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ぽたぽたもんばたけ

間借り畑とベランダで何ができるか実験中
猫記事追加してます

トマトの低段摘芯

2016-05-31 08:27:49 | 水耕栽培

ベランダの水耕トマトもだいぶ背が高くなってきました。ただいま50センチほどでしょうか。そろそろ主軸に第3果房も見えてきてますので、このあたりで摘芯します。

ここで重要なのは、必ず第一果房に着果したことを確認してから芯止めすること。ここでなり癖付けておかないと、あとの収穫量に影響するんですよ。実がついてない場合は開花した花をつついて受粉させるか、もう1段待ってその上で摘芯した方がいいです。

摘む位置は、第2果房から2枚目の葉の上です。
その上につぼみが見えてますが、もったいないお化けを排除して主軸を摘芯します。低い位置で実をならせることにより糖分が集中し、甘く大きい実になるんです。これより上に着果させても、小さい実しかならなくなり、それ以降の実もあまりおいしくありません。

摘むときは脇芽同様手で摘みます。
はさみを使うとそこからウィルス侵入することがありますので、手がベストです。

はいこんな感じ。
側枝の方も同様、第1果房が着果したら第2果房の上2枚目で摘芯です。これをやったら摘果せず、実った実はすべて育てていきます。

これ以降は側枝と主軸との光合成で実が成長します。実ってから収穫まで1か月ぐらいかかりますが、その間が液肥の供給のピークになりますので、切らさないように注意して、場合によってはペットボトルのサイズを大きくしてください。

今日はついでにブルーベリーの実にも袋をかぶせます。

最近ベランダに時々鳥のふんが落ちてるんですよ。いままでトマトは食べられたことないんですが、ブルーベリーは分かりません。とりあえず排水溝ネットをかぶせておきます。

こんな感じです。
今年はうちでならせた実の初収穫になりますので、ぜひ味わいたいところです。


一番花開花

2016-05-23 14:00:15 | 水耕栽培

何日も晴れ続きです。畑の方はカラカラで水やりも欠かせないんですが、ベランダの水耕栽培トマトは絶好調。日の光をいっぱい浴びて、ぐんぐん成長しています。

ただいま丈は50センチぐらい。
多少ひょろ長いですが、葉の色は濃いです。でも決して徒長ではなく、茎もしっかりしています。

一番花も咲いてきました。

このころから液肥の消費量が多くなります。ペットボトルで給水しないと追いつきません。
1.5ℓまでつけられるんですが、最初からその大きさにせず、少しずつ大きくしていった方がいいです。

というわけで500mlのものから。
今だとこれが2日でなくなります。2日にいっぺんの割合で液肥を変えると、新鮮な状態で肥料を追肥することができます。
側枝に第2果房がつくようになると、液肥の消費量が最大になります。そのころで1.5ℓが2日でなくなるでしょうか。

実を収穫するようになると、不思議に消費量がそれ以上増えないんですけどね。

さてこちら。春に蒔いたルッコラなんですが、全部撤収することにしました。
あまり大きくならなかったんですが、固くつぼみがついてきまして。やはり夏は葉物は早いです。

これでベランダはトマトのみになりました。開園まであとひと月ぐらいです。


イチゴ定植と容器あらい

2016-05-17 15:56:14 | 水耕栽培

昨夜は結構降ったみたいなので畑出勤はなし、代わりにベランダと鉢植えの植え替え作業をしました。玄関わきのパンジーはそろそろ終了なので土をふるい、苦土石灰で消毒。夏はポーチュラカ植えたいんですがまだ苗があまり出回ってないんですよね。しばらく土寝かせてから苗買ってこようと思ってます。

ついでに「森の苺」もついに定植。

や~っと市販の苗と同じ大きさ。2か月かかりました。

でもこっからが成長早いらしいんですよ。確かに根元を見ると小さいながら子株が出かかってるんですよね。これは市販の苺と違って、ランナーでなく株分けと種で増えるらしいんで、子株を見つけたときにはバッチコイ!と思ったんですが。
さらにロシアではこの種の苺、2月に蒔いて6月にはもう花が咲くらしいです。恐ろしいスピードですね。レタス並みです。

なので肥料切れにならないよう、元肥としてぼかしをばっちり投入しました。さらに水切れが怖いので素焼きの鉢ではなく釉薬がかかったものを使っています。何しろ3株しか成長してない中の一番元気な株、何としても収穫までこぎつけねば。

ところでトマトの水耕用の鉢なんですが、気温が上がるにしたがって液肥に浸かってる部分が汚れてきました。

この緑色の部分は「藻」です。栄養価の高い溶液なんでこれが発生しやすいんですね。液肥を大量に使うタイプよりは量が少ないんですが、それでも成長に必要な養分を奪ってしまうので、なるべく洗い流します。

