経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

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企業診断で喜ばれること。<3,051本目>

2010-03-06 08:57:00 | ひとりごと
中小企業診断士養成過程の「実務補習指導員」に携わって15年以上になります。

中小企業診断士試験は1次試験、2次試験、そして実務補習(旧3次実習)を経て初めて「中小企業診断士」として登録されます。

カリキュラム最後の実務補習は教員でいえば教育実習のようなもので、
実際の企業をグループ(数名)で診断をして、
問題点を抽出し、
課題を設定して
改善案を提案するものです。

とかく“教科書的”な診断結果になってしまいがちなのですが、
先日の報告会では
診断先企業の経営者から高い評価を頂きました。

診断メンバーの苦労が報われた瞬間です。

日野からの指導は
「診断先企業に“愛”を持て」
「手と足を使え」
「お役に立とう!」
です。

お分かりかと思うのですが、診断内容には言及していないのです。

企業は定型パターンがあるわけではありません。
日々変化する経営環境(お客様の志向)にどれだけ対応できるかを問われているのです。

ナマモノなんです。

一つ一つが個性があり、そこが“差別化要因”として有効なのです。
そのあたりが数十枚のレメ[トに表現されていて伝わったのです。

長い時間をかけて調査した内容や、具体的な提案が社長さんに受けいれられたのです。

喜ばれた最後の診断を経て春(4月)からは晴れて中小企業診断士ですね。
お疲れ様でした、そして(ちょっと早いけれど)おめでとうございます。











雨@土曜日。
気温の変化にも負けずに来てくれて、ありがとうございます。


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