勿怪の幸い。

福長千紗の制作日記とあれこれ

続々々々修理

2015-04-19 20:45:25 | 制作日記
耳、手、金魚仕上がり。






人形に直接セロテープが貼られていた部分と、股関節の球の塗装がひどいことになっていたので、修理。






よほどグリグリしなきゃこんな事にはならない。
強引に座らそうとしたのだろうな。
後、人形の塗装に使った事の無い色が擦れて付いていた。

頭部のように、髪の毛で隠れないので、薄く磨いて一番上の層を剥がし、肌の色を新たに足さずに汚しをかけ、もう一度磨き、仕上げにした。
剥がれた所や下地は見えているが、肌の色に違和感があるよりは経年劣化に見えるかな、という程度。
セロテープが貼られていた部分も、患部が股関節付近だったので、同じように。



セロテープの箇所は、口にはしませんが、写真と股関節付近という事で推し量ってください。

本当に気持ち悪い。



続々修理

2015-04-09 23:35:05 | 制作日記
まだあるんかい。
まだまだあります。




髪の毛、耳。
こうなったら、櫛が通らない。
手ぐしでなんとか、と思ってみたが、指に絡みつく髪の毛。
手ぐしも諦めて、手を離したら、抜け髪の毛が。

しょうがないので、断髪後、毛を剥ぎ…悲しい。

こんなにされなきゃならないのか。


頭を少し磨いてボンドを取り、耳再生。
塗料を剥がし、磨き、粘土を盛る。
左耳は苦手だ。
更に、この人形を作った当時の右耳に合わせて作らなきゃならない。
しんどい。かなり、しんどい。

とりあえず、今はここまで。
肌の色を合わせていく作業が待っている。
なんの修行なのだろうか。これは。

馬鹿な大人に、躾けられずに馬鹿な大人になり、馬鹿なまま過ごすのか、頭を打って目がさめるのかは知らないが、のうのうと偉そうにフォトグラファーの卵なのだと生活しているかと思うと、イライラが止まらない。
本当、腹が立つ。





続修理

2015-04-09 22:46:47 | 制作日記
続きです。




欠けたところ。
三枚目は欠けた部分を貼り付けました。



盛って乾かして磨いて。








両手…




金魚。
これは梱包から出したら割れていた、とのこと。
最早何が嘘か本当か。
梱包から出した時、雑にあつかったんじゃないの?
としか思えないけれど。
何に対しても疑惑。

ここで一旦締め。
まだ続きます。




私、始動。修理開始。

2015-04-09 22:13:18 | 制作日記
修理開始です。
2月末からひたすら体調が悪く、咳がとまらなかったのだが、仕事の繁忙期も終わり、凹んでいるだけでは何も進まぬと、開始を決めた。
修理が済み次第ブログを書くかと思っていたが、量が多いため、随時というか、少しずつ載せることにした。

乳首とれてます。

ひっつけました。
この乳首、私が作ったのですが、深めに掘って貼り付けてあったし、今まで何箇所かで展示し、雑な扱いをしても取れなかったのに、何をしたのか。
引っ掻いた?触った?
気持ち悪いな…。


指先が完全に欠けてました。
これも貼り付け。
これはこれ以上触らずに置いておく。
ヒビはみえるけれど、下手に触ると肌の色が変わってしまうので。


これも完全に。

貼り付けて

掘って、盛る。


磨いて着彩。
この人形は、白いのであまり肌の色を気にしなくても良かったが、のせすぎは気をつけなくてはいけない。
わざとらしくならないようにするのが大変であった。。。






風神。
欠けを埋め、磨いて着彩。

長くなるから、一旦締め。
まだまだ続きます。