こんな感じにもう根が張りつつあるので、根を切らないように水につけて優しく洗い流します。
軽くこするだけで簡単に落ちますので、液肥を変えるたびに容器と一緒に洗ってやった方がいいです。今の季節はだいたい2~3日で液肥がなくなりますので、そのたびに洗ってやればいいと思います。
今は根が出かかってる状態ですが、成長がピークになると鉢の周りにびっしり根が張ってきます。そうなるとあまり藻が生えるスペースもなくなってきますので、気にならなくなります。


花芽ついてきました

2016-05-06 15:38:27 | 水耕栽培

昨日までの暴風がようやくやんで、今日はわりに穏やかです。さっきからぱらぱらと雨が降ったりやんだりなので、そろそろ一雨来るんじゃないでしょうか。近い方の開墾畑からさっき帰ってきたところなんですが、やはり乾燥のせいで少々しおれてまして。それでもかぼちゃとの間に植えておいたおかげで、セロリが元気だったのにはホッとしました。

やっぱり植える位置って大切ですね。

ベランダで水耕してるトマトも、そろそろ花芽がついてきました。

この位置、実は朝の11時ぐらいしか日が差さないんですよ。それでも毎年たわわに実をつけてくれるのは、壁に近いところで作ってるおかげだと思います。
太陽が当たっている間、壁が蓄熱してぽかぽか陽だまりになるんですよね。だから多少日陰になってもその温かさで畑より成長するらしいです。実際畑のトマトより2回りほど大きいです。

そろそろ脇芽も出てきてるんですが、まだ脇芽が取りません。
一番勢いのいい脇芽で2本仕立てにする予定なんです。それになるべく葉を多くすることで、光合成を十分させて甘い実を作ろうと考えています。

で、そろそろ誘引しています。
これは去年作った支柱をそのまま利用。スタンドの網目に束ねた支柱を挿し、横棒はゴムスビーで固定しています。
ベランダの手すりは丈夫なのでそのまま使ってます。

こちらは植木鉢を2つ重ねて使用。
ただ、ちょっと軽いので本当は中に砂か砕石を入れるといいなと思っているんです。まだそれを調達していないので、風の強い日はちょっと怖いかな。早くなんとかしなきゃですね。


水耕トマト植え付け完了

2016-04-07 09:42:29 | 水耕栽培

ついにカメラがおかしくなってきたようで、ズーム写真が撮れません。なんで拡大したい写真がボケボケになってしまっています。実は新しく買った方もなんだよなあ。畑に持ってってほこりが入るせいかな……。

ということで、見づらい写真はすみません<m(__)m>

ここのところあったかかったせいか、水耕栽培していたミニトマトが急激に成長してきました。底を見ると根がお茶パックを突き破って伸びてきています。こうなったら植え替えのサイン。栽培容器に定植です。

ペット用のこちらの給水器を使います。これで液肥を供給して最後まで育てます。成長期にはこれにペットボトルをセットして、最大で1日に1.5リットルの液肥を供給します。

栽培容器は、この給水器にセットできる大きさのものを選びます。小さめのようですが、これでミニトマト、パプリカも育てられます。

栽培容器はこれが最適です。側面に穴が開いていて、横からも空気を取り入れることが出来、しかも給水器にぴったり入ります。
ところがこのバケツ型容器、今は製造中止になってしまったようで売っていません。

なので似たような穴あき容器を探すか、ざるに植えつけるようになります。

自作することもできます。こちらは自作したものです。
ふつうの底穴だけのプラ鉢だと根が呼吸困難起こすので、必ず側面に穴をあけてください。市販のペットボトルを使う水耕キットはこの工夫がされてないので、うまく育ちません。

用土は日向土が最適です。
永田農法でも使われているほど、多孔性で根が張りやすく、空気穴が無数にあるので呼吸しやすいんですよ。液肥はこの穴を毛細管現象を使って根まで届きます。
なんで吸収性がよくなるよう、細粒か、せいぜい中粒までが適しています。量はいりません。
最初使う時にはざるに入れて米をとぐ要領で微粉を洗い流しておきます。

いよいよ植え付けです。
まず栽培容器をセットして、中に土がこぼれないよう台所用排水ネットを敷きます。
不織布でできたものよりネット状のものの方がもちます。

底に日向土を溝の高さまで敷きます。
大体2~3センチぐらいです。

その上に苗をお茶パックごと載せます。

あとは中のバーミキュライトの高さまで、周りに日向土を入れて固定します。
根が張らないようですが、水耕栽培は紐で誘引しますので、支柱の必要がないんです。

これで植え付けが完成しました。あとは溝から液肥を注入します。
最初は溝がいっぱいになる2~3センチぐらい、成長とともにペットボトルを取り付け、供給量を足していきます。

まあでも、まだ外は寒いんで室内管理していた方がいいです、そこでGWまではこんな管理をお勧めします。

植え付けした鉢を大きめのトレイに入れて、3センチぐらい液肥をつけておきます。
これだと室内でも場所をとらないし、寒くなったら透明ビニール袋にすっぽり入れれば簡易温室の完成です。
容器に植えつけた時にも寒いときにはそうした方がいいですね。本格的に外に出すのはGW以降になります。