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ぽたぽたもんばたけ

間借り畑とベランダで何ができるか実験中
猫記事追加してます

いろいろ種まきと食べまきパプリカ

2015-09-10 16:49:46 | 自家採種

各地で大雨や強風がひどいようですね。うちの方でも昨日はひどい風で、玄関前の簡易温室が強風で道路脇まで吹っ飛んでいました。夜には電線にものが引っかかったらしくスパークしてました。皆さんもどうぞお気をつけて。

さて、荒天の時には家の中で作業です。古い種の発芽を確かめてます。

これ、在庫の種を播いたところです。水菜とかつお菜、わさび菜とチンゲンサイです。

わさび菜以外は芽が出てきています。わさび菜は3年前の種なんでちょっと心配だったんですが、そろそろ買い替え時かな?芽が出たものはこのまましばらく育てた後に、畑に移植します。どれも成長早いんで、あまり邪魔にもならないだろうし。

こんなこともしてます。
夏の間に飲んだアイスコーヒーのカップの底を切り取り、型を作ります。

それを育苗箱に差し込んで、中にカイワレの種を播きました。
カイワレは土で育てると立派なものができるらしいので。

雨降った次の日はこんな感じに芽が出そろいました。
カップの上まで伸びてきたらカップを持ち上げて根元を切り、収穫です。

一方こちらは6月に食べまきしたパプリカです。
風で倒れてしまうので、紐で誘引しました。

もう丈は40センチほどに伸び、実がついています。
ただし、実は1本に2~3個に摘果しました。パプリカは収穫までに60日ぐらいかかるので、今からだと大体11月ぐらい。それまでに収穫できるのはどう考えてもこの個数が限界です。

でも、収穫できるかなあ。うちの方は11月下旬になるとそろそろあられが降ってくるので、それ以降は室内で越冬になるんですよね。


自家採種と固定種

2015-08-26 10:23:11 | 自家採種

今日は台風のおかげでフェーン現象が発生し、こちらは気温が上昇してます。風も強くてまるでドライヤーの熱風を浴びてる感じです。こんな日は畑仕事も大変なので、室内作業。種取りしてます。

あ、ちょっとぼけたな。お盆の時にとった「グルメでイタリアナス」の種取り用果実です。
以前「ヴィオレッタでは?」と疑惑だった個体なんですが、わたし好みの丸い大きな実がなってくれまして。追熟したらしわしわになってきたので、そろそろ完熟してきたみたいです。

下半分の方が充実した種が採れるので、半分に切ります。
ちょっと固めの種がびっしり入っているので、指でボールに掻きだします。

水に浸すとごみが浮きますので、上澄みを捨てて種だけ残します。
今回はほとんど沈んでますね。充実したいい種のようです。

茶こしに受けて日陰で乾かします。今日は暑くて乾燥してるのですぐ乾くでしょう。
乾いたらチャックつきビニール袋に入れて冷蔵庫。来年の種まきまで保存です。

ナスはこのほかに、ロッサビアンコも種とり用に待機させてます。
いや、合成ではないですよ。実物はグレープフルーツより大きいです。これも自家採種を2回繰り返してますので、だいぶ固定化してきたようです。種取りを繰り返すとその土地に適合する野菜が出来てくるそうですが、確かに丈夫になってる気がします。
このロッサも植え付け時は本当にひ弱だったんですが、7月に入ってぐんぐん成長し、ソフトボール大の実をつけてくれています

 

こちらはバジルの自家採種。葉物野菜はあまり形が気にならないので、時々こうやって自家採種して育てています。

一般にF1種は種取りに向かないと言いますが、そんなことはないと思います。

これはスーパーのパプリカから種を拾い出して播いたもの。ゆっくりですが成長して、ようやくつぼみをつけました。
この姿を見ると結構丈夫に育ってるんじゃないかと思います。

一方、こちらは固定種とされるみやまこかぶの自然生えです。
うちで播くとなぜかかぶにならずに「野沢菜化け」してしまうんですよね。固定種も先祖返りするのかも知れません。

F1でも固定種でも、種取りしていると強いものは残り、弱いものは病気や虫などで消えていきます。
その中からいいものを選抜していくわけですが、あまり形のいいものばかり選ぶとだんだん植物自体が持つ生命力が弱くなるそうなので、ある程度は雑に作った方がいいのかも知れませんね。

 


