手軽に増やせるクウシンサイ

クウシンサイを植えかえました。


コンテナに植えてあるもが水不足の影響を受けたようなので、思い切って水耕栽培に切り替えました。ざるに洗った日向土を５センチほど入れ、根を洗ったクウシンサイを植え付けて、発泡スチロールのトロ箱に乗せ、根がぎりぎり浸るぐらい水を加えます。週に１回ぐらい液肥を施します。

植え付けたときに１回収穫したんですが、早くも元気な新芽が出ています

クウシンサイは水に漬けておくと簡単に発根します。で、スーパーで買った芽先を５センチぐらい切り、水につけて実験してみました。



実験の結果、葉はある程度残した方が発根しやすいようです。また、葉の付け根に竹の節のようになっているところがありますので、そこを水につけるようにすると、よく発根します。

ところで私が「空心菜」の名を知ったのは「封神演義」です。紂王の怒りを買った比干が自ら心臓を取り出し、太公望に治してもらいに行く途中で、農民の持つ「空心菜」にふと目が行き、自分は心臓がないから生きていられるわけがない、と気づいてしまい、絶命する、というくだりがあるんです。封神演義は明の時代に成立したとされていますから、これは相当古くから栽培されている野菜なんですね。そんな歴史に思いをはせてクウシンサイのいためものを食べるってのも、またおつなものかもしれません。

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