昨日載せられなかった収穫の様子。
ラリーノは加賀太きゅうりになってました。(直径4センチ)
しかもこれ、収穫したのを忘れて一日畑に放置してしまったんですよね。もうこうなったら煮物にするしかないだろうなあ。
これはこのあたりの特産、へた紫なす。
まあ、在来種のなすはたいていへたが紫色なんですが、これはあえてそう呼んでるんでしょうね。割と小型のなすで、成長しても10センチ前後。やわらかいのでお漬物にも向いてますが、家庭料理としてはオランダ煮(しょうゆ味の揚煮)が定番かな?
種も売ってるんですが、たいてい苗で育ててます。シーズンになるとホームセンターやJAで苗が安く出回るんですよ。接ぎ木苗も売ってますが、自根の100円のもので十分。土地にあってるせいか丈夫によく育ちます。
これは「黒丸」って呼んでますが、まあこのあたりのなすです。新潟のなすだったかな。黒十全じゃないけど。
私は賀茂ナスタイプが好きでなんかしら育ててます。形がかわいいし、加工しやすいので。産地はなるべくこのあたりに近いものを選んでます。気候が似てると作りやすいですよね。
ベランダの水耕トマトも、ほとんどが自家採種したものです。
ピンキーの種は去年いただいたものですが、ベリーガーデンで4代、アイコで6代種取りを繰り返してます。今ではだいぶうちになじんで、作りやすくなっています。
このトマトは自然生えした、おそらく「ベネチアンサンセット」とみられる個体から2回種取りを繰り返したもの。
去年まいた種はすべてしましまの模様が現れたんですが、今年はこれだけしまは消えてます。代わりに玉は大きく、卵型にきれいな赤が出ました。
おそらく先祖にこういうトマトがいたんでしょうね。なんとなくイタリアントマトの「リオグランデ」と呼ばれる品種に似てる気がしますが、詳細はよくわかりません。ただ、生食よりソースの方が向いてる気がするので、これは冷凍して、たまったらトマトソースにする予定です。
自家採種繰り返してると、たまにこういう「先祖返り」が出てきたりします。
それを選別して自分好みの野菜を作るのも、自家採種の楽しさです。
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