは、可動領域を狭めることになるし、
ケガの心配も出てくる。

ケガや、体の不安があっては満足なパフォーマンスを見せることはできない。
それではプロとしては失格だ。

体の中で柔らかい方がいい部分のもう一つは
“アタマ”だ。

脳の可能性はたくさんの書籍でも言われている。

完全に脳のことが解明できていない部分があるので、ますます可能性は広がってくるのである。

俗に言う「アタマが硬い」と、発想力も弱くなる。
アタマの”可動域”が狭いということだろう。

アタマが柔らかいとは、豊かな発想力を持つことができたり、
人の意見を素直に受け入れることができる状態だ。

こうしてみると”柔らかい”ことはすべてに良いように感じるが、実はそうではないことろもある。

“硬い意志”は物事を成し遂げるためにはどうしても必要だ。

一旦自分で決めたことを簡単にあきらめてしまうような、
“軟弱”な精神はいらない。

突き進めるだけの硬い精神的な気持ちが必要で大切なのだ。

肉体的には柔らかいことは受け入れることができるいい状態で、
精神的には硬いことが突き進む原動力になる状態なのだ。

硬いところも柔らかいところもどちらも持ち合わせた人間だから、
可能性もそのアレンジで無限に広がる。











弱雨@メルマガ配信日。
週の始まり月曜日は明るくスタートして、来てくれてありがとうございます。