レタスとトマト自家採種

2015-07-24 15:45:07 | 自家採種

真夏になると畑にいられる時間も限られてきますので、自然家の中の作業が多くなります。まあ7月上旬までは家の片づけもそこそこだったんでちょうどいいんですが……。9月の植え付けに向けて育苗したり、来年用の作付を考えたりですね。自家採種してる野菜もちょこちょこありますので、その辺の処理をしてます。

でまあ、これが秋用に採種したコスレタスです。
花が咲いた後綿毛になる直前で刈り取り、防虫ネットをかけて干してました。ここの所の高温ですっかり乾燥して、綿毛の方も充実してきたみたいです。
ベランダの外で防虫ネットの上からもんでやると種がこぼれます。それをちりとりに集めてさらに揉み、綿毛と種を分離させます。

最後に綿毛だけ息で吹き飛ばすと、ちりとりの上に種が残ります。
これを密閉のビニール袋に集めます。ティースプーン1杯分ぐらいの種が採れました。

緑色のレタスのせいか種は白いです。
これは秋から育てるキャベツや白菜のコンパニオン用。もう3代ぐらい種取りを繰り返してますが、めっぽう丈夫です。食べてもいいのですが虫除けメインなので、丈夫さを優先させて種取りしてます。

こちらはベランダのミニトマト。これも自家採種を繰り返してます。
今回は更に赤アイコも自家採種します。ぷくの大切な思い出の品なんで、連続して育てたいですね。完熟のものをさらに1週間追熟させましたが、赤みをおびて柔らかくなってます。

まずは半分に切り、中のゼリー状の種を採ります。(採った残りはスタッフがおいしくいただきました

これを茶こしに入れて、流水でこするように洗います。そうするとゼリー状の果肉が流れます。

更にこれをお茶パックに入れて、水の中でもんで種だけにします。
周りにゼリー状の果肉が残っていると発芽しないことがあるんですよ。まああまり神経質になる必要はないですが。

最後にそれぞれにラベルを貼り、完全に乾くまでお茶パックごと干します。
保存はチャックつきビニール袋に入れて冷蔵庫に。そのまま来年の春まで保存して播いています。

今年は少なくとも4種類のトマトを採種しました。来年は加工用のトマトの種購入しなきゃですね。
さて何にしよう

 


爆弾低気圧の吹雪

2015-03-10 17:28:08 | 自家採種

なかなかあったかくならないこちらです。今爆弾低気圧のせいで季節外れの吹雪が来てます。うっすら積もる程度なんですが、明日、あさって雪マークついてますので、まだしばらくは冷えるでしょうね。

室内育苗組は急きょ対策を。

お湯を入れたペットボトルを育苗箱に入れます。

こちらは発泡スチロールに入れてる育苗組。加温はしてないんですが、さすがに今日は冷えます。
この状態でふたをして3日、寒さが去るまでしばらくいてもらいます。

ヒーター加温してる方はようやく芽を確認できたものも。

イタリアナスの「ブラックビューティー」、ようやく根を伸ばし始めました。
時間かかりましたね~。播いてから2週間かな。ロッサビアンコの方はまだ兆しも見えないので、今日追加まきしました。

トマトの方は6種類すべて発芽しました。今の気温では加温してもトマトの育苗が限界なのかも知れませんね。
3月も下旬になればナスもいけると思うんですが……。去年とあまりペースが変わらないかもです。

ジャガイモはいい感じに芽が出てきました。最低気温が5度以上になったら植え付けでしょうか。

ようやく芽の兆しが見え始めた十勝こがね。これが芽が出たら一斉植え付けでしょうね。
たぶんそのころには爆弾低気圧もなりをひそめるんではないかと……。

 


くらかけ豆の選別

2011-11-09 15:54:20 | 自家採種

ネットで乾燥させていたくらかけ豆をさやからはずしました。

今年は結構虫に食われてましたので、これ以上被害が広がらないように豆の2割ほどが熟した段階で収穫しました。完全に乾燥させる前に、熟した豆と未熟の豆を選別し、それぞれの用途で使うことにしました。

4本の株のうち、

未熟豆はカップ2杯分。こちらはすぐに調理して食べてしまいます。

完熟豆はカップに1杯分。こちらはさらに乾燥させた後、来年用の種を選別していきます。

これは市販の豆から発芽させた第3世代なので、結構いろいろな性質が出たと思うんです。全体的に虫には弱かったかなとは思いますが、その中でも結構実をつけた株もありました。
でもあえて区別せず、多様性を維持しながら来年も10株ほど育てたいです。(枝豆としてもおいしいし、乾燥してもいけるので)

このまんま代を重ねて、病虫害に強い株に成長してくれれば いいですが、はたしてどのぐらいかかるのか?