勿怪の幸い。

福長千紗の制作日記とあれこれ

アーティストトークと観劇とコーヒーカップ

2013-10-20 00:13:11 | 徒然
今日は友達の画家、後藤靖香と現代アーティストの重鎮?やなぎみわさんのアーティストトークに行ってきた。
それぞれ作品を画像と共に紹介し、質疑応答をするという形で進んで行く。
これ、面白かった。
やなぎみわさんの後藤作品の表現の仕方が、自分の思っていた事をピタッと言い表してくれたというか、形を与えてくれたというか。
後藤さんの作品は、調べた事を溜めて自分に取り込んで出すという方法だと、自身で言っているが(今かなり大雑把に書いている)、そうやって作られた作品をやなぎみわさんは、メディア(印刷物)的だ、と表現した。
順番が変わってしまうと意味が違ってくるので訂正するが、メディアと表現した後に後藤さんは作品の作り方を話した。
や、これ、すごいよ。
所謂絵画のようにやわやわした物より平たい印象で(漫画的や劇画とか言われる所以か?)、けれどそんな一枚ものじゃなく、其の周りの事ががっつり描かれているなと思っていたが、それを何と言えば伝わるのか、と思っていたのだ。
納得!
流石、うまいなぁ。
やなぎみわさんの作品も、後藤さんの作品も、この後観に行った鉈切丸(初いのうえシェイクスピア!長い!!)も、結局描かれているのは人間の事で、今読んでいる小説(おくらばせながら、永遠の0)もそうだ。
賛歌である、とは言えない内容の物もあるし、みるべき点は其処だけではないけれど、伝わるのは人の事。
面白い(善悪や良い悪いは別にして)のも人の事。
結局は何を媒介にしても、魅力あるものは其処にある。

写真はお昼に入ったカフェで感じた人の仕事。
素敵だ。
欲しくて作家さんを聞いてしまった。
手の出るお値段なら、お迎えしたい。
今日はギャラリーがお休みで残念ながら拝見は叶わなかったが、再びお会いできたなら、追って報告となるはずだ。

自分の作品も頑張ってますよー。。。ナメクジですけどももも。

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