ももちゃんねる

日々の暮らし、飼い猫のこと、ガーデニングなど気ままな日記。

トムちゃん

2008-04-19 14:55:01 | 
私が就職した年に

同僚の知人の家で、子猫が生まれました。


お父さんとお母さんが、立派な体格の黒猫で、

子猫はブラウンタビーの子が2匹、黒猫が2匹・・

ブラウンタビー好きの私は、

迷うことなく、一匹の雄猫を貰う事にしました。

50ccバイクの荷台にくくりつけた段ボール箱に入れて

国道を駆け抜け、

20分ほど箱の中で「シェイク」された子猫は、

「トム」という名前をつけられ、実家で暮らすことになりました。





(実家前の沼のほとりで・・・8歳頃)





初めの頃、あまりいい顔をしなかった両親も、

いつの間にか、お刺身を一緒に食べる間柄になり

すっかり家族の一員となりました。






(数年後、新しく家族になった「ミミ子」と世間話)






(その後、実家前に捨てられた「ダン」が仲間入り・・にぎやかだった頃)




あの日から、26年間経った2007年の暮れ

トムは、母の腕の中で永遠の旅に出ました。






(26歳になっても、猫パトは欠かさない「トムちゃん」)





(2007年3月・・ぐっすり眠るトムちゃん・・私が最後にあったとき)





普通の猫の二倍の一生を、私たち家族とすごしてくれたトムは

ペット霊園で、先に逝った「ダン」や「ミミ子」とともに、

静かな時間を過ごしています。





(ペット霊園の会員証は、ペット霊園にあります。
長生きだったトムちゃんに、あやかりたい人が拝んで行ってくれているそうです。)



小さな頃から、病気知らずで飼い主孝行な猫でした。

年取ってからは、夜鳴きなどちょっとボケ気味なところもありましたが

母の手厚い看病で、本当に幸せな一生だったと思います。


長年一緒だった猫がいなくなって、

母は、とても淋しそうでした。

私たち子供よりも、おそらく長い時間を、

共に過ごしてきたのですから

当然の事ですね。


母も、父も年をとっていますから、

トムが、最後の猫になります。

ペットを飼うと一言で言っても、その子の一生を預かるのですから、

責任を持って面倒見なくてはなりません。

私も、自分の年齢と相談しながらの猫人生です。




  可愛い子猫時代(菜月)・・・ちょっと覗き見



これからの連休中、ペットショップで多くのペットが売られていきます。

野良ちゃんたちの、子供達も沢山生まれます。



どうぞ、飼う時は、どんな事があっても一生面倒見てあげてください!

その自信のない方は、あきらめる選択も、愛情の一つです。


お子さんが、欲しがって飼われる時も、

親御さんが責任を持って、飼ってあげてください。

ペットは、オモチャではありません。


動物は、結構長生きするのです。

楽しい事のほうが多いけれど、大変な事もたくさんあります。


皆、神様から授かった命に変わりありません。

どうぞ大切に・・

そして幸せな時間を、沢山作ってくださいね。



 陽だまりの子猫(エリカ&菜月)・・・・安らぎの時間


ぽっちっと・・

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