秋冬野菜の種まきの季節がやってきました。
例年この時期に頭を悩ませるのが、「去年の種をどうするか」と言うこと。場所が狭いのでどうしても余るんですが、とっておいても芽がでないことも多々あるんです。
たとえば、ニンジンやパセリなどのセリ科は次の年までもちません。あと、アブラナ科のものも種類によってはがくっと発芽率が下がります。水菜やレタスは去年のものはまず芽が出ません。私の管理の仕方もあるでしょうが、こればかりは毎シーズン種を買うことにしています。
これは白菜の育苗の様子なんですが、
左が今年買ったタイニーシュシュ、右が去年のミニ白菜。
2粒ずつまいたんですが、右は明らかに半数以下……。
まあ、ペレット種子を使ったなどの条件の違いはあるんですが、ここまで露骨だと播きなおしした方が早いんで、今日芽が出ていないところに追加で2粒ずつ播いておきました。9月に植え付けの予定なので。
で、以下種まきしたものの様子。
これは今年買った源助大根の芽。大根は例年結構もらうんで作ってなかったんですが、今年はちょっと袋栽培で育ててみることにしました。
播いて5日目の様子。発芽率は100パーセントでしたので、間引いて3本にしました。
金光菜は今年買った種。播いてから2週目の様子。ここのところ涼しいせいか、急に成長してきました。
その株間がちょっとあいてもったいなかったので、
5寸ニンジンを播いたら、4日目で双葉が出てきました。
これはやんちゃまきしたチンゲンサイ。1週間目の様子。
これもニンジンと一緒に今年種を買いました。
この辺は去年買った種。上がかつお菜、下があやめ雪です。
チンゲンサイと同日にまいたんですが、かつお菜は発芽率が悪いですね。
あやめ雪はペレット種子だったせいか発芽率は80パーセントほど。これも間引いて3本にしました。
こうやってみるとペレット種子は保存状態がいいみたいですが、そうでないものは古くなったら大目にまくようにした方がよさそうですね。