星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

「月刊ローチケ」2/15号インタビュー。

2019-02-16 | DEAN FUJIOKA
「月刊ローチケ」2/15号はローソン店内で入手できます。(たぶんHMVでも)。私はまだ・・・。
そしてWEBでも読めます!!ニューアルバムの『History In The Making』は「世界の音楽潮流を意識しつつ、オリジナリティも満点で、聴きどころだらけの刺激的な快作だ」って書かれてる。よしっ!!

●月刊ローチケのTweet 2/15


一緒に世界一周旅行をするようなライブに

(一部を引用させていただきます)
「単純に作った順に並べたんです。日本での音楽制作が始まったきっかけでもある『History Maker』から、いちばん新しい『History In The Making』まで一曲一曲、作っていくなかで学びがたくさんありました。そうして前進してきた2~3年間の自分の音楽的な変化なり成長なりを記録した、いわばドキュメンタリーですね。なので、時間軸に沿って聴いてもらったほうが、自分が体験したものや気づいたことを近く感じてもらえるかなと思って」

タイトルは“いま作られつつある歴史”という意味。「未熟ですがこうして成長を続けております、今後も頑張ります、ということですね(笑)」と謙遜するが、どの曲も「最初からこういう曲を作ろうと思って作った」と言う通り、周到にコンセプトを立てて丹念に作り上げたものであることは一聴してわかり、キャッチーでありながら聴くたびに発見がある。

「『Sakura』は、卒業シーズンに学生服を着た生徒さんたちがみんなで歌っている姿が見たくて、ネオ桜ソングとして作りました。『Legacy』はクリスチャンソングですね。『Fukushima』は『赤とんぼ』や『ふるさと』といった日本の童謡みたいな、構成がシンプルで歌詞も1行で終わるような曲を、と作りました。『History In The Making』はアジアツアーのテーマ曲みたいなコンセプトで、歌詞は中国語でいこうと最初から決めていました。唯一『Accidental Poet』は曲名通りアクシデントで、もともとアカペラにしようとは思っていなかったのですが、このメロディ、この歌詞にぴったりくるアレンジを突き詰めていったら、最終的にこの形になったという感じですね」

1月からドラマ「僕の初恋をキミに捧ぐ」主題歌として流れている「Maybe Tomorrow」は
「最初に原作の漫画を読ませてもらったんです。悲劇にしようと思えばできるけど、明るくコミカルに描かれていて、そこに救いがある。だから、まずスウィングするビートで生きる意志や心臓の鼓動をイメージしました。上モノは彼らの幸せが夢か現実か、あるいは死後の世界なのかわからないようなユーフォリックな感じにして、ダブルミーニング、トリプルミーニングを作っていきました。メロディは子守唄みたいな優しいものにしたかったんです」

聴きどころたっぷりの新曲群。そのなかでもとりわけ深い詩情を残すのが「Fukushima」だ。もちろん福島が彼の出身地であることを我々が知っているからそう感じるということでもあるが、DEAN自身は楽曲制作の際にどんな思いを込めたのだろうか。
「以前は自分の出生地が福島だといっても海外では誰も知らなかったんですよ。ところが東日本大震災以降、世界中ほとんどの人がアルファベットのFukushimaとして知る地名になった。しかもそこにはネガティブなイメージがついてまわる。その情報量をアップデートしたかったんです。イメージを変えることはできないけど、こういう側面もある、ということを、ひとつ足したかった。そこで暮らす人、そこにふるさとを持つ人の思いを、音の景色に表現するとこういう感じになるんだよ、ということを」

2月には『DEAN FUJIOKA 1st Asia Tour 2019“Born To Make History”』が宮城県からスタートする。
「毎ステージ違う感じになると思います。特に国内と海外では大きく違うでしょうね。現時点(12月下旬)で言えることとしては、とにかくたくさん曲をやります。お客さんと一緒に歌ったり踊ったり、笑いあり涙ありみたいな感じで、ドラマチックなアップダウンを考えながらコンセプトを立てて、曲順や構成やアレンジも練っているところです。僕と一緒に世界一周旅行をしたような感覚になってもらえたらいいですね。来ていただければあなたの人生が変わります、というコンセプトでやっているので、人生を変えに来てください」
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