福島原発事故の処理水の放出が始まって、
各地に「嫌がらせ」の迷惑電話が来ている、
という報道がある。
まあ、迷惑電話というのは理解出来るけれども、
僕には「嫌がらせ」とわざわざ言うことにひっかかる。
ここは、「抗議の」というのが本当ではないかと
思う。
政権は「科学的」と言うけれども
僕は「ごまかし」と「犯罪」だと思っている。
処理水にはトリチウムだけしか入っていないように言って、
世界各国でも出しているから問題無し、と「ごまかし」ているが、
処理水には取り除けない核物質が入っているからだ。
そして、核物質の入っている処理水を放出することは
いくら微量とはいえ、
それは、不法投棄、すなわち「犯罪」だと思う。
「科学的」に、人間そのほかの生物に対して「害が無い」
かも知れないけれど、
それは「倫理的」にやってはいけないことではないか。
それを、「科学的」だから、何が問題だと開き直るようでは
おかしくありませんか。
少しは、申し訳なさそうに、世界から日本と言う国が消えても仕方なさそうに、
そんなふうにするのが、人の道ではないでしょうかねえ。
それが嫌だったら、ただちに放出を止め、
別の方法をとることが、世界を救い、日本を救うことだと僕は思う。